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Outer Wilds DLC ~Echoes of the Eye~ と俺

 はじめましての人はこんにちは。そうじゃない人もこんにちは。
 只のゲームプレイヤー『もみじ』と申します。
 youtubeのヤマトチャンネルにてゲーム実況をしてます。
 よしなによろしくお願いします。

 なおこのテキストは、チャンネルの主であり相棒であるヤマトくんに「なんか書いて」と言われて書いてます。駄文長文、よろしければお付き合いくださいませ。

 ★ヤマトチャンネル★

 今回は、【Outer Wilds DLC ~Echoes of the Eye~】
 振り返り備忘録およびプレイ日記まとめです。クリアした人向けのネタバレ等を含みます。あと長いです。ご注意ください。






◆ □ 空白くん、迫真のネタバレ配慮 □ ◆





前置き

 Outer Wildsを初めてクリアした日が2021/09/29。
 DLCの初プレイ日が2022/05/31。
 実に8ヶ月の空白を得て、Outer Wilds DLC ~Echoes of the Eye~(以下EoE)に望みました。

 前回の動画を見てくれていた人はご存知かと思いますが、実は本編実況中にEoEが発売され、実況最終回前に購入は済ませていたんです。なのになぜOW大好きハーシアンのもみじがすぐプレイしなかったのかというと、ヤマト君に「サクサク行き過ぎてつまんない」って言われてちょっとスネてたから理由はいくつかありまして。

1.新作の謎解きゲームをすぐに実況するのは…
 もみじは「自分が好きなものは売れてほしい。好きなものを作る創作者の懐にお金が入れば余裕も生まれてもっと俺の好きなものを創作つくってくれるはず!」という思想の持ち主なので、鮮度が命の謎解きをすぐに実況プレイして「もう見たから買わなくても良いや」勢を作るのはちょっと…派です。ただ他の実況者や視聴者のスタイルを否定するわけではないのであしからずご了承下さい。一人くらいはこんな奴がいてもいいでしょう?

2.クリアの余韻に浸っていたかった
 クリア後はペットロスならぬOuterWildsロスになってOWの事ばかり考えていました。それくらい大好きな世界だったわけですが…

 「実況の雰囲気からそんな感じには見えない」?
 「悲鳴とゲラしかなかった」?

 いやいや、それは表向きの一面なんですよ。これでも寝る前にこっそり空を見上げてOWに想いを馳せたりしていたセンチメンタリストなんです。
 もみじは「ラスト茶化すなんてウザすぎ」って言われるような、悪い方面に勘違いされるようなやつなので、あえてここで「そんなのじゃありません」と主張しておきます。違うからね!

3.記憶を消して新鮮な気持ちで挑みたかった
 ロスを抜け、「まだまだ探索できる世界DLCが広がってるだなんて!」と切り替えました。そうしたら欲も出た。知っているEoEの知識はプロモーション動画のみ。ならそれ以上の情報を仕入れず、出来るだけ新鮮な気持ちで挑みたい! 記憶を消すことは叶わないけど、時間を開ければ開けるほど記憶が薄れて擬似的な記憶喪失体験が出来るな!(?)

 …こんな感じです。
 なので本当は1年くらい「離れる期」を設けるつもりでしたし、その間はもちろんアウターワイルズ関連の情報は極力入手しないようにして、東にツイッターで流れてきた情報があれば速攻でスクロールアウトして読まず、西でファンアートが視界に映ればモニターを手で隠して回避し、修行僧の如くOW断ちをしていました。
 クリアしてなおOWに想いを馳せ続ける人たちのことをアウターワイルズゾンビと呼ぶらしいですが、上記のことを鑑みると、もみじはゾンビにすらならなかったのでOW絶食系即身仏だったのかもしれません。TLの海を流れ見逃したファンアートはいっぱいあっただろうなあ…今度見に行きますのでぜひ教えてください。

 で、その間なにをしていたかというと、

どこかで草花を育ててのんびりしつつマスターモードの世界にボコられたり、
またどこかでは天上界プロプレイヤーの洗礼を受けてボコられたりしていました。

 あと、ヤマトチャンネルでいろいろゲーム実況をしていました。興味ある方はぜひ。今後もなにか琴線に引っかかった作品はこうして備忘録を残す予定でいます。
 で、結局それも8ヶ月で耐えきれなくなって、再びハーシアンに戻る決意をしたのでした。

 以上、前置き終わり。

★【完結】Scream of the Eye★

それでは、

対戦よろしくお願いします。



配信1回目:帰ってきたハーシアン

今回のサムネ。ヤマトくん作。

 宇宙の眼はいつもみんなを見ている。
 ハーシアンは決してロ○コンではない。

 というわけではじまりました。Outer Wilds ~EoE~のお時間。
 プレイ進行はもみじ。相棒はヤマト。お付き合いください。

 なお今回は、配信中に喋ってなかったことを補足する、画像多用プレイ日記風テキストとなります。ほぼ覚え書きで、ここから先は読み物かどうかも怪しいのでご注意です。また生配信中のコメもところどころ引用させてもらってます。ご了承下さい。
 ただ、実況動画を見てくださった人が読むと「この時こんな考えだったんだな」って、ちょっとは楽しめるかも? 知れません。

 読んでる最中のオススメBGMは『Echoes of the Eye Soundtrack - The River』です。youtubeくんなどで聞きながらどうぞ。


◆  ◇  ◆  ◇  ◆


 まず、今回は気持ちの入れようが全然違いました。
 Outer Wilds本編プレイ中は「なんとなく気楽に観光してみよう」って感じのプレイだったんです。

★勘はいいけど宇宙が怖い友人が OUTER WILDS に挑戦 シリーズ★

 終始リラックスした感じで挑んだOW本編でしたが、その旅路を超えた俺は、もう一人前のハーシアン(自称)。なので逆に今回のプレイスタイルでは、本気でDLCと向き合うと最初から決めていました。
 どういうことかというと、

1.3D酔い対策として酔い止めを常備し
2.全てを見逃さないように高い目薬を買い
3.思考や発想力の高回転化のためにブドウ糖90%ラムネを食べ
4.滑舌の悪さを少しでも緩和しようと一週間前から発声練習をし
5.質の良い睡眠を心がけ可能な限りベストコンディションを持って望む

プレイ当時のメモ書き。

 それもこれも全ては、OuterWildsDLCに敬意を払い、本気で向き合うため。
 でしたが…

プレイスタート5分後。

もみじ「まって! 助けて!」
ヤマト「こっちでは何が起きてるかわかんないからさぁ…」

 もどってきたハーシアンもみじは、座席からの立ち上がり方すら忘れていました。

 とにかく操作感を取り戻そうとしながら情報を集め、「40度のときに太陽を見れば良いんだな!」と解釈、宇宙に出発。

エモい。

 宇宙にポツンと浮く気分は、大海原で漂流するが如く。

 待機中になぜか散骨の話を始めるハーシアンもみじと、じゃが○こをオツマミにお酒を飲みつつ話を聞いてくれるSlateヤマト。
 俺の実況プレイではそういうことになりました。じゃが○こを食べるSlateのファンアートを描いてくださった方もいます。ありがとうございます(見失って見つけられてない顔)。
 なにはともあれ、久々のループを味わってOuter Wildsの感を取り戻しつつ再チャレンジ。

 衛星を体当たりで破壊し、結局頼れるのは己の4つの肉眼のみ。
 そのまま日食を発見、突撃するもすれ違ってミスるというヘタを晒しつつ、

 謎の構造物へと到着。
 明るく視えるのは、3D酔い対策でガンギマリガンマガンマ補正が最大だったからです。あと動画からの切り抜きなので画質は荒いです。雰囲気でお楽しみください。

コメ「おとこのこはこういうの好きなんでしょ!!」

 そりゃもう大好きですよ。
 ひと目でわかるNomaiでもハーシアンでもない構造物路線にテンション爆上がり。サスの形に宇宙世紀ガンダム闘争ACの匂いを感じる。

 斯くして、これからはじまる目押し文明との出会いを得て、もみじは流れ者Strangerに侵入するのでした。

もみじ「この前閃光のハサウェイで見たやつー!」
(脳内翻訳:ガンダムのコロニーっぽいですね)

もみじ「テーマパークに来たみたいだぜテンションあがるなぁ~!」
(翻訳:スプラッシュマウンテンみたい)

 俺にはよくあることですが、考えてることと発する言葉のズレが往々にしてあります。
 またこの当たりから後頭部が熱くなり始めたのを覚えてます。知恵熱とか興奮、おそらくそれに近い状態。視覚から入ってきた新情報を片っ端から処理しようと脳があがいていた可能性も微レ存。「一人でプレイしてたらもうちょっとゆっくり隅から隅まで練り歩いてただろうなぁ」なんて思ってました。実況プレイだもの。視覚的なテンポとか、どうしても考えちゃうじゃない?

 なのでとりあえず足は前へ!

もみじ「おいでませ○○村、みたい」
(翻訳:観光地みたいですね)

もみじ「廃村同様のウェスタン村みたいになってるんだけど」
(翻訳:子供の頃に見た光景と似ているなあ)

もみじ「荒川土手みたい」
(翻訳:荒川土手みたい)

 …ちょっと自分のプレイを見直すのが恥ずかしくなってきた。
 何言ってんのこの子。

第一村人発見。絵画。

 シカの角にフクロウみたいな顔をしていたので、命名:シカフクロウ族。ちょっと口語では言いにくい。
 からのー?

もみじ「ああぁぁああぁあぁあ~!」

 ダム決壊確認→水流回避の屋根ジャンプ→すべて流される華麗なBUZAMAコンボ。情報と動きが忙しすぎて「まってまってまって!?」しか言えない限界オタクハーシアン

もみじ「早く行かないと、きっとダメになるやつがいっぱいあるんでしょ!?」

 情報が…考えることが多い…!

きれいな顔してるだろ…死んでるんだぜ…

 水に流された結果、絵画ではない本物のシカフクロウ族とファーストコンタクトを果たす。ただし相手は亡くなっていた。どちらかというとミイラっぽい感じ。
 骨格がシカだし歯並びが草食動物系だからやっぱりシカなのかな? と困惑。でも絵の正面顔はフクロウっぽく見えたんだけどなあ。

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 そんなこんなで普通に? 探索できていたのかもしれません。
 でもこの後あたりからコメント欄が賑やかになっていく。

明るい。

もみじ「なんか…ヘパイスティオンみたいなのがある」
(翻訳:ギリシャ系の意匠みたいでカッコいいですね)
(補足:ヘパイスティオンはアレキサンダー大王が信頼していた部下の名前で、古代ギリシャよりもちょっと新しめ風のデザインですねと言いたかった)

 全然言葉になってなくて恥ずかしい。

 なにはともあれ、ガンギマリガンマガンマ補正が最大のお陰で外壁に穴を発見。そこから侵入し探索開始。

コメ 「遅刻遅刻~…なんでここにいるの?」
ヤマト「俺が聞きたい」
もみじ(俺も聞きたい。なにここ裏口?)

 とにかく目の前に新しい情報が次から次へと広がって周囲の反応と現状の把握が追いつかない。
 最初から行けるところが多すぎたし、内心では「いきなり変なところ入ったな、これたから来ちゃったけど最初のところをもっと見てからにすればよかった」なんて思ってた状況。

 今見返してみると、何らかのヒントや探索できそうな箇所になるとヤマトくんが黙って「ぽりぽり…」ってじゃが○こ食べ始めるの、かなりヒント感あったなあ。

もみじ「あー! またいるー!」
(翻訳:トゲトゲランタン持ったまま死んでる、緑の火がついてる…さっき緑の光で見た光景と同じだ。つまり死んだら? 目をつぶったら何かあるってこと? っていうか足元にあるランタンを挿せばさっきのリール見られるんじゃね? …考えることが多い…!)

 二系統の情報が脳内でこんがらがって全然整理、言語化できていない。

一番最初に見たリール。
こわいかお。

 そしてもみじは、「やっぱりシカ&フクロウでシカフクロウ族じゃないかー」って顔をしながら、先程の思考の通りにトゲトゲランタンを持って焚き火ウトウトタイムへ。
 さっきリールで見たから、そりゃやりますよね。

もみじ「ここはどこだ…?」

コメ 「今何を見せられてるんです?」
コメ 「あたしたちの脳壊れる」
もみじ(みんなのコメの意味がよくわかんない)

もみじ「あーそうだよ、フラッシュライト持ってないよ」
(翻訳:フラッシュライトおよび周囲のインターフェイスがないってことは宇宙服を着ていないので、意識だけがどこかに飛んだのかな。でも意識だけというのはどういう状況? ここはどこ? 魂? でも天国らしくないしやっぱ仮想世界VRかな?)

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 DLCコンテンツの世界は、

 ・宇宙遊泳するところがほぼ無い
 ・重力等倍で動きが安定している
 ・竜巻や砂などの対処困難な巨大自然災害が、ダム決壊くらいしかない

 これらがもみじにスーっと効いて…とてもありがたい…
 なので不測の事態に陥って「ああああああー!」って思考キャンセルされることがなく、新しく入手した情報がめちゃくちゃ繋がりまくって脳みそが自分の意志に逆らって回転しっぱなし。次から次へと行きたいところが浮かんで止まらない感じがありました。

もみじ(部屋が横に出っ張ってるから何かあるよね)
ヤマト(じゃが○このカップをタンッ! 舌打ちとため息)

 なんでだよー! ほめろよー! 見つけたんだからー! 俺たち相方バディだるるぉ!?
 ヤマトくんの気持ちがテキストをまとめている今でもわからない。ぐぎぎ。

 そして見つけたのは、びっくりド○キーのメニュー表を闇取引して手に入れる大学生風のシカフクロウ族。

コメ「はーあ」
コメ「ハァ?」
コメ「HAHAHA」

 なんでそういう反応するのみんなー!

 このあたりから、もみじvs視聴者(アウターワイルズゾンビ)の構図ができあがっていく。そっちがその気ならこっちだって思いついた変なことを片っ端から試してやらー!

もみじ「ヤマトくんさあ」
ヤマト「うん」
もみじ「俺この持ってるこれランタン(VR世界で)落としたい。落とせないの?」
ヤマト「やれれば…できるんじゃない?」

 この時は本当、起き方がわからなかった。さっきまでさんざんスライドリールを置いたりしていたのにね! カメラをもう少し下に向けていれば置けたのにね! 「VR世界では置けないようになってるんだー、くっそ悔しい、コメに反撃失敗」みたいなことを素で考えてた。頭が温まりすぎていた。

 それならば、と新たな何かを探して歩く顔。
 さしずめ、おもちゃを求めてさまようキッズの如し。

ギコギコギコギコギャギギギギギギッ

もみじ「キミも楽器弾く族ぞきゅかあ。宇宙の目でまた会おう」

 頭があつあつオーバーヒート気味で口が上手く回ってない。やべーやつですね。っていうか、新しいおもちゃを探すのに夢中になって脊髄反射でテキトー喋ってる中に正解が混ざってるとか、そんなの気が付きませんやん。

 結局時間切れまでおもちゃは見つからなかったので戻ってきたもみじ。
 Nomai式・蛍の光22分後のアレを聞きつつ、VR世界で死んだら? の裏付けをとってみたりしてお茶を濁したりしたところで、

おもしろいのあった。

ヤマト「何やってんの」
もみじ「説明が難しいけど理解した」

(翻訳:
1.トゲトゲランタン遺物を持っていれば焚き火の前で寝る(意識を途絶えさせる)ことでVR世界に入れる。なら遺物を持って焚き火の前で、寝る以外の方法で死んだりして意識を失ったらどうなるのか。

2.肉体と意識のリンクが切れることでVRに入ることが出来るのなら? トゲトゲランタン遺物魂を科学的にVR世界に送れる装置なのでは?)

 …っていうのを即座に喋れない自分にプチイラしてモニター前でヘドバンしてた。いわなければわからない。にんげんもみじはおろか。

ちゃんと置けた。

 この日はランタンの置き方をチェックしておしまい。
 他のものを置いたり拾ったりさんざんしていたのに置き方がわからなくなるあたり、俺の脳みそは2時間前後が限界っぽいです。

第1回:2時間12分
探索数:7回(6ループ)


配信2回目:OWゾンビの心がわからない


 前回探索より1週間開けて、2度目の配信。
 1週間もあれば流石に大量の情報も脳内整理できているはず。

【ここまでで知り得たこと】
流れ者Strangerを見つけたよ!
 →外壁からも入れたよ!

・シカフクロウ族がいたよ!
 →みんなお亡くなりだったよ! 彼らは宇宙の眼を信奉していたよ!

・遺物を持って緑焚き火でウトウトすると魂がVR世界に行けるよ!
 →死んでもいけるよ! 怖いね!

プレイ当時のメモ書き。

 なんにもまとまってなかった。

 あまりに多くの情報が押し寄せすぎて、目立った部分しかピックアップしていない。とにかくわけもわからないままに進めることにしましたが、

前回で得た航行記録。

コメ「いびつな航行記録」
コメ「最終回楽しみです!」
コメ「ヒィ!怖!」
コメ「クリア後にトラックにでもはねられないかな」

 OWゾンビーズ、今日も最初からトバしていくぅ!
 というわけでもみじvsコメ、プロレスファイッ!

 ぶっちゃけこういう雰囲気メッチャ好き
 上でも下でもない、対等な目線の言葉掛け殴り合い、ほんと嬉しいです。なんていうか皆さん、さじ加減がわかってる感じのコメントなんだよね。楽しい。たくさんのご来訪とコメありがとうございます。マジ感謝。

 でもコメを振り返って見ると、OWゾンビではなくシカフクロウ族の怨念のようにも思えてきた。
 おんねんが、おんねん。

 ともあれ探索開始。

違う入り口から脇道に行ったところ。

 シカフクロウ族は、太陽が超新星爆発することを知っていた。
 で、この巨大宇宙船を逃がそうとしていた…?

 前回もですが、今日は最初からラムネをかじってることを暴露し、糖を脳に送り込んで必死に考えていることをアピール。

コメ「ラムネ塩のかたまりになれーっ!!
コメ「ラムネを没収してください」
コメ「ラムネ粉砕しよ」
コメ「ラムネにアルコール仕込んでおこう」

 ちょっとぉ! なんでそういうこと言うのぉ!? ラムネ泣いてんぢゃん!(ぴぇん)

コメ「こんなにゾンビが辛辣な配信はじめて見た…」

 ラムネ一つでここまで言われることって早々ないよ?
 どうなってんのOWゾンビーズ。

ダムって怖いよね。

もみじ「俺が作者だったらー」
ヤマト「その考え方やめようぜ」

 水底に絶対なんかいると思ってた。なんなら未だにいると思ってる。
 とはいえこの時、VR世界をホラーっぽく見せようとしているので、対比を狙うため現実世界に恐怖要素は入れないように作ってそう、って思ってました。

ヤマト「じゃあなんで水の中入んないの」

 こわいからだよ!

ヤマト「はい1ループ」

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 みなさんは航行記録、ループするたびに見る派ですか?
 もみじはある程度まとまってから、もしくは詰まってから見る派でした。
本編プレイ中でもだいたいそんな感じ。今思うと、もっと早く見ておけばよかったなーって感じでしたが、EoEでもそれは遺憾なく発揮されてしまい、航行記録を見ずに再突入。

コメ「航行記録見せなくていいんじゃない?」
コメ「航行記録燃やそう
コメ「みんながもみじさんの苦労する姿を祈ってて神聖な感じする」

 このあたりでようやく、「他のOWプレイヤーが進める平均的な動き
とは違うのかな」という自覚が芽生え始めるも、もはやどうにもならず。普通って言葉は難しいですよね。何を言おうとも完全初見プレイなので、俺の普通はこれになりました。結果論。

コメ「正規ルートを通った場合の情報を見逃してるみたいな思考はないのか」

 ってる人から見るとこういう気持ちになるようです。
 あちこち摘んでるような虫食い探索してるなって気持ちはちょっとあった。

コメ「勘のいいガキは嫌いだよ」

 ここにきて本編実況タイトル回収ぅ!
 なんてことを思いつつ、

VR世界でランタン置ける! 確認ヨシ!

 このときのもみじは、どこか「OWゾンビーズに一泡吹かせてやろう」という思考があり、

ぎゅいーんばきばきばきー。

 本編にあったこれを探してたんですね。
 たぶんEoEにもあるだろー、みたいなことを思っていて。

コメ「Outer wildsといえばじゃが○こだよネ」
コメ「じゃが○こを食べて、みんなもOuter Wildsを応援しよう!」
コメ「じゃが○こ生える」

 ほら、コメも慌ててる。やっちゃうよーやっちゃうよー?

コメ「目にじゃが○こ刺して!!

 一部やべーゾンビ視聴者がいますね。
 ハーシアンは目が4つあるから、だ、大丈夫だしー!?

もみじ「なんかなるなーって思ってたんだよねー」
(翻訳:思ってたんと違う…)

 なにかやると、Slateヤマトがポリポリしだすのほんと助かる。
 OWゾンビーズたちもたぶんポリポリしてた。

 コメ「ファンアート投稿しました」

 世の中にはじゃが○こを食べてるSlateのファンアートがあるらしいですよ。みんな見つけてね! もみじは見失ったまま、未だに探してます。

 その後、谷から足を滑らせたり、

シカフクロウ族に見つかって「ふっ」されて、

ヤマト「よっしゃ! やったぞみんな!」
コメ 「よし!」
コメ 「ブラボー!」
コメ 「Foooooo!!!」
コメ 「ヨシ!(現場猫風)」
コメ 「888888」
コメ 「ガッツポーズ!」
コメ 「一勝」
コメ 「がんばれ鹿!!!」

 いやゲーム的には失敗してるじゃないですかー!
 なのにここまでコメントもらえるの凄くない? ガッデム!

 もみじvsOWゾンビーズ、はじまる。
 そういうゲームだっけ…?

コメ 「もう少し耐えろOuter Wilds!!!」
コメ 「Outer Wilds選手がんばってください」

 OWと俺ってどういう関係なんです…?

 頭に「?」を浮かべながら探索再チャレンジ。

もみじ「わかった、こうだな!? 俺はメタルギアに詳しいんだ」
(補足:メタルギアシリーズは一度も遊んだことはありません)
コメ 「ここだぞーーーー!!!」
コメ 「ここにいるぞおおおおおお」

 それもう馬岱なんよ。魏延が斬られちゃうんよ。

どちらさま…?

 そうしてまで見つけたのは、なんか製作者っぽいパリピなシカフクロウ。

コメ 「これだいひんとだよ!!」

 シカフクロウ族の子供が大人に隠し事をするような発言だな、と思ってました。
 で、一通り楽しんだ後に気づく。

もみじ「向こうVRで火が消えたらこっち現実に帰ってくるんだな」
(翻訳:火が消えたらVR世界とのリンクが途切れるけど、身体が死んでる人たちはどうなるの? 戻るべき体がないなら、消滅するんじゃないの?

 一方その頃、コメ欄はシカフクロウ族を応援する流れになっていた。そもそも敵対してませんけど…視聴者が全方位敵。アウトレイジかな?


◆  ◇  ◆  ◇  ◆

そんなこんなで探索は続く。

イケメン。

 宇宙の目を摂取キメするシカフクロウ族。
 速攻で宇宙船Strangerを作ってこちらの星系にやってくるシカフクロウ族。行動力の化身か。

もみじ「うわー全く見えない」

(翻訳:ガンマ最高値にしてても全く見えないということは、意図的な演出である。つまり何かあるよね)

もみじ「ここにきたかったんだよねー」
もみじ「ヴォエ!」

 なんだかんだ観光していたら、あちこちのリールで見かけた、封印されし何かに到着。棺っぽいですよね。
 そしてなにやら開けるヒントを見る。
パスコードで開けさせようとするところ、凄くRPGツクールによくある謎解きっぽい。でもまったくわからない。それなら。

デバッグモード(仮)でなんとかなるんじゃないの?

 なった。1個できた。

 もみじ「これやっぱりズルなんじゃないの!? ほんとはどっかにヒントがあるんでしょコレ?」

 ヤマト「チート野郎がよぉ。お前そんなんでお天道様の下、歩けるのか?」

 なら他の2つも! と思いましたが、

カーンカーンカーンカーンカーン!

 試合終了のゴング。

もみじ「めざ、まし、なんだねー…目覚ましなんだよなー…」

(翻訳:死ねば音で起きなくて済むな…けどそれじゃ現実の棺を開けられない。つまり死んで開けるやり方はダメで、生きて通過する方法を探さないといけないのかな)

もみじ「死んだあとこっちの現実世界って帰ってこれないよね」
ヤマト「っはー、何いってんの?」

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 気を取り直して次。

天井に探査艇がくっつくなんてことある?

 操縦もここまでヘタだともはや芸術的でしょ。探索前からボロボロなんだけど。

コメ 「Outer Wildsくん寝技失敗!」
コメ 「俺たちのOuter Wildsが」
コメ 「Outer Wildsくん決死の反撃」
ヤマト「Outer Wildsも今頃ね、「クサムヲムッコロス」って思ってるから」

ちょっとぉ! みんなOuter Wildsくんのことなんだとおもってんのぉ!?

 そして観光地であらたなリールを見る。

おのれ宇宙の眼めー! 宇宙の眼は悪い文明! 宇宙の眼は消毒だー!

 もみじ「勝手に探して勝手に逆恨みとかメンヘラかよ」

 このあたりで脳が勝手に『シカフクロウと宇宙の眼』についての考察を始めるも、すぐに情報大量入荷タイム。考えは吹っ飛んでしまうのでした。シングルタスクマンだからね。しょうがないね。

ヒィッ!?

 最初見た時、塔の隠し階段から地下に眠る巨大なタコの化け物のところに行けるよ、って絵だと思ってた。勝手にそう解釈して勝手に恐怖ビビってちゃんと喋れてないのまるわかりですね。
 …いやほら! 本編にもオレンジクラゲいたじゃん! 似たような生物がいてもおかしくないじゃん!

 もみじは巨大海洋生物や、底の見えない海がメッチャ嫌いです。特にクラゲがダメ。

 更に探索を続けると、再び立ちはだかるカンカン警報機トラップ。
 それならば先ほど考えたアレをやるしかない。目覚ましで起きたくないなら死ぬしかないじゃない!

(補足:今までのOuter Wildsでは極力死なないように、という作りがされていた気がするので、DLCであるEoEでは逆に死ぬことで先に進めるようなギミックがあるのかも、というメタ思考はあった)

そしてこの仕組である。

もみじ「もう知ってる。っていうかやらなきゃここ来れなかったでしょ」
コメ 「ここで分かる情報なんですよ(半ギレ)」
コメ 「半笑いで言うことではない」
コメ 「なぜかもう知ってる」
コメ 「逆転現象が起こっている…」
コメ 「フゥン…」
コメ 「開発者の想定した攻略ルートのことも考えてください! 開発者泣いてますよ!」

 でもそれやらなきゃここにこれなかったでしょ!?(2回目)
 もしかして別の方法があった!?

 そして、

へー、そうなってるんだー…

 コレを見てちょっとしたイタズラを思いつくけど、それは次回にしようと思ったのでした。

最後に航行記録を見直して、今回は終了。

もみじ「奇妙な保管庫…」
コメ 「ヤバイエロ本かも」
もみじ「シカフクロウ族のエロ本…やっべマジでエロいよ、角が片方ねえとか、角が両方ねえとか!」

(補足:ちょっと見当違いのことを言って「バカなこと言ってるなおろかものめhahaha」みたいな感じを出したかったのに、まさか部分的に正解だとは思いませんやん…)

 そんなこんなで第2回は幕を閉じたのでした。

第2回:2時間26分
累 計:4時間38分
探索数:6回(5ループ/計11ループ)



配信3回目:もみじ vs Outer Wildsくん

【ここまで。】
・VR世界を探索したよ!
 水に沈められた、密封された保管庫? と似たようなものがVR世界の地底湖にもあったよ! VR世界でロックを外すと現実世界のロックも外れるよ! 厳重ロック開けたいね! 死ねば2つは行けるよ! あと1つだね!

・VR世界は4つに区切られてるよ!
 密封された保管庫と、あと3箇所にいけるよ! 禁断の記録保管庫がそれぞれの場所にあるんじゃないかな!?

・禁断の記録保管庫を探そう!
 地底湖のロックを開けるパスワードはおそらくないよ! かわりに行ける方法がリールとかで残されてるんじゃないかな! 探そう!

【これから。】
 記録保管庫を見つける→方法を探る→地底湖の棺を開ける→できればそのあと現実世界に戻って現実の棺を確認したい(可能?)

 それとは別に、おもちゃを見つけたので試したい。

当時のメモ書き。

 こんな気持ちではじめました配信3回目。
 しかしコメはもう温まっているようで、

コメ 「キックオフ待機」
コメ 「Outer Wildsを応援しに来ました」
コメ 「この配信を見るには覚悟が要る
コメ 「対戦よろしくお願いします」
コメ 「じゃが○こかってきたよ」
コメ 「お酒飲まないと見れない」

 得物を持って集まるOWゾンビーズ。
 もしくはアレな顔をしているシカフクロウ族の怨念かもしれない。

コメ 「じゃが○こ7個買ってきたよ」
コメ 「じゃが○こ九州しょうゆ味準備したよ」
コメ 「エアじゃが○こ食べてる」

 近年稀に見るじゃが○こ推し動画だと思いますよ、カ○ビーさん。

コメ 「これは『試練』だ」
コメ 「画面から5メートル以上離れて見たほうがいい」
コメ 「これはゾンビにとって乗り越えないといけない試練だと思うようになったんですよ」

 檻の中の珍獣を見るようなノリでいいんだ。
 でも珍獣は「なんだ普通じゃん」って言われるのが怖くて内心ドキドキしてたんだ。だってみんながハードル上げていくからさー!

コメ 「ハードル横目にスキップしてる感じ」

 競技してねえ!
 とはいえワイワイと覗き見てくれる感じが、なんだか温かいなあと思っていたのを覚えてます。

 そんなコメント雑談をしつつ、ちょっと考えていたところと違ったけれど、

きちゃった。

 イカダに乗ったので、思ってたことを試してみる。

ヤマト「…サイダーの話しよっか」

 ほんとヤマトくんわかりやすいよね。でも止めないよ。
 やることは、VR世界の川わたり中、真っ暗ゾーンで、ふっ。

ここあちこち回ってないの、いまさら気がついた。

ヤマト「何をしてるんだ、って言ってんの俺は」
もみじ「ここなんだー…え、うそ」

 やっぱり狙ってたのは、時空構造をなんとかかんとか、だったんですよ。
思ってたんと違った。

 さらに、ここでもみじに困惑走る。

 前にも説明したように、当時の俺は「ロックを3つ解除してVR世界の保管庫にアクセスしてから現実の保管庫を見に行くんだろうな」って思ってたんですよ。
 しかしこの時点で、VR世界の保管庫を開けるところまではできてしまう。それは困る。死ぬ方法で突破しても現実世界に帰ってこられない。
 なのでこれはダメなやり方で、いいところまで行けるけど「正規ルートじゃないからダメですー」って言われるんじゃないかと思ってた。つまり間違いだと思っていたわけですが、コメ欄では、

コメ「不意打ちだよ!」
コメ「OW完全敗北」
コメ「こんなの絶対おかしいよ」
コメ「コメント泣いちゃった…!」
コメ「少しくらいグダってほしかった」
コメ「しょうが焼き
コメ「なんだぁテメェ?」
コメ「後頭部あつくなる前に殴って記憶けして」

 このタイミングのしょうが焼きコメ好き。
 この感覚、当時はよくわかってなかったけどコメ側で体験したかった。だってメッチャ楽しそうなんだもの。

コメ 「あのイカダのはどういう思考回路で導いたんですか」

 2回目配信の最後に思いついてやろうと思ったイタズラです。

1.VR世界のイカダにだけろうそく(消したらイカダも消える)がついてる
2.VR世界のイカダ移動中には明るく照らせない部分がある
3.塔のてっぺんでそれぞれのVRワールドを繋ぐパイプの図式があった
4.VR世界は、ワールドをダークゾーンで繋ぐ構造になっているのでは?
5.じゃあワールドからワールドへの移動中のダークゾーンでVR退出しようとしたらどうなるの?
6.ただ落ちるだけじゃトリガーになってないかもしれないからイカダの火を消して落ちてみよう
7.時空構造をなんちゃらかんちゃらになるんじゃないのー? 面白いことになるんじゃないのー?

 …こんな感じです。

コメ 「何かちゃんと手順踏んで…みたいな気持ちになるんだよね」
コメ 「なんかナメプされてるんすよねー」

 違うよ! 断じて違うよ!
 それは結末がわかっている人の発言だよ! 俺はまだこの時点でわかってなかったんだよ! ガッデム!

コメ 「ファンアート投稿しました」

 サイコパス度が高くて好き。
 流れてしまったようで実はちゃんと見られていません。見たい。このあと探しに行きます。

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 なにはともあれコメが湧いたものの、考えていてもしょうがない。とにかく3つ解錠できるようになったので行ってみようということに。ループ後再チャレンジ。
 コメントでめっちゃ盛り上がってるけど、まだ全部探索してないのにこれやっていいの? って気分でした。全体における自分の進行度が理解できてないのに周囲がどんどん盛り上がるから、ちょっとやさぐれてた。

もみじ「俺、トゲトゲランタンどこに捨てた…?」

しかも、気がつくと持ってなかった。

なんか宙に浮いてた。

 たぶんイカダを引き上げるときに当たり判定コリジョンが接触して押し出されて落としたんだと思われます。

コメ 「ブルーバックになれーっ!!」

 もはや呪怨。

いろいろあって、なぞのばしょに到着。

 実況中、一言も言ってませんでしたが、もみじはこういう隠し階段の下にある秘密の部屋みたいなのメッッッッッチャクチャ好きなんですよ。
 ヤマトくんおよび視聴者の皆様にはまったく伝えてませんでしたけど、この時は「にこー!」って顔してました。キッズスマイル。
 で、先に進んで、見たものは。

もみじ「あっ、角がねえ!」

たぶんクライマックスであろう場面で男の娘疑惑が出てこようとは…

コメ 「エロ本の人だ!

 控えてたのにそんなコメされたらノっちゃうじゃないかー! まさか自分の発言が自分に返ってくるとはー! あー!
 とにかく話そう。初めての会話だ。さーいくぞー!

Nomai仮面「頭冷やしてきなさい」

(津波で焚き火が消えてしまって、話そうとした瞬間に戻されました)

 男の娘発言はNomai的にゆるされなかったっぽい。
 そしてこれである。

「nomaiガード」メッチャスキ。

 正直な話、このコメ群を引き出せただけで全クリ優勝でしょ。
 なおこの時点ではまだ結末をなんにもわかってなかったわけで。
 やられっぱなしっていうのもフェアじゃないよね。

もみじ「あのシカフクロウ族は男の娘だから」
コメ 「なんでBLの話してるんですか???」
コメ 「驚くほど話が入ってこない」

 視聴者に積極的に呪いをばら撒いて反撃していくスタイル。
 誰か男の娘のファンアートお願いします(ない)

 とはいえ真面目な話として。
 Nomaiは雌雄があったと思うんです。妹って明言してたし。ハーシアンはわからない。じゃあシカフクロウ族はどうなんだろう。モチーフがシカの時点で雌雄あると思うけど、スライドリールを見る限りみんな角生えてるんだよね…角の生えたメスがいる種類のシカなのかもしれない。もしくは(自主的検閲削除)

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 なにはともあれ、やりなおし。

 再会。
 今までの思い出の振り返り。
 そして離別。

(もみじは声が軽いのでふざけていると思われた方もいるかもしれませんが、ここでは涙ぐんでいたことを報告しておきます)

 そして感動の後、

…え? どうしたらいいの?

 急に現実を突きつけられる。
 まだプレイ続くの!? あれだけ素敵なものを見せてくれたのに終わりじゃないの!?
 ここ、個人的に思う数少ない「Outer Wildsくん惜しいな」ポイント。

 ただ、上の画像を見ても分かるんですけど、
 ビジョントーチの映像を見るまでは火が灯っていて、見終わったあとは消えている。「この火は魂なのかな」って薄々思っていましたけれど、「魂はお前と共にある」って解釈で良かったのかなと今では思っています。

 メタい事を言うと、「魂は寄り添い融合する」って考え方は仏教とかアジア圏的なものの気がする。ひたすらに個々を尊重する西洋の発想には沿ってない気もする。
 だけど片角さんは「宇宙の眼を信奉し一礼するようなシカフクロウ族の異端者」的な描かれ方をしていたわけで、西洋文化に対する異質な存在(西洋との対比=東洋的思想の持ち主)というキャラ付けがされていた…のかな…?
 ここまで考えてしまうと蛇足的な深読みかな。謎解きじゃなくて二次創作かも。いずれにせよ開発スタッフしかわからないことですものね。

コメ 「ファンアート投稿しました(今日2枚目)」

 タイミングぅ!
 っていうかすごい才能を持った人がおる…!

 なにはともあれ、Outer Wildsを〆るには、やはり宇宙の眼。
 コメの雰囲気からもなんかそんな感じだったしね。行くしかない。

 だがしかし。

アンコウ「おいでやす」

 このあと4回食べられました。
 自分の指先が信じられない。
 あと、生身で特攻する人がいると聞いて驚愕。無理。

(そして再び、エンディングに配慮し画像を貼らないふわふわ表現)

お疲れ様でした。
じんわり。ほっこり。

コメ 「全部終わった後はまともなプレイ見てほしい」

はーーーーーーーーーー!?
まともにプレイしてたんですけどーーーーーーー!?

第3回:3時間14分
累 計:7時間52分
探索数:4ループ+4アンコウ=(8ループ/計19ループ)



配信4回目:あとのまつり


 延長戦にして反省会。アフターカーニバル。
 目的としては、航行記録埋めよう、とか、まだ行ってない禁断の保管庫を探したりしようかな、みたいな感じ。
 前回の実況プレイでOWゾンビーズと河原でVR殴り合いをして終わった気分になっていたので「今回なにするの?」って感じではありましたが、

クリアした後、に見えないと言われた航行記録。

 ガバガバなスキマを隙間を埋めに行く旅に出ました。
 もみじはこの時点で全てを使い果たしたので脳回転が底辺。しおしおのぱぁ。

コメ 「じゃがいもとズッキーニをオリーブオイルで和えてハーブかけてチーズかけてブン!」
コメ 「ココイチのフィッシュフライカレー甘口でブン!」
コメ 「カツカレー+納豆ブン」

 美味しそうなコメにほっこりしてました。
 レンジはチン。オーブンはブン。今日はこれだけ覚えて帰ってください。
 このあと一週間くらいツボってた。

 んで、残った部分をヤマトくんと見学して回る。

びっくりド○キーのメニュー表が2つも!

コメ 「ここ入んないでDLCクリアした人もレアかと」

 そう、なの? そうなんだ? …でも終わったよ? ふぁー。

ヒントルーム。

 これを見て謎を解いてね、ってやつがあったんですねー、って探訪してみたり、

 トゲトゲランタンを持たないでシカフクロウに捕まったらどうなるの? って思って「グギっとされ」たり、

初めて見たけど、もう知ってる。

もみじ「俺はなんてコメントしたらいい?」
ヤマト「驚けー、ちゃんと」

探検できる場所が残っています。

 と、いろいろと回りました…
 ずいぶんと…行ってなかったんだなって…

 そしてここでようやく、
「禁断の保管庫全部にVRのエラーの方法が記されていて、そのエラーを用いて突破する」
「なので囚人が捕まっているところのパスワード3つはどこにも書かれていない
「だから視聴者OWゾンビーズは、おわりだー、といっていた」

 っていうことを理解する。
 なお最後の保管庫はまだ見つけていない。

もみじ「そうだったんですねー……」
コメ 「今その仕組み理解するんだ?」
ヤマト「言葉には気をつけてくださいよ?」
コメ 「この宇宙時空歪んでない?」
もみじ「アウターワイルズゾンビってL4Dみたいなもんだな…」

 ノリがすでに振り返り配信。

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 せっかくなので、最後の保管庫も探しに行くことに。

 そして初見の暗い森でめちゃくちゃ迷いまくる。
 クリア後にこんな有様です。甘いものも集中も切れてるからただの暗中模索(文字通り暗闇を散歩しているだけ)になっている。
 まさにグダグダの権化。結局ヤマトナビによってたどり着きました。

シカフクロウ「待ってた」

コメ「前回の配信の裏であそこが最終防衛ラインって言われてたのに顔すら拝まれなかった」

 っていうか、みんなこのヒント見つけてクリアしたの!?
 むしろこれらのヒントを見つけてる他のプレイヤーの人たち凄くない?

コメ 「私たち今煽られましたか???」
ヤマト「嫌味としか思えないんですけど」

 違うんだって! だって俺は見つけられなかったぢゃん! ちょっとやめなよもみじ泣いてんぢゃん!

 そんなこんなでもみじらしくgdgdになりながら航行記録を埋め、締まらないままにOuter Wilds DLC、これにて閉幕でございます。あーだこーだ言ってましたが、やっぱり感想はただひとつ。

Outer WildsはDLCでもやっぱり最高だったよ、ってことさ!

 このnoteでもコメ等たくさん引用させてもらいましたが、今回の実況プレイはまさに視聴者参加型の楽しいエンタメになったんじゃないかと思います。広い宇宙の何処かにはこういう形のOuterWildsもある、ということで、一つ寛大な心で楽しんでいただければ幸いです。

 さて。
 プレイ日記はこれでおしまいですが、最後に創作という形で感想と振り返りを載せておきました。
 ただし以下にはネタバレおよび二次創作的な内容があります。解釈違い等あるかもしれませんので、苦手な方はブラウザバックでお願いします。

 許容できる方のみ、BGM:Echoes of the Eyeをループ再生しながらどうぞ。




◆ □ 空白くん、迫真の配慮スペース確保 □ ◆





この宇宙の物語


 すべてを終えたハーシアンが、探査艇にこんな記録想いを残しました。彼独特の解釈があるかもしれませんが、これもまた彼の感じた宇宙の物語なのでしょう。
 よろしければ、あと少しだけお付き合い下さい。


0.終焉
すべて滅びようとしていた。
一つの種族だけでなく、一つの惑星でもでなく。
星系、ひいては宇宙のすべてが滅びようとしていた。
だがしかし、それを識る者はどこにもいなかった。


1.角を持つ者
大いなる意志か。あるいは広大なる宇宙が創り出した現象か。
波長というのが適切か。信号と表すのが一般的か。
しかし角を持つ者は、声として受け取った。
宇宙の眼より届きし声Echoes of the Eyeであると。

なれば己のするべきは何か。
終わりを迎える太陽と共に滅ぶを善しとするのか。

否。
彼らが選んだのは、未来への可能性。
故郷に別れを告げ、救いを求めることだった。


2.滅びの標
大地。
水。
空。
そこに住まう命。
彼らは故郷の全てを薪にした。
遥か彼方より流れ続け、長き年月を掛けて歩み続けてきた。
故に彼らは、声の主と巡り合うことができたのだろう。

だが得られたものは、望んでいたものではなかった。
流れ者となった彼らStrangerの眼前に広がったのは、受け入れ難い現実。
輝かしい未来でも、ましてや望んでいた救いでもなかった。

彼らは全てを識った。
そして帰るべき故郷を失い、希望も無くした。
もはや出来る事は多くない。
全てを諦めるのには十分すぎる。

故に彼らは、滅びを秘匿し目を背けた。
そして打ちのめされた傷を癒やすべく、故郷を想い耽るのだった。

ただ一人、宇宙の声を受け入れた者すら封じ込めて。


3.賢人
諦めきれなかった彼片角が放った想いは、僅かなものだっただろう。
しかしそれは、確かに受け継がれることとなる。

三つ目の賢人Nomaiはある日、特別な信号を拾った。
本来なら有り得るはずのない、宇宙創生より古き音。
もはや声として聞き取ることも出来なかったが、賢人達を惹き付けるには
十分すぎるものだった。

斯くして彼らはこの星系へと辿り着く。
無論、多くの困難があり、多くの犠牲が出た。
母船は失われ、故郷に帰る道は潰え、数多の命が失われた。

それでも彼らは諦めなかった。
この地に根付き、暮らし、音の主を探し始めたのだ。


4.偉業
三つ目の賢人はそれを宇宙の眼と呼んだ。
姿は見えず、天文板が捉えることは叶わない。
ともすれば存在すら疑わしい。
しかし彼らの努力と想いは留まることを知らなかった。

量子の月を見つけ出し、宇宙の眼の衛星であることを突き止めた。
長距離、超広範囲を調べる為、軌道探査砲を創り上げた。
十全を尽くす為、知り得た情報を過去に送る術灰の双子星プロジェクトを編み出した。
その方法を実現させるため、超新星爆発を起こす施設太陽ステーションすら宇宙そらに浮かせた。

全てはもう一度、宇宙の声を聴くためにEchoes of the Eye
一族の悲願を叶えるために。






5.こどものころのゆめ

「と…ここまでが、私らの知り得た知識むかしばなしだ。ひよっこ。
 Nomai族は宇宙の眼を見つけることが出来たのか?
 なんで滅んでしまったのか? 結局わからずじまいだ。
 だからこそ私たちは、星の外海宇宙に旅立たなくちゃいけない。

 何故かって? もちろん決まってるさ。
 彼らがいたからこそ、私らがいる。
 なら彼らがやってきたこと事くらいはっといてやらなきゃ。
 お勉強ってのはその為にするもんだ。

 私たちは、彼らを受け継いだ者Hearthian
 彼らが紡いできた道の先に居る者なんだから。

 お前も大きくなったらヘルメットを被りなよ。
 私は先に行って待ってるからさ。」


6.量子というもの

 どのくらいの刻が経ったのだろう。
 最初はいろいろと考えていた気がする。
 けれど結局、行き着く想いは一つだけ。

 みんなnomaiはあれを見つけることができたのかしら。

 私は多分死んでいる。だけど私はここにいる。
 よくわからないものになってしまったけど、それには意味があったのね。
 だってあなたに逢うことができたのだから。

 あなたにお願いすることではないかもしれない。
 だけどもし、あなたがみんなnomaiと同じ方を向いているなら。
 どうか覚えておいて欲しい。こんな私達がいたということを。

 できればたどり着いてほしいけど…それはわがままかしら。

 またいつかどこかで。四つ目のあなた。


7.流れ行くもの

待っていたわけではない。期待していたわけでもない。
囚人の如く魂を封じ込められ、仮想の空ばかりを眺めてきた。
この場所でどれだけ永き刻を過ごしたのだろう。わからない。

だからこそ、この出逢いは奇跡と呼ぶに相応しい。

四つ目の君に感謝を。よくここまで来てくれた。
頭を垂れよう。誰の代わりでもない、私の出来る精一杯の想いで。

私の行いは許されることではないだろう。
それでも私は信じたい。
我々の一族角を持つ者がしたことは、決して無駄ではなかったのだと。

身体は既に朽ちたが、想いは未だここにある。
どうか、共に連れて行ってほしい。
筏に揺られるように、星の外海宇宙へ。


8.眼

これをなんと表せばいいのだろう。
色。音。感じる全てに対し、語る言葉が見つからない。
なら目に映るもの、理解できるものが全てなんだろう。

…そうでしょう? 先輩たち。
ひよっこ、やりましたよ。








9.遥か彼方の、その先で

 すべてを知った(気になって)満足したハーシアンが「今何をしているのか」って?
 彼らは何億もの年月を超え、八方広がりゆく宇宙の何処かで、彼らなりの生活を営んでいます。この星系にはいないかもしれませんね。

 もしかしたら、

どこかで草花を育ててのんびりしたり、

どこかで終わりなき戦いに身を投じているかも知れません。


 けれど。おそらく。きっと。

 どこかで時折、空を見上げています。
 角を持つ者Strangerの嘆きを憂い、三つ目の賢人Nomaiに涙し、終わりまで歩み続けた四つ目の一族Hearthianを慈しんで。
 遥か彼方の昔に届かなくなった宇宙の声に、未だに想いを馳せているのでしょう。

 数え切れないほどの命が紡いできた道、その先に居る者として。

ありがとう。Outer Wilds。





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