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40歳ガチ婚活(20):アプリに比べて、相談所の安心感ときたら。

相談所での婚活の安心感はハンパない。

アプリで出会う時のあの「既婚者かもしれない」という疑いの解消作業をしなくて済む。
「結婚願望がないかもしれない」
「子供についてはどう考えているんだろう」
とかいう確認作業もいらない。
土日にちゃんと会えるか、突然電話をかけても出てくれるか、相手の名前をネット検索にかけて何か有力な情報がないか調べる。
ニコニコ愛想を振りまいて楽しくしているようで、実は裏ではそんな確認作業を怠らないのだ。

でも相談所なら、みんな結婚願望はあるし、既婚者でもないし、あらかじめ知っておきたい情報はほとんどプロフィールを見ただけで分かる。

この安心感って婚活において何にも変えがたいことだ。
出会えるかどうかはさておき。

とはいえ最近周りの友人の出会いや結婚は、ほぼ100%と言っていいほどアプリだ。
結婚相談所を休会している間も婚活をしていないと心が落ち着かないから、最近2ヶ月くらいアプリをやっていた。

何人かとメッセージを続けていたけれど、結局会うことになった人は一人。
お茶してきた。

カフェで先に席を取っておいてくれて、わたしは数分あとから合流。
都内のマイナーなカフェだけれど、偶然にもわたしはすごくよく行っていたお店。
着いてみるとレジには行列ができていて、コーヒーを買う前に挨拶だけまずはしようと思って席に行くと、わたしの分のコーヒーまで買ってくれていた。
そんなスマートなことされたことがなかったので、とても感動してしまった。

話題に困ることなく、2時間くらい話して解散。
会話中に、人見知りとかしないしよく話すから話しやすい、みたいなことを言ってくれた。
わたしって飛び抜けた能力とかがない平均人間なんだけど、やっぱりコミュニケーション力だけは生まれ持った才能なんだなと感じさせられる。
だって、何も意識せずいつものわたしのままで話しているだけなんだから。
職場でも、きっと他に何も見当たらないのだろう。みんな見事にコミュニケーション力だけを褒めてくる。

初めて会った人から褒めてもらえたり、何も意識しないでうまくできることって、きっとそれは自分の才能なんだろうな。

次は食事に、というお誘いをもらっているんだけど、既読スルーしちゃってる。
身長がわたしより低かったっぽいし、じっくり付き合ってから結婚したいみたいだし、お金遣いがちょっと派手そうだったし、既婚者かもしれないし、次誘われたお店がすごい遠いし。

いますぐ結婚したくてたまらないのに、婚活めんどくさってなっちゃった。


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