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ちょっといいツールにすると快適になるね

早く気づけば良かったん。
ツールとは「道具」のことです。

今まで仕事で何かを書く時は、職場に備え付けてあるボールペンで記入していた。
大量に購入した安物のボールペンなので、インクが入っていても、何故か出が悪くて書けなくなる。
書く途中で文字が薄くなるたびにストレスを感じていた。

そのため、ちゃんとした自分用のボールペンを買おうと思い文具屋へ行き、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」というボールペンを購入した。

いざ、使用してみる。

驚くことにスラスラ書ける。
書き心地もなめらかで、面白いくらいつっかからずに線が引ける。

今まで職場で使っていたペンはなんだったんだろうと思うくらいだ。

おかげで記入作業が苦ではなくなった。
字を書くのが楽しくなってきた。
漢字を書くのが面倒な時は、ひらがなカタカナを多用していたが、書き心地が良すぎるので漢字を丁寧に書くようになった。

書き心地の良いボールペンにしただけで、この変わりようだ。
値段も500円とかだった気がする。

たったそれだけの費用で、こんなにも記入作業がラクで楽しく思えるのはどう考えてもお得である。


もうひとつある。

ニンジンやジャガイモの皮剥きをする時はピーラーを使っている。
たしか100円のものである。

これを疑問にも思わず使用していたが、パートナーが「これは切りにくい」と言って、ステンレス製のピーラーを用意してくれた。

ステンレスのピーラーで皮を剥いてみる。
まあなんと!
これまた面白いくらいにスルスルと皮が剥けるのだ。
力を入れることなく芋を撫でるだけでスィーーッと皮が剥ける。
ジャガイモって凹凸があって、皮剥きが面倒くさいと思っていたのだけれど、このステンレスピーラーのおかげで、まったく苦ではなくなった。
むしろ皮剥きが楽しい時間にさえなったのだ。 

以前使っていた100円のピーラーは、剥くというよりも削るに近かった。

「料理みたいな毎日使う道具は、ケチっちゃいけないのよ」
と彼はいう。
まったく、その通りだ。

ステンレスピーラーだって1000円はしない。
その程度の金額を払えば快適な皮剥き生活が待っている。


ツールをちょっといいのに変えるだけで、苦しい作業が楽しい作業に変わる。
まだまだ気がついてないだけで、そういった物は身近に潜んでいるだろう。

快適なツールに気がつけるかどうかで、人生の地味なストレスが減り、そのぶん幸せが増えていく。
そんな気がする。


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