2021.0320 春分の日-雀始巣(すずめはじめてすくう)-
今日は、春分の日。
太陽が真東から登り、真西に沈む日。
1年に2回やってくる昼と夜の長さがほとんど同じになるそんな今日は、くもり空。そういえば前回の秋分の日は雨空で、空を見上げてもそれが昼の空なのか夜の空なのかよく分からない間に終わってしまったような気がする。
それはそうと、春分は「しゅんぶん」秋分は「しゅうぶん」なわけだけれど。どうもこの二つの区別がつかない。
昨日も「明日は春分の日ですね」なんて言おうとしつつ「明日はしゅ……ぶんの日ですね」と紛らわせてきた。
なんならわたしの第二言語である手話も、「春」と「秋」が紛らわしい。
・「春」は、両手で風をお腹のあたりから顔の下にかけて風を掬い上げる。穏やかな表情で。
・「秋」は、前方から首や顔に風を送る。涼やかな表情で。
いやいや。どっちも風吹かせているだけやん。「穏やかな表情」とか「涼やかな表情」ってなんやねん。
とりあえずよく分からないから、口の形で「は・る!」とか「あ・き!」とか言っているけれど、日本語で発音しようとしても手話で表現しようとしてもややこしいって本当にどうしようもない。
そんなことを考えながら、「しゅ……ぶんの日」って言ってみたり「は・る!」なんて大きく口を動かしながら手話をしている。
こんな調子だから、noteに「春分の日」と出したくても「しゅう」と打ってはBack space を連打して「しゅん」と打ち直す作業をかれこれ3.4回繰り返している。
そんな3月20日。
そういえば、二十四節気では「春分の日」だけれども、七十二侯では「雀始巣(すずめはじめてすくう)」と言うらしい。
雀が、巣を作り始める頃。
今年はまだ雀に出会えていないな。
春が近づいていく中で、ちょっとずつお目にかかれるといいなぁ。
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