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初めての少年院視察

初めての少年院視察

2023年8月末日、ハッシャダイソーシャルの勝山さん、三浦さん、杉浦さんに同行させていただき、新潟県長岡市にある少年学院へ足を運びました。
中学時代、少年院に世話になってたクラスメイトが多くいましたが、実際に足を踏み入れたことはありません。

新潟少年学院は竣工して11年目ですが、想像以上に綺麗な外観で、設備も充実しておりました。
当日は三浦さんによる少年に向けた講和を聞きました。
参加する生徒たちも真剣に話を聞いており、出所後の大きな学びになったことと思います。

少年院とはどうゆうところ?

少年院とは家庭裁判所から保護処分として送致された少年に対し、その健全な育成を図ることを目的として、矯正教育や社会復帰支援等を行う法務省所管の施設です。男子少年院、女子少年院に分かれて全国に52カ所あります。

令和元年版犯罪白書によると、平成30年に少年院から出所した人数は2156人で進路が決定しているのは4割程度。主な進路は36.2%が就職、4%が高等学校復学、1.6%が中学校復学。また進路が決まっていない少年らの希望を見てみると、41%が就職希望で最も多く、13.7%が進学を希望。進路未定は1%でした。

ひだかあさんの犯罪心理学

新潟少年学院の多くは県外の少年で、地元には戻りたくない人が多いそうです。
新潟少年学院の施設にはプールや運動場のほかに、図書スペース。
また、研修の一環でPCスキルを高める、MOS検定の勉強ができることも特徴です。
就職希望者が50%以上のため、こうした資格を取得するのはハンディーを超える、スキルアップになることでしょう。

少年たちの次のステージは?

「地元に戻りたくない、就職したい、まだ10代」の少年に必要なことは、
住む場所、働く場所です。
同じ失敗をしないためにも、地域社会の支援が必要です。
環境さえ整えば、安心して暮らせます。
エネルギーが溢れてる彼らには 
夢を持てる場所、やりがいがある場所
があれば、人一倍の才能が発揮でいるのではと思っております。

新潟県三条市では5800の企業があり、12人に1人が社長。
社長になりたい、起業したい、自立したい気持ちが強い若者にとっては最適の町となります。
サンクチュアリ株式会社では、
シェア型の住居を提供し、少年たちが安心して暮らせる環境を整えられると思っております。

少年院を出た後が大切な一歩になります。
セカンドステップが超ハッピーになるよう、支援すべきだなと感じました。

教えるのではなく、共に走る。
楽しそうに生きてるかをちゃんと見せる。
やっぱり子供たちは大人の背中を見てるんですね。

見学許可していただいた新潟少年学院の皆様、大変ありがとうございました。

サンクチュアリ株式会社


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