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ボクの、好きな人

ボクにないモノについて

人柄のまるい人が好きだ。ボクの好きな人は、まんまるだ。かっぷくがいいわけではないけど、なんとなくカタチも丸く見える。たぶん、パーソナリティがそう思わせるのだろう。

みたらし団子が好きなことも影響しているのかもしれない。お団子を食べている時の、あの幸せそうな顔を見ると、また買って来たくなる。おいしく食べると得をするのだと思った。

会話をする時は、ついつい職業病でボクが質問することが多い。答えなくてもいいことだらけだろうけど、いつも素直にありまのままを話してくれる。壁を作らない。飾らない。なにより、やさしいのだ。

人がいて、自分がいる

その人は、デザイナーで、職人で、喫茶室のオーナーで、社長で、校長で、講師で、パパで、夫だ。さまざまな肩書きを持ち、いろいろな役割を担っている。

たのしいだろうけど、そのぶん気苦労も絶えないと思う。でも、自分優先ではないのだ。必ず関わる人のことを思い、まずその人の心配をする。自分は二の次なのだ。

自粛要請が出ていることで各方面の運営は容易ではない。それでも、スタッフさんやお客さんのことを第一に考え、粛々と今だからこそできることをしている。

人生の課題

翻って、ボクの場合はどうだろう。比較するわけではないけど、自分を優先させることが少なくない。それが良いこともあれば、もちろん悪いこともある。人それぞれだし、立場も違う。

昔よりも薄まったとはいえ、まだまだ我は強い方だと思う。だから、屋号を「さんかく」にした。まんまるにはなれなくても、せめて「さんかく」くらいにはなりたいと願っている。

なかなか簡単ではないけれども、いつかはボクの好きな人のようにまんまるになってみたい。「さんかく」から、まるへ。ひとつの課題が見つかった。少しずつ、少しずつ、角を磨いてまあるくなっていきたい。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!


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