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坂道シリーズの歌詞考察

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乃木坂46、欅坂46、けやき坂46、日向坂46、櫻坂46の歌詞考察です。
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2023年7月の記事一覧

ずっと 何も届いてない【日向坂46 ガラス窓が汚れてる 歌詞考察】

ずっと 何も届いてない【日向坂46 ガラス窓が汚れてる 歌詞考察】

教室の窓は何故だかいつも汚れていて
僕はそれが気になるから授業に集中できない。

授業=現実の言い換えであるとすれば、
ガラス窓が汚れてる=言い訳だ。

大人たちは、それならおまえが拭けばいい(言い訳ばかりしてないで現実を見ろよ)と綺麗事ばかりを言ってくるが、拭いて綺麗になった陽射しの向こうに見える景色(現実)にそもそも期待はできるのか?

やる気のない3年生たち(キラキラしてない未来)が
報われ

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何を聴いていたかではなくて聴きたくない 何かあるんだろう?【櫻坂46 風の音 歌詞考察】

何を聴いていたかではなくて聴きたくない 何かあるんだろう?【櫻坂46 風の音 歌詞考察】

君は授業中に席を立って教室の後ろのドアから正々堂々出て行く。
それに教師は気づいていないか、諦めているのか注意をしない。
そんなとても映像的な歌詞から始まるのだが、この既視感の正体は「10月のプールに飛び込んだ」の世界観に似ているからだと思う。

10月のプールという二律背反な言葉の組み合わせで表現しているのは「青春」か「人間」か、それとも主人公の僕が確かめたかった「自由」なのかは分からないが、1

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