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産後1ヶ月。床上げアフリカ。

先月半ばの第二子出産から1ヶ月半。
"床上げ"早々、来週からアフリカ出張に行ってきます。

ここ数年「子連れアフリカ出張」が続いていましたが、
今回は子連れではなく、単身出張。
初めての国、マラウイと南アフリカを訪問してきます。

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3歳になったばかり&産まれたばかりという幼子2人を置いて
"床上げアフリカ"だなんて・・

何故?どうして?どうやって?大丈夫?!

と、多くの「???」と心配を寄せていただいています。

はい。
さすがに私自身も不安を数え始めたらキリがありません。
(今も「あと数日後には日本にいない!」と再認識すると
緊張が走ります。)

容易な決断ではなかったし、
誰もに勧められる話では決してないです。

それでも、決断の背景や私なりに見えてる景色
家族や周囲と共に積み上げてる準備や試行錯誤について

数ある人生の1つとして、誰かのヒントになるなら
そして、何かしら無自覚な"常識"を揺さぶることができるなら

今回、(批判・非難もあるだろう話題であっても)
リアルタイムに書き残しておこう、と筆をとりました。

※思わず長文になってしまいましたが、最後末尾に新しい場をつくるチャレンジのご案内があります。

なぜ行くの?

これほど、答え方の幅のある質問もそうそうないんですが、

まず、今回は「プライベートな旅行」ではなく
「仕事&ライフワーク」です。
(以前、ライフワークについて書いたのがこれ)

まだ輪郭のシャープさに欠ける生乾きの表現ですが、
私自身の仕事やライフワークに共通しているのが、

一足早く飛び込んでみること、
これまでにない"新しい景色"をつくり分かち合うことで、

様々な理不尽や無自覚に埋もれている
「自分の人生を生きる力」を見出し、引き出せるようにする

という役目。

今回も、この役目を私なりに果たして、
私自身が私の人生を生きる一歩になるように、と行くことにしました。

じゃあなぜ来年以降じゃなく、産後すぐの今か?と言えば
この仕事を通じて痛感する「ある教訓」によるところが大きいです。

Momentum(勢い)を失わないように
鉄は熱いうちに打て。

アフリカを舞台にしている、という訳だけでなく、
VUCA*時代のあれこれに通じるのですが
旗を振っている中心人物から周辺のステークホルダーまで
人々の意識の量・方向性・強さ・温度・重なり方
これらが、事の進み方に大きく大きく影響します。

熱とか勢いとか磁場だとか、、見えないものが大きく働く世界です。

*VUCA... Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、想定外の事象が次々と発生するため、将来の予測が困難な状態に直面しているという時代認識を表す。

1つの青写真をもとに「さあ、一緒にやろう!」とキックオフしても、「意志決定の材料を集める」「PDCAを回そう」だなんてしているうちに、もしくは「あれ、何か難しそう/不確定要素多いぞ」など言っているうちに、時が経ち、心が離れ、、、どんなに将来性・インパクト・意味が大きいプロジェクトもボタンの掛け忘れ、掛け違いであっという間に消えてしまいます。

逆に、「一度計画したことだから」という固執から、現場に合わせた変化ができずに、手段が目的に差し替わって、あっという間に形骸化する取り組みも枚挙に暇がないのです。

今回、特にマラウイでの案件は「イチ企業の海外事業展開」だなんて枠に収まらない!
まさにあらゆる人にとっての「新しい景色」をつくり届けることができる、大切な意味と役目のあるプロジェクトという直感あり。

それだけに、目先のあれこれもさておいて、"自分の勢い"ではなく、プロジェクトにいまあるMomentumを大切にして、私も「いま、行く。」という決断をするに至りました。

どうやって乗り越えるの?

とはいえ、いくらやりがいのある取り組みで、
"いま"の機会を逃さないタイミングの大切さがあったとしても、
娘、息子の愛おしさ・離れがたさも筆舌に尽くしがたく。
「何かあったら・・・」という不安も考え出したらキリがなく。

「行きたい」というのと同じくらい
「行きたくない」理由もあった
のが事実です。

ただ、思い返せば2年前にも生後半年の娘を日本において、
同じ様にアフリカ出張に出かけたこともあり、
そのときの経験から想像・想定して対処できそうなことも。

例えば、容易に想像できるチャレンジの1つは
絶賛授乳期間中の「おっぱいマネジメント」

2年前のそのときは、手動の搾乳器をバッグに潜ませ持ち歩き、
ミーティングの合間にトイレに駆け込んでは1人"シュコシュコ"。
手が腱鞘炎になりそうなほどで、毎度エチオピアの薄暗いトイレの中で半泣きでした。(もしくは遠い目・・)

その経験がもとになって今回は、ものは試し!と
電動かつW(ダブル)!の搾乳器をamazonでポチ!

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これが実に目から鱗で、、
乳牛ホルスタインになったような気分は拭いきれないですが(w)、
私の場合、このニューアイテムのおかげで
わずか5分ほどで"マネジメント"完了できることが判明!

「あ、これで行けるかも。」と、ペンディングにしていた航空券発券にGoサインするキッカケになりました。

さらに、
・新生児対応ができるシッターさんを募集。
・事前面談を重ねて、複数の心強い方々でチームを編成。
・追加の予防接種に、各種予防薬入手。
 (→ここは対応が丁寧&スピーディーでオススメ!)
・シミュレーションを兼ねた地方出張。
と準備準備準備。

Prepare for the worst and Hope for the best.
最悪に備えて、最善を祈る。

そうやって、「どうしよう??!! 」ではなく
「どうしたらいい?」と一つ一つ対応を重ねてきましたが、

それでも湧き上がる不安は、無理にかき消そうとせず
「そりゃそうだよね」と都度抱きしめ味わうようにしています。

なるべく不毛な「心配」サイクル(これが、エネルギーを奪う奪う。。)に無自覚に陥らないよう、「セルフマネジメントの修行」といった感じ。

まあ、これで何かあっても、
「ここまで自分たちなりの最善を目指して手を尽くした上のこと」
と結果を引き受ける覚悟を持って
(正確には、持ったことにして)現地に向かいたいと思います。

※ここまで読んで「子どもが可哀想」「信じられない」とかって思った方。
 "そう思った"ということ自体を、是非この機会に「相対化」してみてください。
 これは、最初に書き添えたように、

数ある人生の1つとして、誰かのヒントになるなら
そして、何かしら無自覚な"常識"を揺さぶることができるなら

 と、綴ったものなので^^ 

最後に

今回の"床上げアフリカ"自体を思いがけず提案してくれた夫。
躊躇していた私に、「早苗は行ってきた方がいいと思う」と何度も背中を押してくれた夫。
何より、我が家にとっての新世界「ワンオペ2児」を引き受けてくれた夫に
心から感謝を。

「Noというのはカンタン。YESと言えるように道をつくっていこう。」

今回だけじゃなく、日々そう言い続けてくれてありがとう。
おかげさまで「新しい景色」がどんどん作られています。

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ーーー
追伸の【ご案内】
VUCA時代。
「正解」がない・先が見えない・いままでの常識が通用しない

どうにもこれまでのやり方では行き詰まる世界の中で、
「ここから先、どう頑張ったらいいか分からない。」
なんてことはありませんか?

アフリカとの取り組みや出会い、家族でのチャレンジ、
なかなか表では話せないあれこれなどを通じて得た

色んな発見・キッカケを分かち合うために、
オンライン・オフラインに新しい場をつくっていこうと準備しています。

"自分自身の正解"をつくるには?
これからの時代の自分育て・子育てとは?
自分を枯らさずに、何か(誰か)のために働くには?
理不尽なことにも埋もれず自分を発揮するには?

・・
"東大行っても教わらなかった「自分の人生を生きる力」とは?"
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんて煽るコピーはダサいけれど、

私自身、本当に誰からも教わらず、得るのが難しかった大切なこと。
理不尽に埋もれて、自分を枯らし、泥水啜り這った経験から、やっと見出して「いま」をつくっているもの。
それらを一日も早く、未来や次世代の新しい当たり前にしたい!と
私の全存在が叫んでいます。

「なんのこっちゃ」と思われる方も多い案内のなってしまいましたが、
ここまで長文を読んでくださった方の中で
何か直感した方、ご自身との繋がりを感じた方には是非、これからつくる新しい場で繋がれたら嬉しいです。

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La torche, Inc. CEO、アフリカ・インド・東南アジアなど新興国へのビジネス展開支援を行う。2児の母親。 東大卒。http://www.latorche.jp, https://twitter.com/sanae_latorche
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