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1ヶ月経過: 未経験エンジニアとしてSESに就職し、客先常駐し始めた話

はじめに

はじめて目にする方ははじめまして。
継続して読んでいただいている方はお久しぶりです。

今年の1月から2月の2か月間で東京都のデジタル人材育成支援を利用してプログラミングを勉強していた。
3月転職活動が終了し、3月下旬からSES企業に未経験エンジニアとして採用され、4月上旬からお客様先でSIerとして仕事をしている。

久しぶりに備忘録としてnoteを更新しようと思った。
未経験エンジニア(N=1)ではあるが情報収集されている方のお役に立てると嬉しい。


1週間目

面談が終了して1週間後。お客様先に派遣されることが決定した。

当日になると、営業の方と一緒に入場(お客様先で働きだすことを入場というらしい)するはずだったのだが、営業の方が体調不良で一人で入場することになる。

ちなみに私の就職したSES企業は以下の感じである。
親会社の親会社がまぁまぁ大きい企業でちょっと前まで上場していて、さらにその親会社が大企業。一番大本の親会社(曾祖父会社?)はいろいろなことをしているようだ。親会社の親会社(祖父会社?)がSIer、親会社もSIerをしている。
「親会社に就職する」求人内容であったので、求人内容どおりであった。

まず、配属部署の部長からオリエンテーションがあった。
使用できる給湯器や自販機、冷蔵庫、電子レンジ、プリンターの紹介を受けた。
次に、貸与PCの到着が2週間後であること、席の決定も2週間後ということを聞いた。
最後に今後配属される案件の説明を受けた。案件①と案件②、案件③と三つ言い渡された。
とりあえずメモを取ったが、全然理解できなかった。困った。とりあえずスケジュール感と締め切り、最終的にどこまでできていればよいか、優先順位だけはしっかり押さえた。

最初の一週間は優先順位が高いものの勉強を進めた。

前職と仕事の進め方が全く異なるため、戸惑うことが多かった。
同じSES企業で働いている先輩も親会社にいたので、仕事の進め方やなんかいろいろ聞いた。とても助けてもらったと思う。何より、先輩がいる環境に飛び込めたのはラッキーだと感じた。

2週間目

リーダーの方と面談をした。
組織図的に部長の配下にリーダーがいる、というような感じらしい。
リーダーの方はとても冷静で、合理的な考えを持つ、言語化能力の高い人、という印象を受けた。ちなみに女性である。かっこよさと可愛らしさのある魅力的な人だと思う。

前職は何をしていたのか、”未経験”といっても「どこまでできて」「どこまでできないのか」をすり合わせをした。
わからなかった案件①、案件②、案件③についてもう少し話とスケジュール感を教えてもらった。

どうも案件②のスケジュールがタイトそうだったので、優先順位を変更してとりあえずそちらの仕事を進めた。

案件②の内容をざっくりいうと、他社の仕事で詰め切れなかった部分を拾った仕事、という感じだった。私の仕事内容は「スクリプトの調査」だった。

「調査」ってなんやねん。

ということで、具体的に何をしたらいいかを教えてもらいながら仕事を進めた。
「これはヒントを出してもらってるな〜」と思いながら進めた。
進捗報告がほぼ毎日あり、自分からも「見てもらっていいですか?」と声をかけた。
進捗報告のやり方もわからなかったので、とりあえずパワポで資料を作り、

・前回概要を理解しました
・こんな感じに進めようと思っています
・今ここまで進みました
・ここで困ってます

みたいな形で報告した。

最終的に既存のロジックが変なことが分かったので、クライアントに確認することになった。


3週間目

現在は案件②の勉強を開始したところである。

「手作業の自動化」が仕事内容であり、その背景に即したバックグラウンドを推定して模擬システムを作ってみる、というお題が出された。

前回同様に進捗報告が毎日あるので

・こんな感じに進めようと思っています、いいですか?
・今日はここまで進みました
・今はここで困ってます

みたいに報告している。
進捗報告はだいたい30分。在宅が週2回ほどあるが、その日はTeamsを使用している。

先日少しうれしいことがあった。
こんな感じで進捗報告を進めて仕事を進めていたら、「これは褒めているんですけど、、、」といつも冷静で必要なこと以外口にしなさそうな「The プログラマ」みたいなリーダーが「進め方について合意を取りながら仕事を進めようとする未経験の方はほとんどいない、前職で何かリーダー経験はありますか?」とほめてくれた。

めちゃくちゃうれしかった。本当にうれしくてこれで一か月くらい生きていかれるなと思った。嬉しすぎて少し廊下に出て5分くらい散歩をし、クールダウンした。

ちなみに前職では配属2年目にしてマネジメントを意識して仕事せざるを得ない期間があった。
その年の初めに配置転換により20歳年上の後輩を持ち、後輩がやっと仕事に慣れた半年後に唯一の上司が体調不良で3ヶ月ほど休んだりペースを落として仕事をする、という事態に直面した。

後輩に仕事を教えながら、仕事にかかる人手と時間を見積もって、足りない人材を課長に手配してもらえるように掛け合った。
空いた時間でマニュアルも作成して教える時間も短縮できるように努めた。

あの時は限界の1.5倍くらい働いていた気がする。(しかもプライベートの色々も重なり、研究発表も重なった気がする)
今までの経験が活きているのかも、と思った。

とはいえ、前職はちょっと頑張りすぎたと感じているので、今回はバランスとりながら仕事ができたらいいなと思っている。


問題点

家事との両立が困難になってきた。エネルギー不足を感じる。
そして運動する時間が取れない。通勤時間を運動にすり替えようと思っている。
基本情報の勉強もしていたが、時間を取れなくなってきた。
タスク管理が課題。
結婚式の準備も積みあがってきた。やばい。

タスク管理にnotionを使いだした。
私生活も仕事もタスクとしてすべて見える化する、ということを最近試している。結構よさそうなので、あとはタイムマネジメントがポイントかな、と思っている。


おわりに

N=1の話はこんな感じである。

久しぶりに仕事をしだしてとても楽しい。
専業主婦をしていたころは頭がぼんやりとした日も多くて困っていたが、最近は考えがまとまることが多くなってきた。仕事はボケ防止によさそう。

ただ、もともと仕事大好き人間なので、仕事が抜けた自分にも自己肯定感を持たせてあげたいと思う。何か趣味みたいなものが見つかるといい。
仕事がなくても私は私だと、言えるようになりたい。

最近はアニメにはまっている。
頭空っぽにできるから「ちいかわ」はいいぞ。

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