結果的に僕の尿がオレンジ色だということ

健康診断をやると必ず引っ掛かる項目がある。
「血尿」だ。なんでかというと遊走腎だからだ。
腎臓が固定されてなくてフラフラしてるらしい。自分の性格に影響されているのかもしれないが、とにかく僕の腎臓は勝手者のようだ。

フラフラしてると、衝撃で毛細血管から出血し尿に混じる。だから山登り後にトイレに行くと鮮やかなオレンジ色の液体を見る事になる。
その赤みが濃さが、その日の頑張ったバロメーターで、フツーの人には理解出来ないだろうが、濃い方が嬉しい。noteで例えると、頑張って書いた記事にスキがいっぱい付いた時の気分かな。

逆に、自分では頑張ったつもりなのに、あまり赤くない時はガッカリする。体にはそっちの方が良いような気もするが、やっぱりガッカリだ。

頑張ってないのに異常なくらい赤い時は心配になる。これをnoteに例えると、大した事つぶやいてないのにスキが沢山付いたようなものかな。

さて、健康診断に引っ掛かると、再検査となり、やっぱりまた引っ掛かるから、精密検査になる。
精密検査は内視鏡だ。
女性じゃないから、ハッキリした事は分からんけど、産婦人科で股を広げて診察するベッドみたいなんがあるでしょ。
多分それと同じヤツに乗る。それで、まあナニの先っぽに内視鏡をぶち込むわけだ。

僕は人生で数回それを経験したが、とても怖い。
前回はパンツ下ろしてから。検査技師の女性に
「あの。遊走腎の血尿で、毎度の事なので、先生に検査が必要かどうか確認してもらえませんか」
と泣きを入れ、確認して戻ってきた技師から
「検査必要だそうです」
と無情な言葉を聞くまで粘った。noteで例えるなら毎週火曜日書いているPV報告で良い数字出そうと、月曜日つぶやき多投するようなものかな。

ところで、尿がオレンジ色なのは、子どもの頃からの事だったから、みんなもそうだろうと思っていた。学校の検尿で引っ掛かる事はなくて、いい加減な検査だったんだな。
上京して、一人暮らしを始めて、彼女から
「そのおしっこおかしくない？」
と言われてから、フツーの尿は透明と知った。なんで彼女が僕の尿を見たかという話は止めておこう。

ともかく、自分が当たり前だと思っていた事がそうでなかった。という事は希にあるわけで、これをnoteで例えると、他の記事から引用したい部分だけをコピペして、出典元を記載するのがフツーだと思ってたけど、Url貼っつけてサムネイル表示させるだけなのが一般的なのね。という事かな。

それで、子どもの頃から、今日もオレンジ色の尿なんだけど、たまには透明な時もあるし、特に頑張って赤くしているわけではない。これをnoteに例えると、書くのが途切れる事もあるだろうし、続けようと思って続けてるのではなく、書いてたら結果的に続いてた。という事かな。