本当にあった転職活動の怖い話
転職活動を始めて1ヶ月半。
この活動の中で、今後の教訓になったヒヤっとエピソードがあったので、ここで供養する。
1 派遣紹介目的の求人
求人を見まくっていたある日、とある転職求人サイトで魅力的な求人を見つけた。
当時はSNS発信に興味を持ち始めた時で、SNS運用やってみたいな~と思っていた矢先、フルリモートで未経験OK、給料も悪くない!
私にとっては、超優良物件だった。
エントリーしてから1週間程度で書類通過の連絡があり、面接へ進むことができた。
自分の中では、結構有力候補な企業だったので、面接を受ける上で、面接レポを見て面接の雰囲気をつかんだり、企業の評判を調べてブラック度(本当の残業レベルや社内の雰囲気など)を徹底的に調べた。
すると、面接レポの内容があまりにも悲惨だった。
面接では「この求人に何人応募してると思う?」と聞かれる
→1万人以上の応募があるらしいけどずっと求人が出ている面接を早々に切り上げられて、口頭で不採用を告げられる
その後、自社サービスの派遣先を紹介される
→弊社で紹介する派遣先で1年ほど勉強して、その後就業試験を受けるのはどう?と提案される
いわゆる、「おとり求人」だった。
この求人は、採用する気はそもそもなく(経験と実績がある人は別として)、自社サービスに誘導することを目的としているようだった。
エージェントが休職者とマッチングするために、条件のいい求人票を出し続けることは聞いたことがあったが、このように企業側が自社サービスに促すような「おとり求人」もあることは知らなかった。
初めてこのような悪質な案件に引っ掛かりそうになった。
もちろん、面接レポ見た瞬間に面接はキャンセルした。
(今思うと、求人サイトからLINEに誘導される、深夜に連絡が返ってくる、返信がすごく遅い、など不審な点が多かった)
もし、知らずに面接を受けてしまったら、成り行きで派遣先を登録していまっていたかもしれない、、、
当たり前のことだが、企業研究の一環で評判や面接レポなどリサーチしまくることの重要性が理解できて勉強にはなった、、、!
2 自身売買求人
転職軸フラフラ期に無期雇用派遣に応募した。
私が応募した、無期雇用派遣は派遣先に「正社員」として雇用され、派遣先に常駐するような形をとっていた。なので、派遣先が変わっても職歴が止まることはないことがメリットとしてあったし、面接でもそれを激押しされた。(今思うと、求職者の弱みに付け込みすぎている)
また、応募職種が技術職で、その業務に短期間ながらも経験したことがあったということもあり、面接前から「是非応募してください!!」と企業側からアピールされていた。(実態は派遣なので、スキルがある人だったらとりあえず働いてほしいという気持ちが丸見えだった、、)
結果的に実際の面接では、その場で内定が出され、給料も提示された。
問題なのは、給料が提示された場所だった、、
人が多く通る、エントランス前のオープンスペースで
「さみさんの場合は、月給23万円で、賞与なし、年収は月20時間程度残業するかと思うので大体300万円前後ですかね!(超大声)」
さすがにプライバシーゼロすぎんか、、、
こんなにプライバシーがない環境で、決して多いとは言えない給料を提示され、この人たちは私を人身売買の商品としてしか思ってないのか、、
と思ってしまった。
その後、面接を担当された方の上司も出てきて、「この場で内定を出すので是非入社してください!」と口説くように言われ、ますます人身売買されている気分になった、、(笑)
結局あまりにも印象が悪かったので内定を辞退した。
私は奇跡的に冷静に判断できたので、このような局面でも対応できたが、もし余裕がなく早く内定貰わなきゃ!と焦っている状況だったら、成り行きで行動してしまっていたかもしれない。
世の中にはこのような求職者の弱みに漬け込んだ求人もあることを知った。転職ガチャ、上司ガチャもあれば、「求人ガチャ」もあるのか。
今回の件で勉強にはなったので、少しだけ疑った目をもって転職活動を頑張ろうと思う。
みなさんも気を付けて!
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