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「経血量が多い・日数が長い」時のトラブルについて

こんにちは!サンコー薬局羅漢店の岡本です。

前回は 経血量のトラブルについて お話しました。

今回は、『経血量が多い、日数が長い』というトラブル時に考えられる病気について解説していきます✨🙌

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■子宮内膜症■

内膜組織がどこで増殖するかによって、いくつかの種類に分けられます。
中でも子宮壁内に発生する『子宮腺筋症』の場合、子宮自体が大きくなって内膜の容積が増えるため、生理の出血が増えて期間も長引きます。レバー状の塊も出やすいです。

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■子宮筋腫■

子宮内膜症と同じで、筋腫ができることで子宮内膜の容積が増えはがれる内膜の量が多くなる上、子宮の収縮がスムーズにいかなくなるため生理の期間が長引きやすく、出血量も多くなりがち。レバー状の血塊も多くなりやすいです。ただし、子宮の外側にできる筋腫の場合は、量や日数に影響が出ることは少なくなります。

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■子宮頸管ポリープ■

子宮下部の細い頸管部分にある粘膜にできるポリープで、充血しやすく傷つきやすいため、生理と生理の間に出血したり、生理の後も出血が続くことがあります。出血量が急に増えてきたり、日数が長くなったりした場合には、ポリープの可能性もあります。

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■流産、子宮外妊娠■

自分では生理と思っていても、妊娠に気づかず流産している場合や、子宮外の場所に受精卵が着床してしまう子宮外妊娠の場合もあります。いつもより下腹部痛がひどかったり、出血がいつまでも止まらない、生理が予定より遅れ、出血が異常に多いときなどは要注意。どちらにしても婦人科の受診が必須です。

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■血液疾患■

血小板が減少してしまう自己免疫疾患や急性の白血病などでも、経血量が増えたり、期間が長引いたりします。異様に青あざができやすかったり、体調不良が続いている場合は医療機関を受診しましょう。

►次回は、
『経血量が少ない、日数が短い』という
トラブルで考えられる病気の解説をしていきます!

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