見出し画像

【国内備忘録記事】コロナワクチン接種で「帯状疱疹」は本当に増えているのか?【だからあなたの頭痛は治らない】

新型コロナ関係の記事はすぐに消されることが多いので、念のため魚拓を取ることにしました。
酷い場合は掲載して数分後に消されるなんて事もある様です。よほど知られたく無いことがあるんでしょうかね〜。
☟元記事はこちらから読めます☟
https://news.yahoo.co.jp/articles/caff55b698f4cf896153e6572fc95ec13c8bff52?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20231109&ctg=lif&bt=tw_up


【だからあなたの頭痛は治らない】#28
 
ここ数回、帯状疱疹ウイルスと片頭痛の関連性についてお話ししてきました。今回はコロナワクチン接種が始まって以来まことしやかに囁かれるようになった「コロナワクチン接種で、帯状疱疹になる人が増えている」という件について、私なりの見解を述べたいと思います。  コロナワクチン接種がスタートしてからというもの、患者さんから「コロナワクチンは打つべきか、打たないべきか」という相談を多く受けてきました。接種するかしないかは、ご本人の決断です。医師の立場から明言はできません。  現時点ではこのワクチンが「100%安全」と言い切れる段階ではありません。なぜなら医学的確証が確立されるまでは、最低でも5年以上の臨床的経験が必要とされているからです。コロナワクチンの一般接種が始まったのが2021年の4月ごろですから、何らかの答えが出るのはまだ少し先のこととなるでしょう。  とはいえ、私が実際に医療の現場で見てきたこと、そして感じたことを伝える必要はあると思います。コロナワクチンに限らず、ワクチン接種をきっかけに、他の感染症の発症は増加傾向になります。特にコロナワクチンでは、短期間に数回接種することで、人が本来持っている免疫機構のバランスが破壊される可能性がある。  そうなると、人の体内ではどんなことが起きるのか。コロナワクチンウイルスに対する抗体を作ることが最優先となるため、ほかの感染症の免疫抗体を作る量が減少する傾向となります。コロナ以外の感染症の発症が増え、その中に帯状疱疹も含まれるというわけです。  今年の春に当クリニックに来られた60代の患者さんの話をしましょう。  コロナワクチンを接種されている方で、5回目の接種から約1カ月が経った頃、左腕に起きたしびれを不安に感じて来院されました。しびれが脳内の異常によるものではないかと心配されたようです。  すぐに頭部MRI検査を受けてもらいましたが、異常は見られない。「もしかして」と思い左腕を見せてもらうと、肩に帯状疱疹の赤い発疹が出始めていました。  帯状疱疹ウイルスが再活性化したせいで、左腕の神経痛が出たと診断した私は、患者さんに抗ウイルス薬を処方。神経痛と帯状疱疹の発疹は改善されました。  これはあくまで私の考えですが、コロナワクチンを3回以上接種した後に、帯状疱疹を発症する人が増えているように思います。3回以上のワクチン接種により体内の抗体が新型コロナを予防することにかかりっきりになって、これまで抑えていた帯状疱疹ウイルスへの備えが緩んでしまうのではないかと考えています。  帯状疱疹に関しては、ワクチン接種で免疫機能に異変が起こっていることが考えられるので、もしも体の片側の線状のしびれ感や違和感、もしくは眼瞼けいれんなどの症状が突然、出現し始めたら、すぐに病院へ行くようにしてください。また、ワクチン接種後は、免疫が落ちないように規則正しい生活を意識するようにしたいものです。
清水俊彦/東京女子医大脳神経外科客員教授)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?