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11 土地と間取りとデザイン


さて、2Fトイレを削除、細長い家も嫌かも・・
となったごろた夫婦。

最初はあまり間取りに対して何か強い要望はなかったものの、
建築士さんが様々なスケッチの提案をしてくれました。

それによって自分でもどうしたいのかを考えてみる事が
できるようになりました。

建築士さん、グダグダなごろたに
付き合ってくれてありがとうございます・・・。


なので考えてみました。

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すごくざっくりした図ですが、車をどう止めるのか問題です。
それによって家の形が大きく変わる事がわかりました。
車2台って結構やっかいですね。

「土地に対しできるだけ大きい家がいい」と思う私たち。
そうなると『1』か『3』かなあと思います。
でも車の止めやすさで考えると『2』ですよね。

さあ前回の通り、見て見ないとわかりません!!!!
自分のイメージを信じてはいけません!!(もはや自信なし)


なので建築士さんにお願いし
近い感じの、売り出し中の建売を見に行く事になりました!


そう、この建築士さんは「不動産屋」で、
自社で建売も仲介も行っている建築士さんなのです。
建築士で宅地建物取引士なのです。

すぐにイメージしやすい建売を見学に連れて行ってくれました。


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地域密着型の不動産屋さんの強みですね。強すぎます。



おお!!これは『2』のお家ですね!!!!


ふむふむ、やっぱり車は停めやすそう!
ちょっぴり家の中は奥行き感がないなぁ。
車二台止めてもだいぶ手前に余るスペースがあるなぁ。
自転車置き場?にする??花でも植えるか??
でもだったらお家を広くしたいなぁ。
道路から家を真正面に見た時の印象は『1』より好きかなぁ・・

などと思っていたら



ごろた夫「おれ、『2』は『1』より狭く感じるし嫌だ」



ほう、私は『1』が嫌


じゃあ『3』ですな。



こうしてぐだぐだ夫婦はざっくりとしたお家の形を決めました。


建築士さん!!!こんな感じ(3の感じ)で
大きなお家を作ってください!!
再度スケッチのお願いをしました。



本職がデザイナーのごろたが今回感じたことは
『間取りはデザイン』です。

こちら側が何も条件を定めずにスケッチをお願いし続けても
ピンとくるものにはなりません。
依頼者にハマる提案ができないんです。
だって何がしたいのか建築士さんはわからないですから。
1つずつでいいので『絶対やりたい!絶対これは嫌!』を伝えましょう。
私たち(依頼者)がどんな暮らしをしたいのか何を重視するのか
ちゃんと伝えましょう。

あちら(建築士さん)はプロ、こちらは(依頼者)は素人。
今の生活で思っている事や、実際に建売を見てどう思ったか、など
本当に雑談でもいいので建築士さんと沢山お話ししてください。
ほんの些細なワードからでもポイントを汲み取ってくれます。


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↑この時も道中ずっとごろたがしゃべています。ひたすらしゃべってます。
 



よーく思い返してみると私も現職のデザイナー。
依頼者にハマる提案をするべく、何がしたいのか、何を重視するのか
必死に相手(依頼者)との会話に勤しんでいる日々を
送っているのでした・・・。

注文住宅の間取りも同じですね。


建築士さんと話しましょう。雑談でいいのです。 by本職デザイナーより


つづく

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