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やった時とやらない時の数値比較ができない..

今日は、会社によって向き合い方が違う「数値化できない施策」の考え方についてお話をしてみたいと思います。

こんにちは。わがままブランディングの珊瑚です。

数字で見れるものしか資源投資ができない

普段、経営者の方とお話をしていてすごく感じることがあります。それは数字や実物のモノとして見えるものには時間や費用を抵抗なく投資してるのに、それが大切なものでも無形だったり数値化できないものになるとまったく取組みができない人がすごくおおいかも.…とよく思うことです。

自分は地方の方にも合う事もあるので、その傾向はとても残念ですが地方にいけば行くほど顕著です。

例えば、会社の設備(見える)やマーケティングの集客やPR(これも数字見える)には、えーそんなにお金使ちゃうの?という投資をしていたりするのですが、福利厚生など教育も含めた人の満足度や、自社のイメージみたいなお客様や仲間のこころの中の満足感には、途端にセンサーがはたらかなくなって投資をまったくしてなかったり、あり得ない価格に値切っていたりみたいな景色を本当によく見かけてしまうのです。(残念)

SNSフォロワー数増加とWeb広告のコンバージョン率アップだけが経営ではないと..…

数値化できない価値こそ「価値」

以前、アパレル時代におつきあいさせてもらっていたとても個性的なブランドがありました。そのブランドはSNSフォロワー数こそ多少は見ていたかもしれませんが、その他の数値的なものを常に見ているような印象はまったくなかった。

ただ、商品のパッケージやイメージ、お客様の感じる特別感や満足度はとても大事にしていたと思います。結果、猛烈に人気があったんです..

たぶん、数値化はできないお客さまの中にある自社の存在像みたいなものを本当に丁寧に丁寧に育てていたのだと思います。

肌感覚で言うと、毎月数百万のマーケティング費用や広告費をかけているブランドなんかより段違いに売れていたし、お客さまからの期待や熱望感みたいなものもたぶんそれらより、かなり高かったと今になって思います。

数値化できない施策こそ、差別化の源泉

「でも、うちには予算がない...わかるけど時間もない」なんて思っている経営者の方、安心してください。実は、数値化できない施策の多くは、スタートはお金よりもアイデアと実行力です。

お金よりエネルギーをかけてスタート、そして、はっきりと数値が見えないまでも肌感覚でこの辺でさらに頑張った方がいいな。勝負だなと思う時がきます…

その時にはじめて数値化がなくても(ぜんぜん数値がないわけでもないので)行っちゃってください。

ここは経営者なんでいかなくちゃだめです。(上司に数値見せるサラリーマンではないのだから)

見えない価値にこそ、未来。

数値化できる施策ももちろん大切です(すごく大事)。でも、それだけに囚われていては、本当の意味での強い会社は作れません。

数値化できない施策、例えば「お客様の心の中の自社の存在づくり」や「社員の満足度をもっとあげて仕事に取り組む環境作り」をしていくことこそが、実は他社との大きな差を生み出す源泉です。すぐには効果が見えなくても、長期的には必ず企業の成長につながるし、ここが勝負。(ぜったい)

経営者の皆さん、ぜひ勇気を持って、目に見えない価値の創造に挑戦してみてください。それが、10年後、20年後の御社を作るんです。(いまの事もやりながらね..)

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの会社が、数値だけでなく、真の強い価値で活動していける会社になってくださいね。

わがままブランディング 珊瑚

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