忙しいあなたにとって『価値のある美味しい料理』とは?
こんにちは。サモアです。
これからnoteで記事を書いていくにあたり、まずは忙しいあなたにとって「価値のある美味しい料理」とは何なのか、私の考えをまとめてみました。
はじめに
私は今年の2月まで会社員として働いていました。
毎日忙しく、朝8時から22時まで仕事という事もしばしば。
食事は朝はコーヒー。昼は定食屋。夜はスーパーやデパ地下のお惣菜。
遅くなった日は店はコンビニで済ませるという生活でした。
とはいえ、食べる事は大好きなので、仕事が早く終わった日や、休日は、
美味しいと評判のお店を食べ歩く日々を過ごしていました。
毎日忙しくて、料理なんて作る時間はない。
美味しいものを食べたいなら、外食やデパ地下のお惣菜。
自炊よりもスーパーの半額のお弁当は美味しいしコスパも最高!
料理のデメリットを上げるとキリがない。
献立を考えること、レシピを探すこと、冷蔵庫の食材管理、
買い出し、失敗のリスク、洗い物 etc..
食べてしまうのはあっという間。
なんでこんなに時間が無駄な事をしているんだろう?
世の中には美味しいものが溢れているのに。と本気で考えていました。
同じように考えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
概ね同意できるけど、スーパーの半額弁当はそんなに美味しくないでしょ!
美味しいとか言い過ぎだよね? と思われる方もいらっしゃると思います。
はい。その通りだと思います。
一般的にはスーパーの半額弁当は、そこまで美味しくはないと思います。
私は少し美味しいと感じる範囲が広いのかなと思っています。
グルメではなく、食いしん坊というやつですね。
昔から食いしん坊ではありましたが、仕事で中東のドバイに3年ほど滞在していた事が、それに拍車を掛けたと思っています。
ドバイの美味しい日本食は本当に高価。
有名店では、きんぴらゴボウが1200円。刺身定食3000円といった価格設定。
とはいえ、世界で活躍する日本の料理人がいらっしゃる事もあり、味は国内の飲食店と比べてもレベルが高いと感じました。当時は1200円でコンビニ弁当よりも美味しい日本食は街には存在しませんでした。
そんな日々を過ごした事で、日本に帰って食べる食事は何でも美味しく感じるようになりました。吉野家の牛丼はご馳走。これがドバイで1200円で食べれたらなと何度思ったことか。。。
さて、少し脱線しましたが、日本では1200円までの価格帯で食べられるハイクオリティな食事が世界的に見ても例のない程に充実しています。
街に美味しいものが溢れているので、忙しいあなたにとっては、そこそこ美味しい料理が作れたとしても、それは「価値のある美味しい料理」とは言えないと思います。
では忙しいあなたにとって「価値のある美味しい料理」とは一体どんな料理なのでしょうか?
価値のある美味しい料理① 料理する方がお得である
「料理する方がお得である」を上手にお伝えする事は難しいものです。カッコよく図解して説明しよう試みましたが挫折しました。
料理ごとの材料費や調理時間などの決まったコストだけでなく、今日のあなたの体調や気分、就寝までの残り時間などの変動する要因も「料理する方がお得である」に影響を与えます。
そして、作る料理ごとの美味しさの振れ幅によっても影響を受けます。
例えば、餃子という料理は、有名な栗原はるみさんの素晴らしいレシピであっても調理時間が40分は掛かってしまいます。
対して、味の素やセブンイレブンの冷凍餃子は準備から調理。食べ始めるまで10分といったところです。
忙しいあなたにとって餃子は「料理する方がお得である」という目線では、「価値のある美味しい料理」とは言えません。
小難しい事を書きましたが、貴方がその時々に作るに値しないと直感的に思う料理を、わざわざ作る必要はありません。
その料理には作るのには見合わない、何らかの理由があるはずです。
価値のある美味しい料理② 幸福感を高めてくれる
「幸福感を高めてくれる」ことは、料理をする事の高い価値となります。
たとえ1品でも、あなたが心から美味しいと思えるものを作る事が出来きるようになると、外食で美味しいものを食べなければ幸せになれないといった焦燥感がなくなり、心の平穏に繋がります。
心のどこかで「仕事は頑張っているけど、料理が出来ないなんて生活を犠牲にしている気がする。」と罪悪感を持っている方は、それを和らげる事も出来るかと思います。
ポジティブな目線では、料理は簡単に出来るクリエイティブな活動です。
料理を作り、食べる。すぐに行動に対しての成果が分かります。
パートナーがいる場合には、成果のフィードバックを貰う事も出来ます。
1人暮らしの方は、作った料理をSNSにアップしてみるのも良いでしょう。
友人から応援を貰う事で、幸せな気分となり自己肯定感が高まります。
社会人になると創造的なチャレンジが出来なかったり、仕事に対しての成果が感じられずに、辛いと感じる事もあるかもしれません。
料理は手軽に自己実現の欲求を満たしてくれる良い気晴らしになり得ます。
おわりに
私は料理をする事が現代の日本において必須では無いと考えています。
しかし、食に興味を持って過ごす事は、豊かに人生を過ごす上で大切な事の一つだと考えています。
私は料理研究家ではなく一般の主夫ですので、特に料理が上手な訳ではありませんが、過去の会社員としての経験から、少し変わった目線から料理についての話が出来るかなと思っています。
私のnoteの記事を読んで、一つでも皆さんの気づきに繋がり、お役に立てれば嬉しいなと思います。
ご意見・ご感想、コメントを頂けると励みになります。
それでは!
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