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半年間の世界一周終了!@世界のキャリアに出会う旅

2023年7月22日から2024年1月17日までの半年間。23カ国・36都市を旅した世界一周を終了しました!世界は広いようで狭く、狭いようで広い。旅で感じたことを書いてみます。
※プロジェクト全体の振り返りを個人ブログでも行っております。

毎日が非日常~世界のイマを目の当たりにして~

タイのジメジメした気候。インドの刺激。スウェーデンの透き通った空気。ケニアの混沌さ。ブラジルの降り注ぐ太陽。ニューヨークの熱気。地球という一つの惑星なのに、大陸や地域、国によって全てが異なる。まさにこの旅は新しいを毎日更新する旅でした。

新しい場所へ足を踏み入れ、購入方法や乗り方が異なる公共交通機関で移動し、今まで出会ったことのない人と出会う。新しい景色を見に行く。口にしたことのない料理を味わう。刺激とはいつもとは異なる非日常において、今まで感じたことの無い感情を指すのだと痛感しました。世界は本当にスゴイや。

ニューヨークのタイムズスクエア

ここで一つ、辛かったことを挙げると「心を落ち着ける家が無い」ことでした。宿は基本ドミトリーに滞在していたため、複数人と同じ部屋を共有しました。

ましてや海外。何か盗まれる可能性もあるし、落ち着いた自分の時間が無いのは少し苦痛でもありました。ただ、常に自分の周りに誰かがいるので、あらゆる国籍の人と互いの文化を共有するのは非常に楽しく、大学で学んだ異文化理解をフィールドワークのような形で行うことができたのは、生きた学習を体現していて嬉しい気持ちにもなりました。不思議なもので、イヤなこととイイことは表裏一体。自分の捉え方次第なんですかね。

メキシコシティでの年越し

見たくないものが見え、触れたくないものに触れる

皆さんは海外についてどのような印象をお持ちでしょうか?
楽しいところ?ステキな景色が広がっている場所?憧れ?はたまた怖いところ?

皆さんが持っている印象は、半分正しく、半分誤っているかもしれません。絶景・エモい街の雰囲気・おいしい食べ物は山ほどあるし、汚くて恐ろしい雰囲気がプンプンする場所・マズイ料理も沢山ありました。良い面も悪い面も創り上げたのは、この地球が持つ自然と我々人間。優しい人もいれば、意地悪な人もいる。それは海外に限った話ではなく、日本も同じですよね。

日本の真裏・リオデジャネイロ

「日本の当たり前は海外で通用しない。」

海外を語る際に使われる決まり文句ですが、まさにその通りです。スリは当たり前のように経験する。鉄道のホームでタバコを吸ったり、立ちションするのも構わない。大麻の匂いにも慣れたもんだ。アメリカでは道を歩いてる最中、突然悪口を言われたこともある。ドバイでは、お金持ちと貧乏が住むところがハッキリと区別されている。「空気を読む・マナーを守る」日本人の感性からしたら考えられない行動が目の前で行われる。

その中でも、「死」について考えさせられる旅でした。インドのバラナシでは人が火葬され、川に流される瞬間を目にすることができます。スリをしなければ、目の前の人を殺さなければ、道路や駅に住まなければ、明日死ぬかもしれない人たちがこの地球にはいます。これほど「死」について考えることは日本ではできなかったことであり、「死」を怖いと思ったし、この命をどのように使うかを考えるキッカケになりました。

インド・バラナシ

世界の色がモノクロ⇒カラフル

世界の良い面も悪い面も五感で感じ、自分の中の地球というキャンパスにビビットカラーとダークカラーが加わり、カラフルな色合いになった感情が生まれました。世界への見方が変化しました。現代は、ネットを通じて画面越しに世界を知ることができる便利な世の中です。

ただ、行ってみないと分からないことの方が多い。「百聞は一見に如かず」ということわざがある様に、百聞はネットの情報と言い換えられ、自分で実際に見てみないと分からないことがあります。

知らない・分からないなら自分の足で確かめに行けばいい。私の地球というキャンパスがモノクロからカラフルへ変わりました。みなさんも海を渡って、キャンパスを色鮮やかにしてみませんか?

さいごに、
地球最高!世界最高!全人類最高!

きっとまた旅に出る

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