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幸せの押し売りをしない

自分にとっての幸せと、他人にとっての幸せは違います。

これはとても重要なことです。
でも忘れてしまうことがあります。

自分がこんな環境にいることが幸せだから相手もきっとそうだろう。だから、この幸せをあなたにも味わってもらいたい。


違います。


他人にとっての幸せの基準はその人が決めることです。
自分が決めることではありません。

だから、幸せを押し売りしてはいけません。

それは家族であっても恋人同士であっても同じです。

幸せの基準が同じであることはそれ自体が幸せなことです。でもその環境がずっと続くことはありません。人間は成長します。成長とともに幸せの基準も変わってきます。

たくさんの人に幸せになってもらいたい。

その気持ちはとても大切です。自分だけが幸せでいたいと思う人よりも、よほど高い志を持っています。

でもたくさんの人の幸せの基準はたくさんあります。
人の数だけ幸せの基準があります。

そのすべてを満たすことができるでしょうか?

無理です。

お金と時間があっても無理です。

洗脳すれば可能かもしれません。
でもそれは本当の幸せではなく自分の幸せを押し売りしているだけです。

では、どうするか?
たくさんの人に幸せになってもらいたいという気持ちを持つことはとても大切です。
でも幸せの基準を自分にしてしまうと誤った行動をしてしまいます。
この考えでぐるぐるとループしないように考え方を変えましょう。

「他人が幸せと思う環境を整えること」

それがたくさんの人に幸せになってもらうための手段ではないでしょうか。

何に幸せと感じるのか。
幸せに気づくには自分の生き方や価値観を確立することが必要です。
確立するためには経験や勉強が必要になります。その環境を整備します。
そうすればあとはおのずと行動し、自分で幸せを追い求めるでしょう。
その結果、幸せを感じる人生を歩むことができます。

自分の幸せを押し売りするのではなく、
他人が幸せと思う環境を整えること。

このように考え方を変えてみましょう。
自分の人生がもっと幸せになるかもしれません。

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