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左間右郎
2022年3月29日 21:24
青春とは二律背反(アンビバレント)な状態だ。そう定義しているかのように秋元康は相反する言葉の組み合わせで青春を表現している事が多い。「10月のプールに飛び込んだ」「何度目の青空か」「広げられない傘を持ってる」「無理をして微笑む幸せなんていらない」「迷うことなくどこを目指してるんだろう」「このまま100年待てばいいことあるかもね」「独り占めしてたはずの不眠症が私だけのものじゃなくて
2022年3月28日 22:39
広げられない傘とは何なのか。それは、二律背反な気持ちだ。どっちつかずの、自分からは行動ができない臆病な気持ち。そんな等身大の気持ちを歌ってるのがこの歌だ。五月雨式にだらだらと続く君への好意。その「好き」という雨が降り続いている中、もう諦めてしまおうと、雨を避けようとして傘を持ってはいる、が広げられない。やっぱり君に会いたい。自己完結であり、終始葛藤。シーンの転換はあまりない。ずっ
2022年3月13日 19:20
「君の名は希望」は実に乃木坂46らしい楽曲だ。何故なら「自己完結」だからだ。「透明人間」という象徴的な言葉を使い、この主人公である僕の、まるで存在しないかのような生き方、そして、君という希望に出逢ってこの世界は美しいかもしれないと感じ前を向く。だが、その君という希望はただ転がってきたボールを無視していた僕がそのボールを拾うまで待っていただけだ。その以外の行為は描かれていない。なのに、