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30歳を過ぎて子供時代を経験しているシンデレラのような私

私は長らく子供オトナの毒親に、私の子供時代を奪われ、子供ながらに親の役割を担って苦しい時間を過ごしてきた。



親の役割というのは、母への精神的なサポートだ。



母は非常に不安定な人だった。(本人がそれを認めないので未だに不安定な女である。)



子供ながらに時に慰め、応援し、サポートをした。




そういったわけで変にしっかりとした子供になってしまったが、子供は子供だ。



子供時代に経験できなかったことがたくさんある。







そして今。時は30過ぎ。



父ほど離れた彼氏に毎日甘やかされ、時々彼の実家に行って、祖母ほど離れた彼のママに甘やかされている。



私の彼は変わっているので、私のような女を子供扱いして楽しんでいる。



小さなことで大げさに褒め殺し、いつでも私のことを気にかけ、私の未来のことまで考えてくれ、必要ならばサポートしてくれる。





彼ママは、私が自分の息子より若いせいか、“お母さん”として私と接する。



純粋な気持ちで私のことを毎日褒め、私の幸せを願い、何でも与えてくれる。



彼ママは、私の母と違って、何でも自由に好きにさせてくれる人なので、彼の実家にいると、とても安らげるし、だらける。(笑)




自分の実家にいる時と比べものにならないくらいの快適さがある。





人為的なミスで違う親元で、愛されずに長く辛い子供時代を過ごした子供が、大人になって奇跡的に本当の親に出会え、後世をとても幸せに過ごす物語の主人公になったような気分だ。




紙皿に書いた落書き一つ、純粋に褒め称える彼ママ。

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「Very Nice!! あなたはたくさん才能を持ってるわね!」




私の母だったら?

「30過ぎにもなってこんなもの描いて。資格の一つでも取ったらどうなの?!」とか自分のことはさておき言ってくるだろう。





暇だったから作った創作料理に対しても、「私達はあなたの料理が大好きよ!」と言ってくれる。

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私の母だったら。。。何かしら貶してくるでしょうね。



だから私は母の前で何かをするのは避けてましたが。





そんなわけで、新しい家族(法的には家族じゃないけど)と幸せに過ごせているアラサー独身毒親育ちです。




一つ言えることは、子供は良い親を選んで生まれることはできないけど、産み落とされた時点であなただけの人生がスタートする。


自由に生きる権利がある。


だから、親が気に入らなければ棄てて構わないのだ。




未来に希望なんか何にも持てずに、でもなんかあるんじゃないかって諦め悪くここまで生きてきたけど、生きた甲斐あったわ。


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