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薬剤総合評価調整加算の見直しとプログラミング!

こんにちわ!データ大好き病院薬剤師のさめ猫です。
今回は、令和2年度診療報酬改定についてです。

医療機関に関しては、入院時のポリファーマシー改善に向けて、「薬剤総合評価調整加算」の見直しが行われました。

今までの算定では、「退院時に入院時の薬を2種類錠減薬した場合に限り250点を加算」とややハードルが高めでした。

今回の診療報酬改定で、以下のように変更となりました。

●薬剤総合評価調整加算(退院時1回)
 ①6種類以上の内服薬が変更され、指導が行われたら100点を加算
 ②上記に加え、2種類以上減薬できたら250点を加算

以前までと比較し、①の条件となったことで100点がとりやすくなった印象です。

ここで重要な点がいくつかあり、いかに抜粋すると。
 ①内服薬が6種類以上あること
 ②6種類において、用法が頓服のものは除外
 ③多職種でカンファレンスを行う
 ④長期的に内服していた薬剤であること

上記のうち、①~②の抽出は自動化が可能です。

データウェアハウス(DWH)を利用できる医療機関であれば、持参薬報告データおよび持参薬報告で使用する全薬マスタ、入院患者一覧データを使用することで、処理速度には影響を受けますが、比較的短時間でデータを用意することができます。

また、Access上でデータを集計することが可能であれば、レポート機能を用いて簡便にカンファレンス資料を用意することができます。

そして、DWHのサーバーにODBC接続できれば、より簡便にデータ抽出を行うことが可能です。

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上記のようなクエリが作成できれば、入院患者における持参薬報告データが薬効分類情報などを付加して入手できます。

完成したクエリを元に下図のように集計クエリを組むことで薬品数がだせます。

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さらに、クエリ1とクエリ2を以下のようにIDで結合することで薬品の種類数を薬品名を同時に表示にすることができます。

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完成したクエリ3をもとにレポートを作成することで簡単に帳票を作成することができます。

また、薬価コード(薬価基準収載医薬品コード)の特徴を把握することで、薬効分類別や成分別にデータを集計することができます。

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VBAやタスクスケジュールを利用することで、毎日定時に自動的に帳票を出力することも可能となります。

すると③のカンファレンスで使用する資料も自動化できますね。

かなりマニアックな内容でしたが、
DWHとAccessを上手に活用することで俯瞰的な視点を得ることができると思いますのでトライしてみてください。




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