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あなたが英語を勉強する理由はなんですか?

9月に再開されるTOEICの申し込みに玉砕した昨日、
何か効率的な英語の勉強法はないものかといくつかバイリンガルのYouTubeを見た。
無職の私には有り余るほどの時間がある。

結論から言うと...近道はないってこと。
確かに、どれも納得するような練習法なんだけど、それを続けることこそが大切なようだ。
やっぱり。
40年近く前からわかってたよ、うっすらと。

YouTuberの誰かが言ってた。
発音にこだわらなくても良い、英語はコミュニケーションツールだから伝わることが大事だよ、って。
大切なのは英語を勉強する目的に合うための勉強をすることだ。
ごもっとも。
私の目的はなんだろう?

私が英語を勉強しようと思った理由は、かっこよく英語を話したいから。
発音はこだわらなくていいとわかってるけど、やっぱりネイティブのように話せるようになりたい。
なるべくHuh?って言われたくない。
というか、Huh?って言われて、単に聞こえなかったんじゃなくて、発音のせい?と冷や汗をかきたくないのだ。
私は自分の英語に自信が欲しいのかもしれない。
だとすれば、納得いくまで時間をかけるしかないのだろう。

その時 偶然 次男が通りかかった。
で、唐突にお願いした。
「お母さんに何か英語のフレーズひとつ教えてくれない?」

Men lie women lie but numbers don't lie.

優しい次男は、numbersの発音のコツを丁寧に教えてくれた。
ありがとう、でもきっとお母さんはこのフレーズを使う機会はないと思う。
そう思いつつ、この言葉誰の言葉?と尋ねた。

Jay Zだよ。

そういえば、昔ふたりでセントラルパークのフェスにJay Z聴きに行ったね。
ビヨンセがサプライズで出てきたよねー。
次男とふたり思い出話に花が咲いた。

やっぱり、言語ってコミュニケーションツールなんだと再認識。
的外れに感じた次男の選んだ言葉も、忘れられない言葉に変わった。
言語を学ぶのに、背景にある文化を知ることは大事だし、そこから理解できることもある。
今日は、朝からラップを聴きながら、家事をしてみた。
...やっぱりお母さんには、上手く聞き取れなかった。

でも、無職の私には幸いなことに時間はたっぷりある。
毎日ちょっとずつ、勉強していこう。
今日、次男にまた聞いてみよう。
どんな言葉を選ぶのか。

楽しみがひとつ増えた。


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