AISTS クラスメイト紹介 ♯6 Abilash Rathnakaran
こんにちは
今日は6人目となるAISTSクラスメイトについて紹介していきたいと思います。
Abilash Rathnakaran
国籍 インド
AISTS参加時点での年齢 35
我らがクラスのある意味問題児の登場です。笑
彼は私にインド人とは何たるかを教えてくれました。時間にルーズで、根拠なくポジティブ、身だしなみには常に気を使い、とにかく自分が大好き。
SNSの更新頻度は尋常ではなく、自分の写りが良い写真をとにかくアップしまくる。グループワークでの貢献度は低く(私が人のことを言えた口ではありませんが)、リサーチなど必要なことは最低限の範囲で済ませ、レポートに関しては隙あらばコピー&ペースト。その癖プレゼンテーションでは持ち時間を超えて話しまくる。
しかし、皆から煙たがられているかと言えば全くそういうことはなく、逆に不思議と愛されていました。どんな環境であろうと己を貫き通す彼のメンタルの強さとAISTSという多様性に富んだ環境故なのか、、
日本ではぜったい見れないなーという光景を何度も見せてくれました。
バックグラウンド
Director of Sports - Vels University, India
インドの大学でディレクターの職についており、特定のスポーツに限らず多くのイベント、大会を運営しているとのこと。彼曰く大統領にも面会したことがあるのだとか。
AISTSに参加した目的
人脈を広げるため
彼の目的と行動は非常に明確であり、普段の講義やグループワークなどではあまりやる気を見せないものの、IOCなど大きな組織への訪問の際には誰よりも積極的に動き、ネットワークを広げようという意思が見て取れました。
こうした活動は私含む日本人が苦手とする行動ですが、彼の動き方は私にとって非常に参考になるものでした。
一番好きだった講義、その理由
スポーツ経営学
理由:I love governance
ガバナンスに関わる講義の時、彼の積極性はすさまじく、講義中、講義後問わず講師を質問責めにしたり、講義中にインドの現状を訴えたり。時々本当に講義と関係ない方向に話を進めてしまうことがありましたが、日本と違い講師もそれに付き合ってどんどん話が脱線していくという場面が頻繁にありました。
逆に一番退屈だった講義、その理由
スポーツ法学
理由:無回答
理由について記載すらしないところが彼らしくて私は好きです。笑
実際法学の講義の際は一切質問せず、本当に静かでした。(恐らく何も聞いていない。)
アスリートとしてのキャリア
サッカー(7年)
昔は俺もけっこーすごい選手だったんだぜ、トロフィーを何個も持った自身の若き頃の写真を見せられたことがありますが、実際どれくらいの選手だったのかは不明です。笑
AISTS卒業後のキャリア
Paris 2024 / LA 2026
詳細は書かれていないので不明ですが、次のオリンピックに向けて何らかの活動をしていくということなのでしょう。とはいえ、大学のディレクターの活動としては違う気がしますが、、笑
AISTSで最も思い出に残っている出来事
IOC visit
実際彼がもっとも精力的に動いていただけにさもありなんといった感じです。
個人的な思い出
私がローザンヌに到着して間もない頃、AISTSが始まっていないにも関わらず、食事に招待してくれたことは忘れられない彼との思い出の1つです。
彼にとっては何のことはない誘いだったのかもしれません。しかし、そんな些細なことでも海外初挑戦で心細かった私にとっては、AISTSでなんだか上手くやれるような小さな自信を与えてくれるきっかけとなった大きな出来事でした。そして彼はそのきっかけを作ってくれた人です。
だから、AISTSでどんなことが起ころうと、彼と一緒のグループワークで不利益を被ろうと、私は他のクラスメイト同様彼を恨む気にはなれず、「まあそうゆうこともあるよね」といつも笑って終わらせてしまいました。
今後彼がどのようなキャリアを歩むのか不明ですが、気づいたらテレビとかに大々的に出てきそうな大物感も漂っているので、そういったことが起こることを期待しつつ、今後もずっと仲良くしていきたいと思います。
本日は以上となります。それではまた。
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