あ、過去形になってる/短編エッセイ

乾かす前の髪の毛はまだ湿っている。

タオルを首にかけたまま
なかなかドライヤーをかけないのは
私の悪い癖だ。

髪の毛痛むから乾かせと
何度言われたか分からないけど
乾かす気にいつもならない。

知ったこっちゃない。

それよりも習慣の日記を書く方が
どれだけ大事な事だろうか。

日々の出来事というより、
溢れ出る気持ちを殴り書く日記

まだ忘れられないや、
どうしてこうな風になっているのだろうとか、
とにかくメンヘラ大発揮の文章。

もしくは
ネガティブ大発揮の宣言文。

とても他人には見せられない。笑

こんなもの書いて何になると思う？

時々なぜ日記かくの？って言われる。
とりあえず模範解答をするけれど、
実際には意味なんてない。

ただ発散できない気持ちを吐き出してるだけ

でも時々見返して気づく事がある。

あんなに深く悩み発狂していたことが、
過去になっているのだ。

見返すまで忘れていた事だってある。

そんな瞬間に気づく事ができるのだ。
それが私は嬉しかった。

いや、嬉しい。

自分の心を自分に対して伝える。
そんな時間を持つことが、
後に自分の心を助けてくれることがある。

それだけで日記を続ける理由なんて十分だろう。

だから未来の自分よ

どうか聞いてくれ。
今日の私の叫びをここに記します。