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東京都デジタル人材育成支援を卒業してSES企業に就職した話

はじめに

今年の2月末まで東京都デジタル人材育成支援に参加していた。
3月に入って転職先に勤め始めたので、そのことについて書こうと思う。
個人特定されそうなことは書いていないつもりではあるけれどもしかしたら消すかもしれません。。。(笑)

どんな会社?

SES企業である。
未経験なのであまり選択肢がなかったのが本当のところである。
ポートフォリオとか作ってないから自社開発は初手では難しいだろうと判断したのもある。(働きはじめてから自己研鑽のために作ってみようと思っている。)

とはいえありがたいことにいくつか内定が出たので悩んだ。
最終的には以下の2か所で悩んだ。

1.面接の人当たりは良いが給与は低い
2.面接の人当たりはそんなに良くないが給与は高い

差は100万円だった。
前職は人当たりを重視して年収を犠牲にしたことにより、働いている間中なかなか後悔をしていたこともあったので、同じSESでも提示給与が高かった2の方を選択した。
結果的に残業込みであれば前職よりも年収が上がりそう。
未経験で採用されたので年収が下がることを想定していたが、もし前職よりも年収が高かったら普通にうれしい。
面接は人当たりいまいちな印象だったが、実際働き出してみるとおだやかな人が多い印象。ひとまず安心している。
ちなみに最初のお客様のところも系列のとこなので雰囲気穏やかそう…案件によるかもしれない。

どんな感じ?

入社して1週間ほどはweb形式での中途入社者向けのセミナーをひたすら受講していた。今は基本情報技術者試験の勉強をしている。国試前を思い出す勢い。

それから、協力会社の面談に行った。
おそらくそこで働くことになりそうな気がする。
営業の方と2人で行った。面談は「人が多いフランクな面接」という印象。
営業との打ち合わせで「具体的に○○という言語をやりたい、というスタンスはおすすめしない」的なことを言われたので、それを参考にして「どんな言語でも頑張りたいです」的なことを話したら好印象だった。

面談は個人のポテンシャルと案件との相性を見ているような気がした。
抱えている案件はバラエティ豊かそうであったが開発は少なそうな印象。
レガシーな技術に関わることも多いようなのでどんなもんかしら、と思っている。
モダンなものに関われたらそれはありがたいと感じるが、それでいて前職のように激務になってしまうのは私の求めている働き方ではないような気がする。
モダンなものに触れるのも大事だとは思うが、レガシーな技術にニーズがあるのならそのニーズに応じていくのも大切だと思う。
色々考えたが、とりあえず未経験なのでフットワーク軽くどんな業務でも楽しんで取り組みたいと思っている。

入社して驚いたこと

・当たり前だけど前職とのギャップが大きい
こんなにゆるゆるとしていて前職よりいい給料だと思うと職種選びは重要だと感じる。新人期間限定かもしれないけれど。

・資格手当がある
前職ではなかった。手当があるとモチベーションにつながる。

・研修はやや放置気味
前職は新卒だったため研修がそこそこ手厚かったような気がする。ただ、医療職の研修はそんなにビジネススキルを要求されるものではなかったので、ビデオ講習は改めて勉強になった。

・SESのビジネス形態が気になる
入って驚いたことはほかにもたくさんあるが、SESのビジネス形態ってなんだろう???と思う部分が多々あった。どうやって利益をだしているんだろう???確かに自社開発や直接請けだと派遣先に支払う部分がなくなるのでとっても儲かる気がする。マトリョーシカ請けが常態化しているIT業界そのもののビジネス形態もなかなかな印象だし、おそらくその背景になる起業家がITに詳しくないので自社のIT部門が手薄というのが日本のIT化が遅れている原因なのでは……???とまぁ色々思うところはあるが、入社してみないと業界の雰囲気などわからないことも多いので、新しい環境を知れたことに面白みを感じている。

(ちなみに医療業界はIT化からかなり遠い印象がある。医療技術も新しいものがどんどん出てきているけれど、技術とそこで働いている人を繋ぐ間の人材が不足している印象が強い。どこの業界も似た感じかもしれないが。)

おわりに

働き出しての所感はこんな感じである。
久しぶりに「決まった時間に決まった場所に行くライフスタイル」を楽しんでいる。また、服装はオフィスカジュアルでいいのだが、しばらくスーツで出社しているのも楽しんでいる節がある。
今のところ特にすごく不満なこともないので(前職では割と早めにしんどくなった)まずまず、といった感じである。
時々振り返りながら長く働けるといいなと思っている。

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