sammytz@社会人大学院生から大学教員へ
社会人大学院生として(修士課程・博士課程)経験したことをまとめます。社会人大学院生として
【自己紹介】 sammytz 40代 公務員(2023年度末まで) 既婚子あり 2017年博士後期課程入学(社会人)→2020年修了博士号取得→2020年公募参戦→2022年地方私立大学内定→私立大学准教授(2023年現在) 40代で文系の博士号を取りました。20代前半Fラン大学留年→20代中盤フリーター→20代中盤非正規工場労働者→20代後半ブラック企業→30代前半公務員と渡り歩き、自分を高めるために、大学院に通いました。社会人として大学院に通うために、多くの情報
大方の大学では夏休みが終わって、後期が始まったのではないでしょうか。私の勤務する大学は9月の下旬には夏休みが終わり、10月よりいよいよ本格的な講義が始まりました。その1ヵ月半の夏休みですが、なんと今年度の科研費をこの1か月半ですべて使い尽くすほど、充実した研究ができました。 大学教員着任した初年度の夏休みは、なんだかそわそわして、研究室にいながらも、何をしていたのか、何をしたらいいのか、この状態が許されるのか、みたいな心境で過ごしていました。結果、初年度は結局夏休みらしい夏
大学教員も2年目の夏休みを迎えました。昨年は夏休みの間、休んでいいものなのか、大学に出勤するべきなのか悩んで、結局ほとんど休まずに毎日出勤しては、何か本を読んだりしていました。しかし、今年はだいぶ勝手がわかったので、出張を入れたり、論文書いたりしています。 その論文ですが、大学教員1年目はさすがに講義の準備でてんてこ舞いで、学術雑誌に投稿するレベルの論文は書けず、博士課程入学から継続していた1年に1本は学術誌に掲載されるというのが途切れた年でした。そこで、今年は1本は掲載さ
お久しぶりです。社会人博士課程を経て、大学教員をさせていただきております、sammyです。2023年度の1年目は何かと新しい環境になれることで精いっぱいでした。そして2024年度もスタートして2か月が経ちました。そこで、ちょっと一息ついたところでの現在の感想です。 大学教員を始めた当初は、「時間に自由が利く」とか「講義以外の時間は研究できる」という、なにかある程度時間的に余裕がある「感じ」がしていました。でしたが、よくよく1年振り返ってみると、「研究」を仕事として捉えるか否
更新が滞っていますが、今日は3月31日。令和5年度、2023年度最後の日のため、ちょっと更新します。 明日は本学でも辞令交付式があります。昇進する教員や職員、あるいは新規の教員や職員に事例が交付されます。次年度本学では数名の新規採用教員がいます。いずれの方もこれまで非常勤のみの経歴だったので、明日で初めて任期なしの講師として採用されることで、ワクワクしていることと存じます。 私も、大学教員となって1年が経ちました。早かったようですが、とても濃い1年でした。40も半ばを超え
年度末に近づき、私の勤めている大学でも、次年度に向けて人事がいろいろと動き出しています。やはり人事は大学の中でも皆強い関心があるようで、普段はあまり集まりが悪い会議でも、人事が絡むと出席者が急激に増えるのを私も目の当たりにしました。 その人事ですが、教員の新規採用もあり、学内の重役の選挙もあります。教員の採用については、やはり内部に入ってわかることが多々ありました。私のいる大学での話ですので、他の大学に共通するかはわかりませんが、教員の新規採用について聞いた情報を書きます。
いまだに、公務員の時の癖が抜けません。何かをするたびに「許可」を得ようとしてしまいます。 公務員として生きていくには、皆が良いと思う行動でも、正しい行動でも、業務におけるあらゆる行動について「許可」を取らないといけません。公務員という世界を生きていくためのある種の処世術です。つまり、「許可」さえとれば、何か問題があった時にはすべて「上司」の責任にできるからです。 「許可」を取らずに、どんどん仕事を進めている職員もいました。それはそれで、許可を取るための説明も手続きもいりま
夏休みが終わりました。長いようで短く、短いようでやっぱり短い夏休みでした(笑)私の大学時代は後期は10月スタートだった気がしましたが、今はだいぶ短くなっていますね。とはいっても、大学のある地域は、だいぶ秋めいてきているので、夏!という感じでもなく、過ごしやすくはなっています。 さて、科研費申請もすみ、夏休み中で講義資料も大方作成したので、後期スタートの今、結構時間に余裕があります。そこで、科研で申請した研究を細々としているのですが、現在インプット真っ最中です。 前期で大学
夏休みに入りました。そしたら急に大学から人が少なくなり、静かになりました。そして・・・・講義がないので、さらに自由感が強くなりました(笑) なんてすばらしいのでしょう(爆)。テストして、採点して、成績をつけるまでは地獄のよう忙しさでしたが、、、、それから解放されてからは、大学行くのも自由、いかないのも自由、大学に行っても何をやっても自由(もちろん研究ね)。 ということで、大学教員になり、念願の研究者番号をいただきましたので、科研費に応募します。その準備をしていました。40
4月からスタートした大学教員生活ですが、間もなく前期が終わろうとしています。なんだか長かったような、それでいて短かったような、日々でした。 与えられた環境にはとても満足ですし、経済的にも、人間関係的にも、まったく不満は今のところありません。講義についても、学生は理解しているかどうかは別として、講義は静かに聞いて、与えた課題はしっかりと9割は提出します。(コピペっぽい学生を数名は発見しましたが) というように、現在の環境には大変満足していますが、やはり40代です。若い時のよ
5月もすぎ、6月も後半。とりあえず日々の業務、仕事のリズム的なものには慣れてきました。大学に行くと、5月までは感覚的に「人の家に来ている」感じだったのですが、最近は「自分の家にいる」感じです。。。。。ちょっと例えが下手でした。 さて、慣れてきたところで、いろいろな業務をこなしているのですが、ちょっとこれは普通なことなのか、うちの大学だけなのか気になって点があります。 最近何かと話題にあがります公立小中高の先生の「定額働かせ放題」の話です。基本給に4%を上乗せするだけで、残
大学に着任して1か月半。キャンパスを闊歩することはだいぶ慣れてきました。教授会も何回か参加し、会議の雰囲気もだいぶわかるようになってきました。かなり穏やかな会議です。ちょっと仲の良くなった先生に聞くと、大学の待遇が今のところはいいので、そこまで先生方に不満はないのではないかということでした。 さて、大学内の雰囲気には慣れてきたころですが、ここ最近は外部の方々とのつながりが急増しております。他大学、企業、行政、各種団体、、、、その方々から様々なアプローチがかかってきており、か
大学教員になって3週間がたちました。挨拶まわりも終わり、だいぶ雰囲気にもなれました。同じ学科の先生方とは気軽な雑談もできるようになり、今のところ歓迎されている雰囲気を感じますので、一安心というところです。 ところで、この3週間で私自身の精神状態でかなり感じることがあります。それは「心穏やかになった」ことです。特に家庭で。 もちろん、夢である「大学教員になれた」という気持ちのボーナスステージ状態ですが、もっと深堀すると、やはり「焦り」や「プレッシャー」があったと思っています
4月に入り、辞令交付式で正式に辞令をいただき、晴れて「大学教員」になりました。これで一安心というところでしょうか。しかし、感動のピークは「研究室入室」の時に訪れたので、辞令をいただい時は、感動というより安心という感じが強かったです。前職の退職届が受理されて、今の職の辞令をいただくまでがなんといても、最大の不安定状態ですからね。 そして、4月1週目から怒涛のような事務説明やらオリエンテーションやら、会議やら、、、そのたびに自己紹介自己紹介、、、、と思ったら、あれよという間に講
本日は3月31日。年度末も大みそかならぬ、大年度末です。 そして、明日は4月1日、新年度のスタートです。 いよいよ、赴任します。大学です。 実はもう研究室のカギは受け取り、室内は確認済みです。それはそれは、感動いたしました。なんせ、自分の部屋。デスクがあり、本棚があり、そしてガランとした空間があり。。。あくまで大学の施設ですが、自分の空間、贅沢な空間、ここでどのような時間を過ごすのか、想像するだけでわくわくが止まりません。 早速椅子に腰かけ、、、、嚙み締めました。喜び
いよいよ3月に入りました。夢の大学教員まであと1か月です。現在の仕事は激務そのものですが、後半は何とか有給消化で、リフレッシュできそう。。。。なわけなく、講義の準備をしないと間に合いません!4月に入ってすぐに講義があるようです。ゼミも。やばい。 さて着任前の出来事をまとめておきます。 12月・・・事務に提出する履歴書や職歴などの着任に向けた書類の提出 →事務に提出する、いわゆる労働者としての書類の提出です。履歴書、宣誓書、職歴、、、、保険関係とか。 1月・・・科目の決定