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サンダンス映画祭?トライベッカ映画祭?〈世界の映画祭特集!〉

こんにちは!
世界中のショート映画を配信しているサービス、SAMANSA
です!

今回はカンヌ映画祭の開催に合わせて、世界の様々な映画祭について
ちょっと寄り道してみたいと思います♪


多くのみなさんがご存知であろうベルリン映画祭やカンヌ国際映画祭だけでなく、SAMANSAの作品紹介文にも度々登場している

サンダンス映画祭」や「トライベッカ映画祭

などなど、日本ではあまり取り上げられない、
ちょっとマニアックな映画祭についてご紹介します。


いつものnoteとはひと味変わり、映画祭の紹介がメインとなってしまっておりますが汗、SAMANSAの受賞作品も合わせてご紹介しているので、
「何見ようか迷っているな〜」という方もぜひチェックしてみてください☺︎


映画は、鑑賞するのはもちろんのこと、
映画祭などのイベントも魅力の一つですよね。


ぜひこの機会に、世界の映画祭や短編部門について知り、
映画ファンの仲間に自慢しちゃいましょう!


[世界の映画祭一覧]

それでは早速、世界で開催されている映画祭をいくつか簡単にご紹介していきたいと思います!

まずは”世界三大映画祭”とも呼ばれている3つの映画祭です。

〈カンヌ国際映画祭〉

https://eiga.com/news/20210129/7/


フランス南部の都市、カンヌで毎年5月に開かれている映画祭。
毎年800社、数千人の映画プロデューサーやバイヤー、俳優などが集い、
世界各国の映画配給会社へと新作映画を売り込むプロモーションの場でもあるマーケットが併設されています。

特徴としては、「ある視点」部門などがあるように、
「独自性」や「商業性」が評価される傾向だそうです。

2018年には是枝裕和監督作品の『万引き家族』が、最高賞である”パルムドール賞”を受賞したことでも大きな話題を呼びましたね。

〈ヴェネツィア国際映画祭〉

photo by ASAC - La Biennale di Venezia


イタリア、ヴェネツィアで毎年8月末〜9月初旬に開催される映画祭で、世界最古の歴史を持つ伝統的な映画祭です。

また、もともと美術展の映画部門が始まりだったこともあり、
芸術性の高い作品」や「アート性」が評価される傾向があると言われています。

最高賞は、「金獅子賞(Golden Lion)」で、かつて、北野武監督作品である『HANA-BI』が受賞したこともあるそうです。


〈ベルリン国際映画祭〉

Photo by Martin Kraft https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Berlinale_2017.jpg

ドイツのベルリンで毎年2月に開催される映画祭。
難民問題を扱うなどといった、社会派映画が多いのも特徴です。

最高賞は、「金熊賞(Golden Bear)」で、日本映画としては、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』などが受賞したことでも有名です。


続いて、その他の映画祭を見ていきましょう!


〈サンダンス映画祭〉

(C)2015 Sundance Institute Photo by Jemal Countess

アメリカ西部、ユタ州のパークシティーで毎年1月に開催されている、
世界最大のインディペンデント映画祭

1985年に、映画監督でもあり俳優でもあるロバート・レッドフォードによって開始され、これまでに、スティーブン・ソダーバーグ、
クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲスなどを輩出しています。

オスカーに直結するような有名な作品や、
挑戦的で冒険的な作品を多く取り上げていることからも、
多くの映画関係者、並びに配給会社が集まる熱い映画祭となっています。

上映会だけでなく、監督や俳優とのパネルディスカッション、トークセッションなども開かれるんだそうです。


〈トライベッカ映画祭〉

https://openers.jp/lounge/lounge_movie/17706

アメリカ、ニューヨークで毎年6月に開催される国際映画祭。

2002年、”911からの復興”を目的に、俳優のロバート・デニーロらによって開始され、今や北米東海岸を代表するインディペンデント映画祭として知られています。

こちらもトークイベントなどが開催される他、映画部門だけでなく、
テレビ部門やVR部門、ウェブメディア部門など、様々なジャンルの部門を設けているのが特徴です。


〈ホット・ドッグス:カナディアン・ドキュメンタリー国際映画祭〉

Photo by Ludwing Duarte


カナダ、トロントで毎年4月下旬〜5月上旬にかけて開催され、
”ホット・ドッグス”の愛称で親しまれている国際映画祭。

1993年に始まり、北米最大規模を誇るドキュメンタリーの映画祭となっています。

世界の優れたドキュメンタリー映画の数々をたっぷり味わうことのできる、貴重な機会となっています!


〈釜山国際映画祭〉

https://www.konest.com/contents/spot_event_detail.html?id=30970


韓国、釜山で毎年10月に開催されている国際映画祭。
1996年に始まり、アジアを代表する映画祭として注目を集めています。

昨年2021年には、25周年を迎え、
『パラサイト  半地下の家族』のポン・ジュノ監督と、
『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督の対談なども盛り上がりを見せました。

近年ますます勢いを見せる韓国やアジア市場を中心とした映画祭は
見逃せませんね👀


〈フロリダ映画祭〉

Photo by David Lawrence


SAMANSAのドキュメンタリー作品、
『ザ・テーブルス』最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したこちらの映画祭は、フロリダで毎年開催されている国際映画祭です。

3つの短編部門(短編映画、短編アニメーション、短編ドキュメンタリー)で受賞した作品は、オスカー獲得の権利が与えられることも特徴です!


〈モスクワ国際映画祭〉

Sergey Rodovnichenko


ロシア、モスクワで毎年6月に開催される国際映画祭。

もともと1935年に、ソビエト映画15周年を記念し、
ソ連邦国際映画祭として開催されたのが始まりで、
ソ連邦時代は参加国数、作品数ともに世界最大の規模を誇っていました。

かつて、黒澤明監督の『デルス・ウザーラ』(1975)が最優秀作品賞を獲得したことなどでも知られています。


〈上海国際映画祭〉

(C)Shanghai International Film Festival


中国、上海で毎年6月に開催される映画祭。
1993年に始まり、日本映画が多く選出される映画祭としても知られているほか、日本特集や特別上映会なども人気を集めています!


〈SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)〉

Merrick Ales Photography


アメリカテキサス州のオースティンで毎年3月に開催される、
音楽や映画などの様々なフェスティバルを組み合わせた大規模なイベントです。

1987年にインディーズの音楽祭として始まったものが、
現在ではSXSWミュージック、SXSWフィルム、SXSWインタラクティブ、SXSWコメディという4つの部門にわかれて開催されています。

ハリウッド作品からインディペンデント作品、世界各国の様々な作品が上映されるなどし、オースティンの街全体で大きな盛り上がりを見せます。


と、ほかにもまだまだご紹介したい映画祭がたくさんあるのですが…

キリがなくなってしまいそうなので、
ぜひ気になった方は色々とチェックしてみてください!🙇‍♀️


こうして見ると、本当にたくさんの映画祭が開催されていますよね。

映画祭は、ただ映画を上映したり受賞発表をする場としてだけではなく、
監督やキャストの貴重なインタビューを聞いたり、
映画製作会社、配給会社が互いにやりとりをする大きなマーケットとしても機能しているんですね!


また、SAMANSAで配信している映画祭受賞歴、またはノミネート歴のある作品を以下にまとめてみました♪

クオリティの高いショート映画を楽しみたい!という時に参考にしていただければ幸いです🙌

[ SAMANSAの受賞、ノミネート作品一覧]

・カンヌ国際映画祭
受賞『ラブ・カムズ・レイター』
ノミネート『ニュー・ビギニング』

・トライベッカ映画祭
ノミネート『パーフェクト・デイ』

・サンダンス映画祭
受賞『ホットドッグ』
受賞『ダーティ』

・オースティン映画祭
ノミネート『アッシュ』
ノミネート『パズル』

・フェニックス映画祭
ノミネート『アッシュ』

・ブリティッシュ・インデペンデント映画祭
受賞『パズル』

・SXSW
受賞『ダーティ』

・フロリダ映画祭
受賞『ザ・テーブルス』

・バンクーバー短編、国際映画祭
受賞/ノミネート『ザ・カメラマン』

・釜山国際映画祭
ノミネート『ザ・カメラマン』

・カンヌライオンズ
受賞『ゲーム』



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