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「置かれた場所で咲きなさい」は、何回でも読み返したい。

これを読んだあとすぐ、心が少し綺麗になっているような気がした。

置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない。人間と生まれたからには、どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせようと、決心することができました。
置かれた場所で咲きなさい / 渡辺和子

これこれ。
わたし、他人の言動で幸せになったり不幸せになったりしてる。
相手の反応ばかり気になって、人付き合いに疲れることが多々ある。

目の前の幸せにちゃんと気がつけるとか、毎日を大切に過ごしているとか、笑顔でいられているとか、心にゆとりを持っているとか、そういう自分自身の状態が大事で、それを大前提にして受け取る周りの色々なことを、どう捉えるかが幸せとか不幸せとかの指標になるのだ。

他人の言動なんて関係ない。
自分の状態を良くしておけば、そんなに苦しいことって実は少ないんじゃないかとさえ思えてくるし、たとえ苦しいことがあってもなんとかなるような気がする。

「幸せは自分の心が決める」ってよく聞く言葉、本当にそうだと思った。

何もできなくていい。ただ笑顔でいよう。
笑顔でいると、不思議と何事もうまくいく。ほほえまれた相手も、自分も心豊かになれるから。
置かれた場所で咲きなさい / 渡辺和子

笑顔でいれば自分が気分が良いし、笑っている人とムスッとしている人だったら、そりゃあ笑っている人の側にいたい。
そんな当たり前のこと、誰しもが分かっているのにどんな時も笑顔でいることって、すごく難しい。

素敵だなと思う人を思い浮かべてみると、やっぱり浮かんでくるのはその人の笑顔。

きっと誰にでも苦しいことや辛いことってある。
でもそれを外には出さずに糧にして、笑顔で跳ねのけて、そういう人だからこそ外に放つものが輝いて見えるのだと思う。

そんな人になれたらいいなぁと思ったら、見知らぬお店の人にも、ちょっとウッとなる職場の人にも、笑顔で接することができるような気がしてきた。

日常生活は色々と大変で、すぐやさぐれそうになるから、そんな時にはこの本を何度でも読み返してみよう。


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