Myセルフコンパッションジャニー
セルフコンパッションは、自分を甘やかすことではありません。
処理しきれていない感情は
身体が覚えていて、体の筋膜に残っているそうです。
特に、未処理のまま押し込められているネガティブな感情は。
私は、子供の頃から
「人に優しく、自分には厳しく」
とか
「出る釘は打たれる」
と言われて育れられてきて、この概念は
もう、体に染み付いちゃっています。笑
怠けて生きるのは良くないこと。
真面目に努力して
何かを達成しないと価値がない。
働かざるもの食うべからず
という恐怖をベースにした社会的観念は
一体いつの時代から定着しているのでしょうね?
この考えが間違っているというのではなく
私の場合は、自分に厳しく=自分を虐めて、卑下するという
残念な、ネガティブな感情として残っていたというなんです。
これでは本当に幸せになれないと思ったのは10年ちょっと前くらい。
色々学んで、頭で理解してきつもりで
だからこそ分かったことも沢山あって
何かあると、結構すぐに思考の転換もできるようになりました。
なったのですが、、、
いくら、理屈で分かっているつもりでも
俯瞰できるようになれたとしても
実は、潜在意識には、まだまだ
色々な不愉快な、理不尽に思うこと
言いたいけど、言えなかったこと
思っているけど、口に出せないという
悔しや、怒り、寂しさのエネルギーが
どんどん蓄積されているんですよ。
頭で理解したから、その習慣思考転換しても
体は喜んでないんです。
ネガティブエネルギーは、身体に残って
それは無意識に体から漂っていたり
何か些細なきっかけに
ボッカーン!と大きく反応していたり
そんなことって、ありありなんですよ。
…特に実家に帰った時とか
娘や息子が何かしなかった時と、した時とかね。
なんか微妙に自分が反応している時って
これ、自分の中にまだ何かあって
思考で転換しようとしているけど
体が、ウーッ、なんか違うぞ!
ちゃんと寄り添ってあげていないんだな。
感情を感じ切ることをしていないんだって知ったんです。
いや〜、とわ言ってもあなたもう大人なんだから、と
頭で感情を理解しようとしたり、方法論でその時は一応
一件落着なのだけどいつしかまたジワって戻ってくる。
なんか、うっすらスッキリしない。
でもこれも、私がもっと感謝に溢れていたらこんなにならないよね。
ただ感謝が足りないだけじゃないのかな?
って思ったりもしたんだけど、
そうすると、自分は感謝が足りない、感謝しなきゃ
という、プレッシャーが出てきて
心から湧き出る感謝とはまた違ってくる。
でね、ここでセルフコンパッションに改めて出会ったんです。
体で感じる自分に寄り添ってあげることが
大事なんだって思ったんですよ。
いくら書き出しても
それは、やっぱりまだ思考の中だけ。
だって、身体が忘れていないし
未処理の感情はそのままに身体に放置されている。
感情が体のどこに感じるかは、その人でなければ分からない感覚。
私たちは、結構、これを脳の作用でごまかそうとしているのかも。
でも、体は忘れないから
体のどこかにモヤがあり続けるんですね。
それが酷いと体調を壊したりする。
この現象が実際私に起こったのが今月。
実は、今頃は日本に一時帰国しているはずだったのに
フライト前日に、急遽キャンセルしなければならないことになったのです。
元々は、両親と介護に忙しい妹を手伝う理由で行くつもりだったのですが
この正当な理由があるにも関わらず、私の潜在的なところで、前回の一時帰国からまだ2ヶ月しか経ってないし、日本の2月は寒いから…というネガティブな気持ちがあったんです。それを薄々感じながらも、でも両親や妹のために、良い娘、良い姉でありたい、と無意識に思っていたんですよね。オートマチックにマインドセットされていた
私の思考の当たり前
でもね、体は知っていたんですよ。
私が、実は行きたくないなって、薄々感んじていたのを。
だから、わざわざ胃腸の調子を悪くさせて
医者に、出発2日前に会いに行って、血液検査やCTスキャンまでして
それで、医者に行かない方が良い、とまで言わた、という。
その証拠にね、今、体調全然大丈夫なんです。
面白いことに、わざわざこんな遠回りのような
それでいて直球投げ、みたいな。笑っちゃいます。
セルフコンパッションって
自分を甘やかすこと、とか思っている人もいるかもしれないのですが
そうじゃありません。
確かにテンダーな柔らかい部分もあって
自分に向き合っていく勇気という部分もあるんです。
自分らしく生きるために
正直な自分にどれだけ寄り添ってあげれるか
素直な自分になれるかって、勇気のいることです。
思考で、感覚をよじ曲げるのでなく
湧いてくる感情と、体で感じることを
どれだけちゃんとスキャンしてあげれるかどうか。
そして、「じゃあ、どうしたいの?何か必要?」
って聞いてあげれることがまず第一歩なんだと感じます。
それでね、今回自分に聞いたみたら
いや〜、深いところに気が付いてしまった。
子供の頃に感じたこととかが蘇ってきたんです。
インナーチャイルドワークともまたちょっと違うような。
それが何であるか、今、喉のあたりまで来てる気がするのだけれど
まだもうちょっとはっきり体感してみたいので
これからが、私のセルフコンパッションジャーニー。
自分と向き合うのは、なかなか一人では大変そうだけど
私は、シンギングリンの宇宙の波動の音を出すシンギングボウルと共に
自分の心と体を調和させながら生きたい、と
そして、その先には大きな愛にしかないはずって信じているんです。
でも、きっとまだこれからなんだと感じているのが
今の私なんです。
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