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後期の講義(非常勤講師)が終わりました

後期の講義が終わりました。5年ぶりに非常勤講師として1年間大学の講義を持ちましたが、後期はより濃密な講義ができたと思います。いわゆるアクティブラーニング形式で講義を進めていったので、学生との対話も増え、学生同士も対話し、対話から生まれる新たな疑問に対して、学生それぞれが知識を持ち合い、着地点を探すというような講義でした。学生の満足度も高かったと勝手に思っていますが、レポートや発表を見ると論理的思考力が多少なりとも身に付いたいると感じています。途中でドロップアウトする学生はいませんでしたが、レポートの提出状況が悪い学生は残念なことに1名だけ不可となってしまいましたが、ほとんどの学生にはよい成績をつけました。

今年度非常勤講師を始めた理由は不純!?でしたが(公募情報の入手)、図らずとも、私自身、次年度から始まる専任教員としての練習となりました。やはり講義は机上で頭だけで考えるよりも、実際に試行錯誤しながら、講義の形を模索出来て本当に良かったと思います。ある程度手ごたえは感じたので、前期の講義形式と、後期のアクティブラーニング形式を組み合わせて、講義をしていこうと思います。大学教員の公募で必須と言ってもいい「教歴」ですが、大学教員の実践力をつける意味でも、非常勤講師は絶対にするべきだと改めて思い、採用する大学側が「教歴」を求める意味を十分に理解できました。

専任教員着任まであと1か月半、以前お話しした学会誌論文は修正が認められ、掲載が決定し、今後は学会発表が1本控え、最近他大学の先生から共同研究の話を頂きました。なんか、大学教員らしい流れになっているな~(笑)

裏を返すと、現職場が残り1か月半、有給休暇が30日近く残っていて、本来なら3月は有給消化といきたいところですが、今激しい人手不足で3月30日まで業務がぎゅうぎゅうに入っているほど、激務です。はぁ~・・・。


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