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えりょん
2023年8月30日 12:10
窓を開けたら少しだけ欠けた月が紺碧に溶けていたああ、優しいな、と思ったときおりぬける暑い夏の生ぬるい風がわたしの足をさらう旅の途中で出逢った走馬灯のような 人たちがきっときっと満ち足りた気持ちで一日を終えていると信じたいわたしは紺碧に溶けた少しだけ欠けた月に目を閉じて願いをかける #詩 #詩を書く#詩作#ポエム
2023年8月22日 01:25
芝生の庭を横切って 玄関のポーチに腰掛けた ジーンズのすそのほつれを気にしながら 世界が ひだまりの色に染まる時 在ることが あなたの髪の色ととても似ていて 僕は ちいさくため息をつく きっとそこに在るのに探し物がなんなのか僕は知らないあなたは 笑うだろうか 若い僕の 憂鬱の理由恵まれているのよ 悩みがあるなんて、とあなたは いうだろう 世界に無関心
2023年8月18日 17:32
どれもこれも いい加減で 呆れ返るほどあからさまに愛したり 辟易する もう二度とごめんだ優しすぎる 子供すぎるわがまますぎるだけどどうしても切れないだれのことも愛さないあなたとの細い糸いいえ切る気がないのはまぎれもないわたしひとりだ #詩作 #詩を書く#詩#ポエム
2023年8月16日 14:52
昨夜 すこし気取ったバーに行ったこんなとこで大人の女みたいにひとりで お酒を飲んでみたかったの琥珀色したバーボンをなにか もの憂いしい感じでだまってぐいっとお酒をあおってみたかったの特に悩みなんてないのでもそんなことはどうだっていいちょっと そういうのに憧れただけのこと外の空気が思いのほか 冷たくて雨のアスファルトを走り去る車の音がなんだかとっても盛
2023年8月4日 23:01
つたう朝露と自分の過去とつなぎ合わせてそれらしくふるまうスープを作るみたいにいつもやっていることよ、というみたいに確かなことはわからないけどそれらしくふるまうじゃり石のうえをじゃこじゃこと歩くみたいに大切なのは毅然とふるまうことわたしにしかわからないことなの、というみたいに #詩 #詩を書く#詩作#ポエム