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兼業主夫というのは意外と良い その2

折角、夫婦でバランス取りながら暮らしてきたのに、

コロナ禍で夫が在宅勤務になりバランス崩れた我が家。日本でもこんな家は多いんじゃないかと思いますが、私たちはここで切り替えました。

専業主婦歴も長かった私の方が外の仕事に復帰。
そして夫が兼業主夫に。

最初は心配でしたよ。日本だろうがアメリカだろうが、いまだに女性ばかりが小さい頃から当たり前のように家事スキルを積まされる傾向はあるじゃないですか?特に昭和な日本で育った私みたいなのは。これ性差じゃないからね。社会がそうさせてんの。夫はそれでも割とできる部類の方ですが、ちょっと怖いなというのは正直ありました。

そして…案の定、最初は内心不満でした。笑
トイレ周りの汚れとか、洗濯のシミ落としとか、台所の油汚れとか、それをここにそういう置き方したら危なくない?とか。でもあまり文句を言わないでいました。そういうのは私が家にいる時にやればいいし。

そして2022年の今。
家事完璧。食事も作り、洗濯もし、掃除も片付けもちゃんとしています。むしろ私の方がダメ出しされてます。笑

そしてそこに自信が生まれているんです。

子供の学校や教育の事に自らが動くようになりました。子供も大きくなり、学校の手続きや事柄も複雑化し、私にはすぐに理解できない事も増えてきました。この国で育ってきた夫が中心になってくれる方がずっといいです。習い事の送り迎えも、アメリカですから正直私が夕方に行くにはちょっと怖いところもあるんですよ。柔術習うのに柔術をマジで使わないといけないかもしれない環境というね。
本格的過ぎるだろと。笑
こういうのに夫が一緒に行ってくれるのは助かります。

更には仕事の効率も良くなったんです。
リモートサラリーマン職も副業の自営の方も。

私が家でチョロチョロしているより、両方ともに集中できるようです。家事が息抜きになっているみたいで。スーパーの買い物が楽しいっぽいです。しょうもないジャンクフードも買ってきてしまいますが、もうそれはオッケー!

口から火が出るロマンチックディナー

通勤が無いので普段着で、お昼含めて8時間労働なので、実質7時間労働。いいわあ。

一方、私は朝7時に出掛けて帰ってくるのは6時過ぎくらいです(片道1時間運転)。身支度なども含めれば12時間くらい仕事に使っているわけです。こうやって記事書いたり、趣味に時間を費やしたりもしますが、そこから副業もしますので1日の時間が足りない状態です。

でもですね。
40代後半だというのに余裕なんです。
月曜日が全然嫌じゃない。

これは個人的な意見ですが、40代から更年期に近くなってからもパワーアップしていく系の女性結構いません?たぶん今までできなかった事が自由化されてくるお年頃。

一方、男性の方はこのお年頃になると、いわゆる「ミッドライフ・クライシス」のような、色々と見直す時期に差し掛かってくる傾向があるじゃないですか?「あれ?」って。

もしかしたら兼業主夫化は、この辺の年齢の夫婦間の「あれ?」を埋めるのに丁度良いんじゃないかと。

つまり、夫婦で同時にバリキャリってわけにいかなくても、常に1.5馬力くらいで中高年までやっていける設定の社会ってのが、ちょうど良いんじゃないかなと。

こういうのもね。
障がい児子育てだったからこそ辿り着けたのはあるかな。

というわけで、若者の皆さん。
心配しすぎず、工夫すればどうにかなりますよ。
という話でした。

さてと、更年期で柔術でもやるか。笑

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