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女の人に恋をした詩「夜、朝焼け、雨音」
「夜」
華奢な体も細い指も
疎ましそうにかき上げた長い髪も
あなたがあまりに美しいから
この夜ごと全部何もかも
この目に焼き付けたくなるの
「朝焼け」
終わりの無いような夜だったのに
時間は止まってくれなくて
貴女の寝顔を照らすように差し込んだ朝焼けを
意地悪だと思ってしまうのは
このままずっと帰したくないからだ
「雨音」
雨のフィルターに隠れた視界じゃきっと
誰も私たちを見つけられないし
きっと二人の言葉だって雨音にかき消されてしまうし
だから安心して、全部預けてくれたらいいよ
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