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自己診断が難しい理由

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。ご覧いただきありがとうございます。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役に立つ情報を発信していきます♪

今日は、自己診断についてのお話です。


ここ数年、パーソナルカラーがすごく流行っていますよね。

パーソナルカラー診断が日本に入ってきたのはもう40年くらい前だと言われていますが、広く知られるようになってきたのはここ10年くらいでしょうか。

雑誌やファッションブランドのサイトなどにもパーソナルカラー別のおすすめアイテムが載っていたり、インスタなどのSNSにも、「イエベ春におすすめアイテム!」「ブルべ冬ならこれ!」などという情報が溢れています。

それと同時に、いくつかの質問に答えて自己診断ができるようになっているサイトもたくさんあります。

私が対面で診断させて頂く際にも、カウンセリングでお客様に伺うと、7~8割くらいの方が「自己診断をやってみたことがある」と仰います。

ただ、その自己診断の結果(自分の予想)と本来のパーソナルカラー(実際の診断結果)が一致している方は、だいたい4割くらいかな?という印象です。

つまり半分以上の方は、自分が思っていたパーソナルカラーが実際とは違っていたということになります。


前回書いたように、「パーソナルカラーの根拠は色素」なので、自己診断であっても色素に関する質問にひとつずつ答えていけば、正しい結果がでそうな感じはするのですが…

ここで結果が違ってしまう理由は、単純に「質問に対しての答え方が間違っている」という場合がすごく多いんです。

(前回の記事はこちら)


例えば、
≪肌は黄みが強いオークル系だ Yes・No≫
という問いがあったとしたら、どうやらほとんどの方が「自分の肌は黄色い気がするし、日本人は黄色人種だしどちらかというとオークルだよね…」という感じでYesにしてしまいます。

この時点で自己診断の結果は≪イエローベースのどちらか≫になってしまう可能性が高いですが、実は「自分ではイエローベースだと思っている方が実際はブルーベース」ということは、本当によくあります。(パーソナルカラーあるある第一位かもしれません笑)

他にも、
≪瞳が明るいか暗いか?≫
というよくある質問なども、明るいってどこから?暗いってどんな感じ?と迷ってしまいませんか??

つまり、自分で色素を判断するってかなり難しいのです。


その点、プロのカラーリストの診断には、判断の基準があります。

このくらいの肌の色だったら黄みが強いよね、とか、この瞳の見え方なら明るいよね、とかいった感じに。

判断の基準があって、さらに比較として何人も見てきたという経験があって、はじめて色素のチェックというのは正しくできるんですよね^^

私は実際に診断をさせて頂く時には、色素チェックをしながら「ここはこういう感じなのでイエローベースの要素ですね」とか「髪はこうなので多いと判断します」とか「瞳がこうだと明るい方になります」とか、理由を伝えながら確認するようにしています。

そうすることでお客様の納得感と、カラーリストへの信頼感が増すのでおすすめです♪

自己診断の結果は参考程度に、必要以上にそちらにひっぱられないようにすることも大事です。


あ、ちなみに余談ですが、できるだけ正しく自己診断をしたい場合のおすすめの方法としては、お友達やご家族など複数人で比べながらやってみるのがいいですよー♪

今回はここまで!
お読みいただきありがとうございました。


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