闘病記① 自覚症状〜24歳で再生不良性貧血を発症〜
※闘病記では、過去につけていた日記をもとに、その時の心情になって記憶と記録を整理して書き記します。10年経った今の私の心情も入りますが、主に当時の私をメインに書いていきます。
忘れもしない、2009.7.24(金)、私の人生が変わりました。
まずはさらに遡ること1週間前。
7/17 金
今思えばこれが初めての自覚症状でした。
この日、入浴中に手足のムダ毛処理をしたんです。
翌朝、きれいになったはずの私の足の。
毛穴という毛穴に、赤い点々が。
血、、、ではなさそうだし、、、湿疹かな??
でも特に痒みもなく、でもなかなか消えず全体に足全体に広がっていたので怖くなり、会社が休みの月曜日を待って、皮膚科を受診しました。
熱を測るようにいわれ、平熱が低い私が微熱があることをこの時初めて知りました。
結果は、原因不明。
とりあえず殺菌?どう説明されたのか忘れましたが、紫外線を当てておきましょうと。
ベッドに寝かされ、両足に青白い光を当てられた記憶があります。
そしてビタミン剤が出ました。
(ちなみにこの湿疹は、のちに点状出血ということがわかりました。)
なーんかはっきりしないし気持ち悪いなぁ、なんだろうなぁ、と思いながらも微熱もあるようなので、月火と休日をゆっくり過ごし、水曜日から日曜日まで、5連勤の予定でした。
この週は金曜日の夜に、ものすごく大事な仕事がありました。絶対に外せない。這ってでも行くような、大切な仕事でした。
ちなみに当時の私の仕事は、子供が大好きで、ベビーシッターの資格を取り、企業内保育所等で働きながら勉強をして、保育士を目指しておりました。
そして翌々週には、当時は確か年に一度しかなかった保育士の国家資格の受験を控えていました。
ここで二つ目の自覚症状。
水、木と日中、強い倦怠感。
とても暑い日が続いていたので、夏バテかな、と思いました。
とうとう木曜日の朝は、出勤中の電車の車内で過呼吸のように呼吸が苦しく、生汗が大量に出て座り込んでしまい、気分が悪くて一度電車を降りました。こんなことは初めてでした。
ベンチでしばらく休んで、再度乗車、そして出社。
完全に夏バテだわ、と思いましたが、たかが夏バテ!熱も微熱だし!と、周りには黙って仕事をこなしました。
月火が休みの会社だったので、次の休みまで微熱がおさまらなかったら病院を受診しようかなと思ってました。
そして7/24 金曜日。
朝起きると、ひどい頭痛。
お弁当作れないや。
トイレに行くと、そろそろかなと思っていた生理が始まってました。
が。出血が、、、なかなか止まらない。
いつものより大きめのナプキンにタンポンをつけてトイレを出るけど、10分とたたないうちにまたトイレ。
3回ほど繰り返し、これは明らかにいつもと違うぞと。怖くなってきました。至急の病気かもしれない。
心臓もバクバク、頭もガンガン、熱は7度台後半。
"これはなにか大変な病気かもしれない"
初めてそう思いました。
とても出勤できる状態ではなかったのですが、夕方にとても大切な仕事が控えてたので、往生際が悪いのか、責任感が強いのか、この時私はこんな状況にも関わらず、午前半休をいただけるように会社に電話をして、家のすぐ前にある内科を受診しました。
かなりふらふらでした。
貧血なのか頭が割れそうに痛かったのを覚えています。
待合室で座ってるのもしんどかった。
横になりたいのに、たくさん患者さんが待ってるので横にはなれない、早く呼んでくれ、辛い、苦しい、壁に寄りかかりそんな思いで目を閉じて待ってました。
採血をして、結果が出る頃、まだ他にもたくさん患者さんが待ってあるのに、この時私はこそっと先に呼ばれたと思います。
結果を渡されて。
白血球が異常に少ない、うちでは見れない、医療センターに紹介状を書くので、すぐに行ってほしい、
とだけ告げられました。病名はわからないと。
"白血球が少ない"
そう聞いて、1番最初に頭によぎったのが、白血病でした。
先生、白血病ですか?
震える声で聞きました。
"わからない"とまた言われました。
手が震えていました。
頭が真っ白になって、、、
医療センターへはどうやっていきますか、歩けますか、救急車呼びましょうか、運転はしないでください。どなたかおうちの方はいますか、
そんなことを聞かれましたが、1人になりたかった私は断り、会計を済ませ、とりあえず病院を出ました。
どうしよう
どうしよう
どうしよう
白血病かもしれない。
その場ですぐにネットで調べると、白血病は白血球が異常に増えるのですが、少なくても白血病のこともある、と出てきました。
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