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自宅焙煎のコーヒー豆を自家焙煎して飲むまで~その2

コーヒー豆の特徴を知るって難しい。
店にいっても豆がたくさんあって、迷う。
いつも「お兄さんのオススメをお願いしまーす」と言っていました。

そんなド素人が、自家焙煎をしようとするんです。上手くいく日と、そうでない日の差が激しい…。
当たり前ですよね。

今日は、前回の焙煎準備を経て、豆の焙煎までのお話をします。

コーヒー豆を焙煎前に洗うなんて

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悩んだときは、YouTubeですよね(笑)
すると「生豆を湯洗い」している動画に行き当たりました。

「えっ? 洗うの?」

しかも、湯洗いのほとんどが、アームズ式の竹林先生のメソッド。

簡単に説明すると…


焙煎する前に、50度のお湯洗い。
にごりが取れてきたら、それより熱いお湯で少し浸ける。
焙煎器に水をきった豆を入れて、じっくりガスコンロで熱を入れる。



見よう見まねで、やってみました。

ん?
ん????

飲んだことのないスッキリ感!ナニコレ?!
今までのコーヒーが何だったのかというほど、雑味なし。

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↑私、天才じゃないの?!と思った仕上がり回


「洗う」は、欠点のある豆を丁寧にはじく作業がモノをいうんですね。
横着したり、適当だと豆は正直です。
最初は選別しきれず、失敗。おまけに縮んで…。

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コーヒー豆の精製は洗いに種類がある

生豆の精製方法は、3つに分けられます。

✔ウォッシュド
✔セミウォッシュド
✔ナチュラル

ウォッシュドは、収穫地でたくさんの水を使って洗って乾かします。
セミウォッシュドが、粘膜を残すレベルなら、ウォッシュドは洗い落とすイメージ。
ナチュラルは、実が干からびてカラカラになったら、取り出す方法。

お店に行くと、色が違うのでよくわかると思います。
ちなみに、我が家の収穫豆は、右側。セミウオッシュドです。

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焙煎練習が私のコーヒー時間だった


さて、わたしの焙煎の安定感はゼロ。

これは、豆の種類かなと考えて、近くにある常盤珈琲豆焙煎所で生豆を選ぶことに。

うわ、めちゃめちゃある・・・

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※写真はイメージ。大容器が、ところ狭しと並んでいました。


そこに、店員のお兄さんが、どのようなお味をと優しく声をかけてくださいました。

使っている焙煎器とカセットコンロを伝えると、火力が弱そうだからと、火の通りが比較的早そうな豆をおススメいただきました。

火の通りまでは、分からないですものね。
生豆を選ぶときに、ぜひ相談してみてください。


因みに現在使っている焙煎器は、前回よりちょっと進化して、コチラです↓


最初の苗木にあって、もう20年くらい?

珠玉のコーヒー1杯味わうのに、どんだけよ!

コーヒー豆や自家焙煎カフェが高いのが、ほんとわかります。
人の手がかかって、丁寧な仕事だから。

でも、この過程が私のコーヒー時間です。

嫌なことがあったり、気分がノラないとき…
「いっちょ、やってみっか」と生豆を手にすると、そこから違うスイッチが入るんですね。

豆を触り、はぜる音を聞く。
香りをかぎ分け、自分の好きな味の色を見る。
ほっとひと息一杯飲む。

五感、フル稼働!

日頃の煩わしいと思っていた雑事は、全然思い出さない!
「いま、母ちゃんが焙煎に没頭しているから、話しかけちゃダメ」ビームを放っていると思います、絶対…。

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3代目の木でようやく収穫が成功。
サボテンも枯らす女と言われた私(笑)
すごいなって思う、埼玉で栽培されたヒョロヒョロの木と自分。

両方を褒めそやして、また実を収穫して…。


念願の1杯を味わえたら、ご報告します。



コーヒーの木との出会いは、コチラに書いています↓


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