ユニクロに学ぶ。いつかクリエイターと付き合う時が来る
私はビジネスが成長していく時、その過程で必ずクリエイティブな要素が必要になる時が来ると感じています。でも、そんな時にクリエイターと上手く付き合えるかどうかで、その後の展開も大きく変わってきてしまいますよね。
今日は、ビジネスの成長と「クリエイター」という、一見すると油と水のような組み合わせについてお話しします。
こんにちは。わがままブランディングの珊瑚です。
クリエイティブは避けて通れない
会社が成長し上を目指していく過程では、必ずと言っていいほどクリエイティブな要素が必要になる時が来ます。
それは、ブランディングやデザイン、広告など、様々な形で現れると思います。
まして、私が生まれた昭和ならそのような要素をなしで走り切ることもあったかもしれませんが、冷静に現在の市場、人、環境を感じてみてください。
無関係で走り続けるのは無理です。
ユニクロの例に学ぶ
具体例を挙げましょう。今や日本中の誰もが知る「ユニクロ」。実は、80年代には「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」という、ちょっと微妙な感じのネーミングで活動をしていました。
当時は今で言うデニムウェアやカジュアルウェアの低価格量販店のようなイメージでした。当然、私もそれに袖を通すようなことは決してありませんでした。
それが「ユニクロ」に名前を変更し、90年代の初期代表商品であるフリースの爆発のタイミングから一気に現在のポジションまで物凄い勢いで駆け上がっていきました。
この転換期にこの勢いを後押しして、確実にイメージを作り上げたのが、今でも続くCMや世界観です。これは間違いなく、クリエイターが作り上げた絶妙な映像と世界観でした。(今の肌感よりもっと..)
クリエイターとの付き合い方
皆さんの会社でも、大なり小なり、いつかはこういう時が来るとは思いませんか?その時のために、クリエイターとの付き合い方を少しずつ学んでいくのはどうでしょう?
初めは低予算でいいんです。むしろ、失敗してもいいんです。
もし「失敗したくない」という考えがあるなら、すこし違うと思うのです。考えてみてください。クリエイティブ以外の仕事をみなさんはいろいろ日々やっていると思いますが失敗はないですか?
採用、新店舗、新商品、新規営業などなど失敗はつきものなのではないでしょうか?採用なんて今はさておき、昔は失敗しかしかったのではないでしょうか?
なのに、なぜクリエイティブ系だけ変に失敗や投資に✕印をつけたがるのでしょう。それでは時代感とのズレが大きくなるばかりです。
クリエイティブな失敗をしてみよう
ビジネスの世界では、数字やロジックが重視されがちです。でも、本当の成長やブレイクスルーを起こすには、時にはいままでのロジックを超えた失敗も必要です。
やっちゃいましょう。
大丈夫です、初めは採用と同じでぜんぜん上手くいきません。
失敗を糧に、少しづつブレイクスルーを
ある時期がくれば、ビジネスの成長にはクリエイティブな要素が欠かせません。そして、クリエイティブを守備範囲に入れていくには、倒れない範囲内で痛い想いもしながら学んでいく事が必要です。(他と同じに)
でも、その失敗こそがブレイクスルーへの道です。
だから、ぜひクリエイティブに失敗してください。そして、その先にあるビジネスのブレイクスルーをなし遂げてください。
きっと、その過程で得られる経験は、数字では表せない価値を持つはずです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
わがままブランディング 珊瑚
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