見出し画像

アフリカに子連れ出張したりしてるのはFacebookで垣間見るけど

「結局、何をしてるの?」

先日迎えた誕生日を機に懐かしい方からもコンタクトいただき、図らずも複数の方から、同じメッセージもらったので

ここで一度、「秋間早苗がいま何をしているのか?」を伝える努力をしてみたいと思います。

いまの状況とやってる仕事

ただいま第二子妊娠中です。3年前に結婚しました。2歳半の娘もいます。

週数としては、おかげさまで安定期に入りましたが、まだ悪阻と付き合う日々。ピークに比べたらだいぶ元気です!が各方面ご迷惑・心配もおかけしています。(最初にお詫びw)

東アフリカ・アジアなど新興国が現場の事業開発しています。 

クライアントの多くが日本の企業ですが、その海外展開を通じて「ビジネスを通じた国際開発」の文脈をつくっています。

新興国の課題を機会に変えていくことや、政府機関から大学や新進気鋭のスタートアップらを巻き込んだエコシステム的な事業を一歩一歩つくること、など、めちゃダイナミックで面白いです。

潮流にあるワードに乗っかると、「コレクティブ・インパクト」「SDGsビジネス開発」とか、呼べなくもない分野?(普段、呼ばないけど。)

     ※写真はエチオピアでの花卉産業推進に向けた交渉の一場面

日本国内での事業開発プロデュースもしています。

紹介できる写真がほとんどないと気づき愕然としますが、これも一部「SDGsビジネス開発」とか、呼べなくもないかも。

やっぱり全体をメタに捉えて、コアバリューが発揮されるようにデザインし、コーディネートしていくことが多いです。 

 例えば他社さんのプレスリリースですが、グリーンインテリアのサブスクサービスも去年リリースしました。

・昨年、事業開発の一貫で、自社からスピンオフさせて新会社を設立。
 エチオピアでのオフショア開発会社GAXを夫に任せています。 

エチオピアのカウンターパートiCog Labsは、JICAや米国大使館とスタートアップ支援イベントを共催したり、ルワンダで5月に開催されたTransform Africa Summit 2019のOpening Ceremonyにも登壇したAIロボットSophiaを開発してたり、、多岐にわたる才能が集まる実装集団としても注目株。

 ※1万km離れていますが、「ここに同志あり」といつも勇気づけられるiCog Labs代表Getnet.  彼らとのご縁にいち早くコミットを決めたのは本当に良かった!と日々エキサイティングに仕事を進められていて、実感します。

・あ、あとご縁をいただいて、アクセラレーター、ハッカソン、人材紹介や研修講座、講演などもやってます。日本のみならず、才能と意欲に溢れる若者に出会うと、こちらが元気をもらいます。

ちなみに、、よく聞かれる仕事の仕方

・いまは、東京を拠点に、出張ベースで現地での調整や交渉してます。

海外のステークホルダーが多いのと、会社のメンバーも海外在住だったりで、Zoom・WhatsAppなどオンラインツールに日々お世話になっています。

 ※絶賛悪阻でだいぶ減らしてますが、ほぼ毎週海外ミーティング。

・子連れ海外出張しています。

諸々の事情もあって、海外出張は夫にワンオペを任せるか、一緒にえいやって連れていくかのいずれかな感じです。

一般論じゃないと思いますが、これまでのところ海外の方が、子連れ(乳飲み子連れ)に寛容で、想像されるほど大変じゃないです。(多分。これは別途書きたい話題)

いま迎えている転機

・【これまで】いわゆる社外CXO的な伴走型コンサルがメイン。

クライアントとなる会社や社長のことを、半分憑依させるかのように自分事にして動いてきました。

状況・条件をメタに捉えて、どうやったらその企業だけで留まらない公的・社会的な意味合いやインパクトがつくっていけるか?その構想をつくりながら、それに必要なリソースを引っ張ってくること、そして構想自体も進化させながら現場で実装させること。案件それぞれにやることが違っても、現実を動かしていく醍醐味は格別w

資金調達的なことも柱の1つで、省庁やJICA、国外の財団やドナーへの申請作業、VCの紹介、クラウドファンディングの企画運用なども提案しながら手がけてきました。

※ルワンダでの取り組みはクラウドファンディングヘ
「アフリカ全土にIT教育と雇用の機会を届けたい!」 (追伸:そして野呂さんが凄かったって話

・【これから】昨年後半から準備してきたことでしたが、妊娠判明後(悪阻で一気に10kg以上の体重減少、筋力・体力・気力が奪われ、、半分強制的にも)色んなシフトの真っ最中です。

これまでの案件をケースに紐解いたり、根幹にあるアプローチに改めて向き合うと、これまでのようなクライアントワーク以外の形で大切な(事業や仕事というより)ライフワークがあるな、と気付かされた感じです。

SDGs潮流に一石を投じるとか、ピンチをチャンスに変えるメソッドを個人向けにも、とか色々ありますが、国内外いろんな案件・仕事の根幹にある共通テーマは「いかに真のエンパワメントにつなげるか」ってことなんです。

大学時代から、アマルティア・センのCapability Approachとか、ムハマド・ユヌスのGrameen Familyとか、本人らに何度も会いに行くほど学ばせてもらってましたが、どう考えても「人間の理解」をもっと深めないと"真のエンパワメント"はないって焦燥感みたいなものが私を駆り立ててきました。

「いかに人を勇気づけ、元気づけ、力づけるか」
「いかにその人が、自分の人生をよりよく生きられるようにするか」

真のエンパワメントについて、人生を通じて試行錯誤し、探求してきました。

色んな試行錯誤を経て、今の会社を2度目の起業として始めたときにたどり着いた"Vitality"という視点

この新しい視点の提案だけでなく、温めてきたメソッドの検証と開発がベースにあるので、これにもっとコミットする方向に舵を切ろうというのが今。

日に日に大きくなるお腹に翻弄されながらも、今このチャレンジに真摯に向き合おうと思います。

下書きのままのnote山積の中、まずは公開再開。
長ーい、近況報告でした^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?