後悔は、過去の自分に対する否定だと思う

映画「花束みたいな恋をした」で、麦は現実的で安定した生活、絹は楽しいことにありふれた刺激的な生活を考え、2人は価値観のズレにより別れてしまった。

麦くんは、絹ちゃんと居たいからこそ現実を見てしまったのではないか。
絹ちゃんと別れてしまったら、安定した生活を望む必要もなくなる。もしかしたら、絹ちゃんと別れるくらいなら、絹ちゃんの価値観に合わせて一緒に居れば良かったと、後悔したかもしれない。


後悔は、過去の自分に対する否定だと思う。


私は、後悔をよくしてしまう。でも最近は、その時に思った事、感じたこと、行動は、少なくとも【その時】に、最善の選択であったのだと思うようにしている。そうだと思う。

頑張っていたことを途中で諦め辞めたことを、後になって後悔しても、恋人に別れを告げたことに後悔しても、
ファミレスで2択で迷った時、選んでない方を選べば良かった〜と、よくある些細な後悔すらも

後悔するとわかって、その道を選ぶことなんてない。その時の自分にとってはそれが最善の選択であったのだ。その時の自分にしか理解できない状況や気持ちがあると思う。

後悔は、過去の自分の否定だと思う。
私は過去の自分を、肯定してあげたい💐



【余談】「言葉にするって難しい」
自分の気持ちを言葉にするのって本当に難しいと思うんです。色々なことを常に考えてるほうだけど、人に伝えたい自分の気持ち、昨日見た映画の感想、たくさんあるけど、それらを相手に対して伝えるのは本当に難しい。私は苦手。文章にすればこうして、書くことができるけどその時の感情を相手に上手に伝えられなくて失敗したことも後悔したこともたくさんある。それでも言おうと試みることが、恥ずかしがらず、正直に伝えようと思うことが大事だなと思う。

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