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12.「話すことで知見を広げている」|もりあいさん

先日は、北大院生農学部に所属されているもりあいさんとお話させていただいた。
まさかの専攻分野がほぼ一緒ということでかなり面白い面談にはなった。


↓もりあいさんTwitter


理系院生の就活事情

現在、大学院の農学部で研究をされているもりあいさん。

なぜ院にまで進んだのか聞くと、

・研究職につく選択肢を増やしたかった
・もう少し専門分野に対する知識を深めたかった

とのこと。

しかし、就活が厳しいのも事実だそう。

実際、「コアタイム」と呼ばれる研究室にいなければいけない時間の制限があることや、研究で忙しいこと(特に生物を扱う場合は、対象の生物に合わせて研究室に行かなければならないので、土日に行くこともしばしばあるとか)。

その中で、自分でいい企業を見つけて企業研究をして…というのはなかなか難しいらしく、そこが理系院生の就活の課題でもある、という話をしていた。

私も「せっかく理系なんだし、自分の熱中できることを学びたい」と思い農学部に来たはいいものの、先輩方の就職先は偏っていて、私にもその選択肢しかないのかな、と不安に思っていた。

だから、大きく時間のとれない理系にこそTwitter就活のような、日常を見合える就活の仕方がもっと主流になっていかないか、という話になった。


自分の興味のある分野を学びたいという一心で理系を志望した学生が、どうして就活難になるのか、という部分に前々から疑問を感じていた。

おそらくそれがあまり問題にならないのは、「技術」が欲しい企業がいて、そこが積極的に採用しているから、就職先が全くなくなる学生が少ないからなのではないかと考えている。

しかし、多くのいわゆる「就活生」が、自分と向き合い企業の理念やカルチャーまで研究して志望するように、理系学生にも時間がないなりに企業について知ることができる環境が整っていればいいのに、と改めて考えさせられた。

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社会人の方とよく話す

「普段はあまり学生と話す機会はなくて、社会人の方と話すことの方が多い」と、もりあいさん。

「どうしていろんな方と話したいと思うのですか?」と伺うと、

「いろんな人の話を聞いて知見を広めたい。
特に自分より経験のある社会人の方の経験談は参考になる」

とのこと。

私も、いろんな人とお話しするのは自分の価値観を広げたいと思う部分が強い。
いろんな人の経験談から、なぜその人がそう考えたのか聞いたり、逆に自分の経験談を話したときに思わぬ視点からコメントが来るのが面白い。

その価値観が共通しているところも、私がもりあいさんと似ているなと感じた部分で、すごく楽しかった。


最近はめちゃくちゃいろんな人の「おはようツイート」に絡んでくれるもりあいさん。
雑談から就活の話まで広く対応してくれるので、とても話しやすかった。

気になった方は以下からフォローしてみてください。
↓もりあいさんTwitter



もりあいさんへ

先日はお話しいただきありがとうございました。
境遇的にも考え方的にも似たところがあり、とても楽しい話の中で、理系院生の就活における課題なども見ることができ、とても充実した時間でした。

直後に別途イベントの予定が入っていたため、話す時間が足りなかった気がします。申し訳ありません。
またお時間調節して続きのお話ししましょう。
今回は本当にありがとうございました。

いつも読んでくださってありがとうございます。