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Webライターのディレクター業って何をするの?

Webライターのステップアップとして、「Webディレクターになる」という道があります。

これは王道のパターンで、Webライターで目指してる人も多いのではないでしょうか?

私もWebライターからディレクターになり、今は両方の立場で仕事をしています。

ディレクターになる時に「どんな仕事内容なの?」「実際に働いてる人の声を聞きたい!」と思った記憶があります。

今回はディレクターとして活動してる、私の仕事に内容を具体的にお伝えします。

●こんな人に読んでほしい記事です
・Webディレクターに興味がある人
・Webライターからステップアップしたい人

Webディレクターの主な仕事内容4選

Webライターディレクターは質の高いウェブコンテンツを作るための指揮官でそしてライターたちのまとめ役です。

具体的な仕事内容は以下の4つです。

  1. 構成&戦略を練る

  2. ライターの指導

  3. クライアントとの調整

  4. スケジュール管理

一つずつ解説していきます。

1.コンテンツ戦略を練る

構成作成はWebディレクターの仕事です。

クライアントからもらった案件に対して、キーワード選定やペルソナの設定、見出しの作成などを行い、ライターさんへ依頼をします。

この時に大切なのは「具体的な指示」をすることです。

自分で執筆をする場合は「なんとなく」でも、問題ありませんが、他のライターさんへ依頼するときは、具体的に指示をしないと、思っていたものと違う記事が出来上がる時があります。

私はアバウトな性格のため、具体的に指示するのを非常に苦労しました...

「なんとなくニュアンスでわからない!」と思った事も、正直あります。その結果、予想外の記事ができたことも...(/・ω・)/

ただこれは、私のディレクターとしての、能力が不足してたからです。

今はなるべく「簡潔に伝える」「具体的な数字を用いて伝える」「難しい用語は使わない」ことを意識して、指示をしてます。

結果として、とてもクオリティの高い記事をもらえるようになり、非常に満足しています。

「ライターから良い記事がもらえない!」と悩んでいるディレクターさんは、相手を責めるのではなく自分の指示に問題がないかを見直しましょう。

2.ライターさんたちを指導・管理

Webライターディレクターは提出された原稿をしっかりチェックします。

内容は正確か、文章の流れは自然か、読みやすい構成になっているかなどのチェックをします。

また、ライターさんたちが書きやすいように、ライティングの基本ルールを決めることも大切な仕事です。

時には、ライターさんの書いた記事をチェックして、アドバイスをすることもあります。

「ここをもう少し詳しく書いてみたら?」とか「この言い回し、もっと分かりやすくできるかな」などを伝えます。

この時も「具体的にわかりやすく」伝えるとライターさんは理解しやすく、適切な修正を行ってもらえます。

3.クライアントとの連絡調整

Webライターディレクターは、クライアントとライターの間の橋渡し役も担います。

クライアントの要望をしっかり聞き取り、それをライターに伝える。

逆に、ライターの意見や提案をクライアントに伝えることもあります。

ここでのポイントは「連絡頻度を減らすように事前準備をする」ことです。

クライアントから言われたこと、ライターから言われたことを、そのまま横流しで相手方に伝えるのは、非常に簡単です。

しかし連絡の頻度が多いと、ライターもクライアントも疲れてしまい、作業効率も格段と落ちます。

そのため「よくある質問内容をまとめた資料を作る」「聞きたいことは1回でまとめて行う」など連絡頻度を減らす努力が必要です。

4.スケジュール管理

複数のプロジェクトを同時に進行させるのも、Webライターディレクターの仕事。

いつまでに何を完成させるか、綿密に計画を立てます。

予期せぬ事態が起きても慌てず対応できるよう、余裕を持ったスケジュールを組むのがコツです。

特に多いのが「締め切り直前にライターへ連絡が取れなくなる」事です。

「そんな人いるの?」と思うかもしれませんが、連絡が取れなくなる人はめちゃくちゃいます...

こうなった時に、ディレクターは迅速に対応する必要があります。

他のライターにお願いする、自分で執筆をする、クライアントに納品が難しいと伝える...様々な方法があります。

突発的なトラブル対応もできるように、スケジュール管理をしましょう。

私の場合は、クライアントに提出する3日前の期日をライターの締め切り日として設定します。

例えば7月20日にクライアント提出なら、ライターには7月17日までに執筆してもらうようにします。

3日あれば、ライターに連絡が取れなくても、自分で執筆すれば何とかなります。

おわりに

Webライターディレクターの仕事、意外と奥が深く、文章を書くスキルはもちろん、人を管理する力、戦略を立てる力、コミュニケーション力など、様々な能力が求められる職業です。

その分やりがいもありますし、報酬も一気に上がりますよ♪

個人的にはディレクターよりも、ライターとして執筆する方が好きなんですけどね...(/・ω・)/

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