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遊んだら 適応障害が良くなった

適応障害とかパニック障害とか、そういうのと仲良かったわたし。

(不本意だけど)


そんなわたしは、自分を心地よくお手当したり、楽しく遊ぶことがとても下手だった。

トイレや空腹を我慢したりと、あまりにも禁欲的に生きて「なにがたのしいんだっけ?」ってなったり。

「なんでそうなったの?」

と訊かれたら、「生まれつきの性質……?」と答えてしまう。

禁欲を捨てる。

「自分のお手当をする」許可を自分に与えなければならない。

そうじゃないと、なんちゃら障害と、もっとお付き合いしなきゃならなくなる。


この一年、五感を使って快適に暮らすことに、フォーカスしてきた。

そして、「やりたいことをする」。

これがまた難しい。

「やりたいこと」がほんわりして、掴みづらいからだ。

(かなり人間としてやられてるよね!)

「やりたいことをやって」と言われたら、「やりたいことが分からない」と答えちゃうわたし。

人間としてのギアを取り戻すべく、快感と楽しさを求めて、四苦八苦した。

というか、こういう状態だからこそ、なんちゃら障害になったんだよね。


というわけで、今までの禁欲生活で余っていたお金で遊んだら、なんだか心身の調子が良くなってきた。

慎重に事は進めているけれど、それにしても、ここ数年と比較しても、なかなか状態は良い。

常に付きまとっていた不安感とか、発作の気配とか、そういうのが順調になくなってきているのだ。

薬は飲んでいない。

カウンセリングは、電話で月に2回。

あ、でも、かなり真面目に自分のことは考えてる。

あとは、ずーっと家にいて、ネットで遊んでた。

まだ家にいたいから外に出ないけど、なんか……人間ってこういう生き物なんだよなあ、と思えて仕方がない。


"今"をどう生きるか。

"今"を無視して、"未来"に生き続けてきたわたしは、何も感じれなくなってしまっていた。

だから、感じることを思い出したら――


なんちゃら療法とか、お薬とか、そういう問題じゃなくって、

多分、自分の人生をどう見つめて、今をどう生きるか。

そういうことなんだよなあ、と思って、今日も自分をあらゆる方向から甘やかしてる。

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