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KPT+ Why ? 振り返りの深堀りできていますか?

みなさま、KPTしてますか?

振り返りのフレームワークとして、エンジニア界隈では定着しつつあるKPT(Keep Problem Try)ですが、形骸してしまったり、毎週なんとなくやってしまってあまり意味を感じなくなってしまったりすることが多い印象でした。

(KPTについてはこちらが参考になると思います)

個人的にもKPTがうまく活用できていなかったのですが、ふと思い立って日記をKPTで書き始めてみました。
結果、やはりうまくいかず、効果的に振り返りができませんでした。

感想としては、

  • 事実を書いて終わってしまう

  • 改善点を考えるけどあまり前向きになれない

という感じでした。

過去に業務での振り返りをKPTでしたときもあまり上手くいかず、できたこと、継続したいことを列挙するだけでも見つめ直すという意味では意味がありましたが、ただ事実の列挙になってしまうことが多かったです。

深堀りしてみる

そんな中ふと思い立って、なぜこれはうまくいったのか考えてみようと思い、原因を深堀りしてみました。

結果、事実に対してより具体性を持って振り返りができ、他人に伝えやすくなったと思います。

具体的に良くなったこと:

  • 成功体験をノウハウ化できる

  • ノウハウを他人に伝達できるようになる

  • 再現性が高まる

  • 言語化が上手くなる

似たような方法として、なぜなぜ分析というものも業務でやったことも
ありましたが、こちらは問題に対して原因を深堀りする作業が悪く作用ししてしまいがちで、ネガティブなイメージが強く、重大な問題があったときにしかやっていませんでした。

KPTW(Keep Problem Try + Why)

ということで、KPTなぜなぜ分析を組み合わせて、KPTW(Keep Problem Try + Why)として深堀りすることを重要な要素としてフレームワーク化して、習慣化してみました。

一例として、私の日記の振り返りを紹介します。

Keep:
・ 今日は英語の勉強が出来た
 なぜ?
  ・英語の勉強する時間を事前にスケジュールで確保した
  なぜ?
   ・習慣化が大事だと、本を読んで感じたから

Problem:
・タスクが終わらなかった
 なぜ?
 ・特定のタスクが予想以上に時間がかかった
     なぜ?
         ・エラーが発生して闇雲に解決方法を試してしまった

Try:
・英語の勉強を継続する
・エラーが発生した場合は、エラー文をよく読み、情報を検索する。

一応まとめます

KPTWを使って、振り返り+深堀りを習慣化し継続していきたいと思います。

この振り返りをすると、以下のようなメリットがあると思います。

  • 言語化の訓練

  • うまくいったことの再現性が高まる

  • ノウハウの共有

慣れていないうちは、難しく考えすぎず、"なぜ"だけではなく、具体化や詳細化するくらいで始めてみるのも良いかと思います。

また、最初はなれなくて時間がかかるので、深堀りする項目数を少なく絞って、しっかり深堀すると慣れていきやすいです。徐々に慣れてくれば項目を増やしていくこともできるようになっていくかと思います。

自分の経験を言語化でき、他の人に自分の経験を意義ある提供ができるようになるので、ここまでお読み頂いた方はぜひやってみて頂けたら嬉しいです。

やってみて、うまくできたことや難しかったポイントなど、ぜひコメントでお待ちしております。

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