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毎日小説

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毎日、短編小説を掲載していきます。 本当に些細な話題を取り上げていきます。
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#短編小説

どうせ死ぬつもりだから、ブラック企業で働くことにした(短編・毎日小説・9/10)

小説部分「もう生きることに疲れたな。」 俺は30数年間生きてきて、この先50年以上もまだ生き…

初めて文字が生まれた日(短編・毎日小説・9/8)

小説部分 『文字の開発・読み書き』は人類にとって史上最高の発明である。 この物語は、そんな…

何でも消せるクリーナー(短編・毎日小説・9/7)

小説部分 「どんなモノでも消せるクリーナーを開発しました。」 開発者の田中一(たなかはじめ…

俺の大事な妹(短編・毎日小説・9/6)

小説部分 妹が女性だと認識したのは、一体いつからだっただろう。 俺と妹は小さい頃からいつ…

とあるアイドルの発言が世界を揺るがす(短編・毎日小説・9/5)

小説部分 炭坑男になればモテる。 2020年にそんな噂が日本中を駆け巡った。 超人気女性アイド…

人生オークション(短編・毎日小説・9/4)

小説部分 「今日で俺たちの運命が決まるね。」 「そーだな。今日のオークションで買い付けを…

恐怖のベッド(短編・毎日小説・9/3)

ベッド。それは、人が1日の疲れを癒してくれる最高の癒し処。 ベッド。それは、人が愛情を表現する最高の表現処。 ベッド。それは、人が一番無防備になってしまう最高の危険処。 俺は工場で働く一介の作業員。 誰にでも替えがきくような作業員。 都合が悪くなったら、いつでも首を切られる作業員。 でも、俺は悲観していない。 月給が手取り20万円を切る給料しか手に入れられなくても悲観していない。 なぜかって? 俺には公には出来ない秘密の趣味があり、その趣味が充実しているから。 そし

宝くじの日(短編小説・毎日小説)

『誰かに見られている。』 毎日、歩いている道が今日は獣道とも戦争・紛争地域とも表現できる…