死にたくないけど生きる自信もない

こんにちは。
ayです。

人って生きてると簡単に「死にたい」って口にする瞬間がありますよね。

私が最近聞いたその言葉は誰かが軽々しく口にした言葉じゃなくて、その人がずっとしまってた言葉が何かの拍子にこぼれてしまったような感じでした。

「死にたくないけど生きる自信はない」

どういうことなのか、自分の中で理解するのに少し時間がかかったのですが、その人と向き合ってみたら

それってつまり、

この世界は生きるには十分素敵な空間だけど、自分にはこの世界を生きていけるほどの素敵さがない、相応しくない

もしくは

世界や自分に失望して、果たしてこの先この世界で生きていけるのか揺れる線の上に留まっている

そんな感じかなって気がしました。

その人は以前も私に「死んでしまいたい」と口にしたことがあります。

その当時心が揺れに揺れていて、お酒を飲んだ勢いで道路を走るバスの前に飛び出そうとしたことすらあると。

その時は思い留まって知らないうちに道路に座り込んで震えながら泣いていたと。

それからずっと心の中に重いものがあって、出てくるときに出てくるんだそうです。

いつもは天真爛漫、無邪気、そんな印象のその人の中にそんな部分があるなんて、きっと誰も思いもしないんだろうな

そしてその人は誰しもが持つ自分の印象を壊すのが怖くて、ずっと自分の中にしまっておくことしかできないんだろうな

そんな気がしました。

私にそんな姿を見せてくれるその人を少しでも労ることが、支えることができる人間になりたいと思わされました。

なんだか少しだけ重い話になったなあ。
明日いい天気だといいな。

では。