'23卒 新入社員インタビュー(前編)
こんにちは、燦ホールディングスnote編集部の祖父江です。
株式会社公益社では、2023年4月1日付で東京本社に2名、大阪本社に3名、計5名の新卒社員が入社いたしました。
今回5名の中から代表して、東京本社に配属された2名の社員にそれぞれインタビューを行い、4月1日から約2週間の新入社員研修を終えた現在の心境や、就職活動中のエピソードなどを伺いながら、パーソナリティについて掘り下げていきたいと思います。
今回のインタビュー対象者:齋藤 萌さん
齋藤さんは、数年間の社会人経験を経たうえで、エンバーマー(遺体衛生保全士)の資格を得るための専門学校に一念発起で入学。学生の期間中に当社へインターンとして研修を受けた後、晴れて私たちの仲間となりました。
【祖父江】まずは2週間の研修、お疲れさまでした。新入社員研修はいかがでしたか?
【齋藤】みっちり・ぎっしりの時間割で大変でしたが「こんなにも研修制度がしっかりとしている会社なんだ」という驚きとともに、講師の皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。
【祖父江】入社する前は、どのようなお仕事をされていたのですか?
【齋藤】前職では、整骨院で受付の仕事を行っていました。
職業柄、お年寄りと接することが多かったこともあり、仕事を続けていくうちに「もう少し別のかたちで、お年寄りの方々に関わることのできる仕事はないだろうか?」と思ったことと、数年前に親戚の葬儀へ参列した際に「故人の"最後のお別れの顔"というのは、参列者の心に非常に強く刻まれる」ことを身をもって感じたことから、"お別れのお姿を整えてあげる仕事"として、当時は納棺士の職業に就くことを検討していました。
【祖父江】なるほど。そのような背景や体験があったのですね。そこから、どのような経緯で「エンバーマーになろう!」という目標へと着地したのですか?
【齋藤】母親の知り合いにその業界に詳しい方がいらっしゃって、その方に"納棺士になるための質問や情報収集"をいろいろと行っていたところ、「エンバーマー(遺体衛生保全士)という職業の選択肢もあるよ。」ということを教えてもらい、さらにその技術を習得するための養成校が、国内に唯一存在するということを知り、整骨院の仕事を辞めて、そこに通うことを決意しました。
【祖父江】そうなんですね。齋藤さんの行動力や高い志をひしひしと感じます。ちなみに、公益社との出会いのきっかけは?
【齋藤】学科を修了するためには、実習生として一定期間、企業の現場へ赴く必要があるのですが、その際に私を受け入れていただいた会社が公益社だった…というのがご縁の始まりです。
実際にエンバーミングの現場を体験すると、技術力がものすごく高い会社だと感じ、実習中から「ここで働きたい!」と心に決めていました。
【祖父江】ところで、エンバーミングに携わる方々というのは、やはり手先が器用なのでしょうか?
【齋藤】私自身、特別に手先が器用という自覚はないのですが、モノ作りは好きだったりします。
数年前のコロナ禍の最中、どこでもマスクが品切れだった頃「整骨院に来院する方に使っていただければ」と、手作りでマスクを作ったことがあるのですが、来院するお客様からの評判も良く、売り物として3~400枚作製した経験があります。もしかすると「自分の手作業を通じて、お年寄りの方々に喜んでいただきたい」という気持ちは、このころから芽生えていたのかもしれないですね。
【祖父江】初任給は何に使うご予定ですか?
【齋藤】最近、実家を建て替えたのですが、親が「ファインバブルの出るシャワーヘッドが欲しいなぁ…」とつぶやいていたので、初任給が出たら買ってあげたいな、と考えています。
【祖父江】どうもありがとうございました。
以上、齋藤さんのインタビューをご紹介いたしました。
※インタビューを終えて…
齋藤さんは、以前のお仕事の経験から培ったものも含めて、お年寄りに好かれる雰囲気と積極性をお持ちの方だと感じました。公益社のエンバーミングの技術力を牽引する技師として、これからの成長を期待しております。
もう一名のインタビューにつきましては、後日アップロードする予定ですので、次回もお楽しみに。