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このnoteを書き始めた今、
カナダバンクーバーもあと1時間で年が明ける、という2023年末です。

振り返ると、この20年、いやこの40年以上の人生の大きな伏線回収があったのが、この2023年でした。

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(ここから、1年と言わず、20年ほどを振り返ってしまうので、ざっくりまとめます。それでも長文なのはご容赦を!)

心も体も壊した1社目の起業。
そこから、夫と出会い、妊娠出産を経て2社目を起業した6年前。

これらを経て、私の人生の中心テーマになったのは、
教育にも、医療にも、ビジネスにも、個人の人生においても土台となる!にも関わらず、ブラックボックスのまま、個人の資質や偶然の産物に頼るばかりの、いのちのもつ力、バイタリティ、"主体性" でした。

机上の空論はもちろんのこと
「科学的」なことを求める人の視野の狭さに辟易していたことから、ありとあらゆる実証の場、実践を求めて東西奔走。

 
アフリカ含めた国内外の事業開発から、
規模を問わない企業のSX・DX、中高生の探求学習から
社会的な事業や個人の起業、自己実現まで...

各所で、実効力、再現力を確かめる6年を経て
「バイタリティ開発のアプローチ」
(Vitality Development Approach:ViDA) に体系化。
昨年2022年には、オンラインで学ぶViDA Academyを開校しました。

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この「いのちの力」を発揮するOSを社会の隅々まで実装していきたい。という祈りにも似た使命感は、

✔︎ 次々と現れる横文字のバズワードを消費するビジネス界隈も
︎✔︎ 探求の旗を振っても、「管理」にしか慣れない教育界隈も
︎✔︎ 満たされない承認欲求を無自覚に撒き散らす新興国界隈も
︎✔︎ いかによく生ききるか、の支援は「報酬点数」にならない医療介護界隈も…

もうEnough is enough
「心底うんざり!!」って猛烈な心の叫びが原動力でした。

とはいえ、手元のViDAアプローチの威力を実感しながらも、
今一歩、人には伝わらない分かりづらさや、社会実装との距離の深遠さに直面せざるを得ない現実も明らかに。


そんな経緯から、ViDAアプローチの民主化をテーマに掲げた2023年。

どうしたら、「民主化」できるか、全く見当もつかない暗中模索の中、

✔︎立ち上げに関わったのちに縁遠くなってしまっていた
 日本最大朝活サロン、「めざチア」への出演を決めたり、
✔︎主催者の鈴木実歩さんのコミュニティCMM、さらには上位のダイヤモンドコースに参加を決めたり、
✔︎人々に伝えていくための(LINEやメルマガ、会員サイトなどを統合した)プラットフォームの活用を決めたり、

と少なくない投資もして、外堀から埋めて「結果を出さざるを得ない環境」を作るところから始めました。

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そこで生まれたのが、「脳マネジメント」というキーワード。

「脳を味方に」「脳の手綱を持って、人生の手綱も取り戻す」
などなど、これまでにない切り口でありながらも、中身がViDAとして「いのちの力を発揮するために」と積み上げたセオリーそのもの。

東大在学中の20年前からの取り組みの集大成を改めて紐解き、伝えていく新しいフェーズへのチャレンジがスタートしました!

5週にわたる5月の「めざチア」レギュラー出演が、まさに産みの苦しみと共に、書き下ろしを共有する場となり、様々な切り口でのセミナーやコンテンツに展開する皮切りにもなりました。

個人の才能発揮、加えて、チームやコミュニティ・組織の存在発揮、それぞれのアプローチを3ヶ月、5ヶ月で学ぶカリキュラム(総計100本ものコンテンツ動画制作含む)も完成し、ラーニングコミュニティ「PALs」がスタート。

一方、企業のみならず、複数の学校法人立ち上げや行政改革にも携わることができ、ViDAアプローチ改め「脳マネジメント」による社会のOS転換、社会実装へ、にじり寄ることができました。

2023年、カルピスの原液のような濃い、汎用性の高いコンテンツ化とその体現体験を共有する仲間ができたので、
2024年、さらに"おいしさ""飲みやすさ"を兼ねた展開を目指したいと思います。

そのためにも、プロダクトアウトからマーケットインへ

少し矛先を変えた取り組みをもって、「社会実装」ににじり寄る1年に!

1. 既存のアプローチ(コーチングやNLP、人材開発・組織開発など、はたまた茶道や華道、宗教など)との関係の明確化→ 接合点の見極めへ
2. ターゲットやニーズにあわせたバッケージングや、ツール開発
3. 変化の担い手(Change Agent)の力を引き出す書籍出版  

と、書いている間にカナダでも年を越してしまいましたが、まずは「完璧より前進」。
自分のための備忘録的な色が強めではあるのですが、「日本時間の1月1日のうちに一本投稿したい」という直感からの「一歩」を踏み出したいと思います。

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あ!さらにこのnoteを書くきっかけになった年末の夫婦会議から、ある企画を行うことになったのでご案内です。
 
実は、2023年満身創痍だった夫・秋間信人の事業相談を「脳マネジメント」的コンサルで打ち返したところ、思わぬ接点発見。

年始早々、(珍しく!*夫婦それぞれの会社協働で)コラボセミナーをすることになりました!

*私の会社に一時夫が参画してた時期があるのですが、何せアプローチが違いすぎる2人。「起業の科学」著の田所雅之さんにも「赤レンジャー同士だから(うまくいかないよ)」って指摘された夫婦なだけあって、埋めきれない溝が生まれ夫婦の危機に。
解決のために、1年足らずで夫の新会社をスピンアウトする形で設立。以後、お互いの仕事にタッチしない、というスタンスでやってきました。
例外的に、2021-22年、JICAの仕事で「エチオピアでの起業支援チャットボット」開発をコラボしましたが、、、察してください笑。

彼の会社、GAX,Inc. は、Game-changing Accelerator:世に新しいチャレンジをする人(ゲームチェンジングな取り組み)を応援し、加速させるアクセラレーター、という意味。
(2023年の迷走を超えて)2024年は、『社会に新しい価値をもたらそうと新規事業を開発する人やチームに向けたビジネスに』とその原義に戻るそう。
ITソリューションや伴走型のPMやチーム組成から、「トライ&エラーの最適化」を、と行なってきたこれまでの実績やその方程式。うまくいかない条件を分かち合う機会となりそうです。

弊社、La torche,Inc. としては、まさに上記の対象者(社会に新しい価値をもたらそうと新規事業を開発する人やチーム)が、エンパワーしたい(力づけたい)変化の担い手(チェンジエージェント)
しかし、無自覚な脳の使い方の違いが、あらゆる"新規事業あるある"や足踏みの原因に。この新規開発界隈も、自他に脳マネジメントの素地が欠かせない領域なので、その構造理解と「じゃあどうすればいいか」を見通せる機会を、と分かち合いたい、と共催を決めました。

↓ 画像をクリックすると、申込フォームに飛びます。

と、新春からわいわいとお届けしていきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年1月1日
秋間早苗 @🇨🇦バンクーバー

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