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幸せの価値観は人それぞれ

当たり前のことだが、見逃されやすいこと。
人それぞれ幸せと感じることは異なる。
趣味や関心のあることはみんな違う。
生きていくうえでどこに重きを置くかはみんな違う。

モノに対して幸せを感じる人、
コトに対して幸せを感じる人、
環境に対して幸せを感じる人、
仲間に対して幸せを感じる人、
一人でいることに幸せを感じる人。
幸せを何に求めるかも人それぞれ異なる。

人それぞれの幸せが異なるだけでなく、
自分自身が感じる幸せも状況によって変化する。

小さなころ、学生のころ、社会人人生をスタートしたころ、
結婚、出産、子育て、出世、転職、退職、老後。
自分の成長が幸せだった人が、
周りの成長が自分の幸せに感じると変わることもある。

このように幸せとは絶対的なものではなく、
移ろいやすく、無数に存在する。

「あの人は幸せそうだ、幸せそうでうらやましい」
と思うことがある。
でも人それぞれ幸せの価値観が異なるのだから、
他人の幸せを勝手に推測し、勝手にひがむのは間違っている。
このような考え方をすることにより、
自分の幸せが減少してしまう。

他人との比較で幸せを測ってはいけない。
幸せはあくまでも自分自身が感じることだ。
他人は関係ない。

自分自身がどうなりたいのか?いきいきと毎日を過ごしているか?
そして、そのような環境に自分の身を置けているか。
これが重要なことだ。

自分の意思で判断し行動することができる環境か?
結果に対して適正な責任を取れる環境か?
共感し協同する仲間がいるか?

一方で、幸せを感じることのできない環境が世の中には存在する。
型にはめられた思考、押し付けられた行動、
仲間ではなく、ただ同じ組織に属するだけの人たち。

幸せの価値観は人それぞれなのだから、
リーダーはメンバーが幸せであることを求めてはいけない。
メンバーが幸せを実感できる環境を作り上げることが
リーダーの役割である。

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