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エンバーマーになってみた!#1

こんにちは。さんホールディングス公式noteです。
今回の記事は、りんどうが担当いたします。
よろしくお願い申し上げます。

​エンバーミングとは

当社グループの葬儀サービスに「エンバーミング」があります。
エンバーミングとは、ご遺体に消毒殺菌・防腐・修復・化粧を施し、故人をご生前のお元気だった頃のお姿にできるだけ近づける技術です。

ご遺体の時間経過による状態変化の速度が緩やかになるため、ご遺体特有の臭気や変色が出にくく、ゆっくりと時間をかけてお別れができるようになります。

お葬式に行かれた経験のある方は、おわかりいただけると思いますが、お柩に入られた故人のお顔は記憶に残りやすいです。「最期のお顔」と呼んだりしますが、エンバーミングによってその「最期のお顔」が穏やかで「故人らしい」面影になると、そのイメージで故人を偲ぶことができます。

公益社HPより


エンバーミングについて詳しくはこちらをご覧ください。

エンバーマーを志すとは

エンバーミングをする者のことをエンバーマーと言います。
今回は、「エンバーマーになってみた!」というテーマで、
私、りんどうが葬儀業界に20年、エンバーマー業界に17年身をおいてみて、どんな感じかをつまびらかにお伝えしようと思います。

燦ホールディングスグループの公益社でエンバーミング事業を始めたのは、2001年のこと。
その当時、葬祭ディレクターをしていた私にとって、エンバーミング後のお柩のなかのご年配の男性に幼児が何度も「おじいちゃん、おじいちゃん」と言いながらおでこを撫でていた光景は衝撃でした。
エンバーミングを導入するまでは「ご遺体は子どもに見せない方がよい」とか「子どもはご遺体を怖がるので見せないようにして欲しい」とご遺族のどなたかがおっしゃることが多かったので、それが当たり前だと思っていました。

しかし、エンバーミングをして血色がよくなって、ご生前に居間や寝室で横になれていたお姿に近ければ、ご遺族は近寄り、故人様は寂しい思いをしなくて済むのではないか、とそのお子様から学びました。

その後、私はエンバーマーになったのですが、エンバーマーになった理由とエンバーマーになるために必要な勉強等は、語り始めると長くなるので、今回はここまでにしておきましょう。
「エンバーマーになってみた!」の続編をお楽しみにしていただければと存じます。

故人の尊厳を守り、ご遺族の心のケアの一助になれればと弊社のエンバーマーは心からそう考え、おひとりおひとりのエンバーミングを真心こめて行っています。

(担当 りんどう)
#エンバーミング #葬儀 #グリーフケア #親孝行 #終活

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