Chapter3:公務員の勉強をガチる 2021年1月~2月

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こんにちは。三条です。

1月の地獄のレポート期間を終え、ようやく公務員試験の勉強に本腰を入れられるようになりました。今回はどのように勉強したかというお話がメインとなります。

まず初めに、予備校の通信講座を取っていましたが、

講座は一つも視聴しませんでした。


なぜなら、講座を聞いて満足するのが嫌だったし確実に身につかないと思ったからです(ただしこれは安易に真似しないでください。個人差が激しいです)。自分でテキストを読んで分かるまで定着させる方が確実に早い、と考えていました(この考えは自分にはバッチリ当てはまってました)。


とはいえ、時間が限られる中でほぼ独学するには余計な参考書を読む時間はありません。その中で自分が先輩方の声を聞きつつ選んだ参考書は以下の通りです。

[政治系科目]
・TACテキスト政治学
・TACテキスト行政学
・TACテキスト社会学
・TACテキスト経営学

[法律系科目]
・郷原豊茂の民法 (1) 新・まるごと講義生中継 第2版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ)
・郷原豊茂の民法 (2) 新・まるごと講義生中継 第2版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ)
・新谷一郎の行政法 新・まるごと講義生中継 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ)

[経済系科目]
12月にちょっとやって挫折した(都道府県庁受ける人は絶対真似しないでください)


まず政治系科目から行きましょう。

TACのテキストしか勝たん!!


というお気持ちです。TACのテキストのためだけでもお金払った価値があったと言っても過言ではありません。他の参考書はほぼ要りません。強いて言えば用語や人名を定着させるために以下の本があってもいいでしょう(私は使いませんでしたが)。

・公務員試験 行政5科目まるごとパスワードneo2

しかし、これら以外は要らないと思います。TACテキストは受講生でなくてもメルカリ等で仕入れるべきレベルでオススメのテキストです。いいところは以下の通り。

・最重要部分は穴埋め、重要部分は下線や太字、細かいけど理解に役立つ部分は細字といった感じで緩急がはっきりしている
・クスっとなるようなボケとツッコミが充実しており、読む段階で飽きたり挫折したりするリスクが低い(政治学・行政学のみ)

政治系科目における最大の敵である「飽きた」「挫折した」「で、何が言いたいの?」という気持ちを持ちにくいので最強のテキストだと思います。どうやったらこんなテキスト作れるんだろう……
国家一般職、地方上級用のテキストでしたが、国家総合職の択一試験まで対応できます(過去問は別)。総合職の記述試験対策では記述対策のテキストが別に必要になると思いますが、ベースはこれでほぼカバーできます。



続いて法律科目にいきましょう。憲法はほとんどやっていたことは前回お伝えした通りなので、民法と行政法について書きます。まずは民法です。

まずテキストについてですが、法律研究サークルの前会長のオススメ本をベースに勉強していました。それが郷原豊茂という人の民法実況中継ですが、

神!!!!!!!!!!!!!!!!






この本はマジで神です。司法試験受験生ですら苦労する民法の概要を実況中継形式でとことん分かりやすく説明してくれます。最強です。神か仏か。
TACの政治系科目のテキストより読みづらいかもしれませんが、それは民法自体がとても難しいしめんどくさいからです。むしろ、普通の参考書を読むと間違いなく挫折するし授業聴いてもちんぷんかんぷんになりがちな民法をよくここまで分かりやすく説明してくれるものだ、と感動するレベルです。
そんな郷原本を読みこんで勉強した私ですが、

民法はめちゃくちゃ苦労しました。


毎日民法漬けになっても1周するのに最低1週間かかるし、一つ一つの内容が分かっても文章になると途端に意味わからなくなります。最終的にはTACの過去問題集を解くことで鳴らしていきましたが、民法はマジでもっと早く手を付ければよかったと思いました(本番の得点率は半分を死守したけど)。
まとめると、郷原本を飽きるほど読みまくって問題集を解けば割とできるようになります。ただし、量が膨大なので深入りしないように。


行政法については政治学・行政学と関連する部分が多いので、もし政治系科目を使う人はそれらの内容に目を通してから同時並行で行政法をやると相互に補えて良いです。また。民法と比べて実況中継本を読了できるスピードも早いです。2日で1周を目安にしましょう。そして何周も回しましょう。

あとは問題をなるべく解きましょう。読んでるだけだとつまらなくなるし、問題を解くことで定着度が分かるのでオススメです。


なお、教養科目はどうなんだって話ですが、この時はほとんどやらなかったです(あまりお勧めしません)。3月から数的処理はぼちぼちやりました。自分は専門科目を先に片づけた方が良いと思って実際にその見立ては当たりましたが、そうでない人もいるので注意です。自分なりの勉強順序を見極めて実行するのが吉です。この記事の勉強法は万人受けするものではないです。


勉強関連では最後になりますが、科目別過去問集は予備校に通っている人はそこから配られるもの、独学の人はスー過去でいいと思います。複数の過去問集に手をつけず、同じ過去問集を何度も回すのがミソです。大事なのは回数です。



~勉強場所について~

半分おまけ半分ガチのテンションで勉強場所について少しお話しします。
まず私がどこで勉強していたかという話ですが、12月から1月は自分の部屋でした。ただ、1月頃からTACから送られてくる教材と散らかし癖のせいで汚部屋と化し、勉強できる環境ではなくなりつつありました。とはいえ、近所の図書館は自習利用が制限される貧弱図書館。学校の図書館も春休みで開館時間が短い。そんな時に見つけた選択肢が



近所の漫画喫茶


でした。え?と思います。無理もありません。しかし、漫画喫茶ってめっちゃいいんですよ。仕切りあるし、デスクライト借りられるし、ソフトドリンク飲み放題だし。そして何よりのメリットが

パック料金の時間を超過しないようにめっちゃ集中できる。



これマジでデカいです。漫画喫茶には3時間や6時間のパック料金があるんですが、1分でも超過すると何百円単位のお金が発生します。だからこそ、余計なお金を発生させないように時間を意識して徹底集中できました。

当然ですが、自室や図書館で勉強できる人はそちらを活用してください。わざわざお金を払う必要は微塵もありません。
しかし、集中したいけどなかなかいい環境が無いと困っている人には漫画喫茶をオススメします。喫茶店のコーヒー1~2杯の値段で飲み放題とかなり良質な環境が保証されます(店舗の治安にもよるけど)。コロナ禍で増えたワーキングスペースや自習室より圧倒的に安いです。

勉強に集中できないなら環境に課金しよう。ここでお金をケチると一生の損になるぞ。




今回は公務員試験勉強法という色合いが濃くなりました。次回は2月と3月上旬の民間就活の状況をお送りします。なお、公務員試験対策については上記のことを2月も3月もやっていました。あまり変わり映えは無いです。それでは。


Chapter4に続く

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